パッケージ
中身がむき出しのパッケージ。流石に３度目となると特に言う事が無い。今回のバリケードの変形パターンはバタンとチェンジという名称が与えられています。この辺のロストエイジシリーズから引き継いだ変形パターン名称、地味に好きです。あと今作はロストエイジの様に変形パターンが複数のキャラで共有されてると言った事が無く、全キャラ別々の変形パターンが与えられていると言うのが好印象。

ビークルモード
パトカーに変形。デラックスクラス版同様に劇中とは違う、オリジナルデザインのモノになっています。塗装の少なさが非常に目立ち。窓は良いとしてもライトの類まで未塗装なのは寂しい所。パトランプが塗装されているのは良いのですが・・・。青みががったボディですが、コレは劇中と同様。映画ではもうちょっおメタリックブルーって感じでしたが。

他のキャラクター同様に、ボンネットにはサイバーファイアペイントが施されているのでブラックライトを当てると炎の模様とエンブレムが出現。どうやら国内でもドランゴンストーム、販売予定があるらしい・・・。

横から。
POLICEのペイントや「To punish and enslave(罪人を罰し、服従させよ)」も無し。ちょっと今回は塗装の省略っぷりがいくらなんでも目立ちすぎている感じが否めません。

トランスフォーム！ボンネットとバンパーの間に指を入れて、車体裏後部に引き下げるとパーツが連動してロボットモードに変形！派手にパーツ移動をするので「今何が起きた？」とついつい何度も変形させたくなってしまいます。

変形動画。両形態共にカチッとハマるのが気持ちいい。変形の始まりと終わりでカッチリと固定され、そのパーツがハマる感触が気持ちよく伝わってくるのが病みつきになります。

ロボットモード
やや縦長気味なプロポーションのロボットモード。背中に結構な量のガワが行っています。胸のボンネットはダミーで、ビークルモードの後部を構成していました。黒っぽく、モールドも多いのですが、ロボットモードでも塗装が少ないのでごちゃごちゃしていてやや解り辛く、勿体ない。もう少しどうにか出来なかったのだろうか。腕に装備しているガトリングは回転可能で、右腕にはスタンガンのモールドがあったりと小さな拘りが感じられて良い。

正面
無情な暗殺者でディセプティコンの兵士のバリケード。彼の最大の武器は彼が変形に用いる警察車の姿であるかもしれない。一作目で初登場し、途中から行方不明になっていたディセプティコン。今作ではメガトロンの指令で隠密行動をし、彼に情報を与えていた。

フェイスアップ
コンセプトアートを元に作られていた為か、顔の造型は劇中とは結構違います。

デラックスクラスのバリケードと。こうして比べてみるとやはり塗装の省略が目立つ。ロボットモードではマッチョな体系のデラックスクラスとホッソリしたスピードチェンジで対照的な体系。そして腕の白いペイントがデタラメである事も伝わってしまう。膝とかに塗って欲しかった。

アドベンチャー版プロールと。同じワンステップ系パトカーですが、白い善のパトカーと黒い悪のパトカーで対照的。

１作目からなにかと対峙する事の多いバンブルビーと対決！お互い腕しか動きませんが、そこは想像力でカバーしよう！

先述の通り、可動は腕が上下するだけ。右手は５ミリジョイント対応なので武器を持たせられます。

以上、「スピードチェンジ バリケード」でした。塗装が極端に少ないのが気になりますが、ウリである変形ギミック自体は非常に面白く、カッチリした変形と何が起こったのか一瞬解らなくなる動き等、スピードチェンジシリーズではこのバリケードが一番変形が面白いと思いました。モールド自体は非常に細かく、全身に彫られています。それ故に塗装の少なさが余計目立ってしまっている感じでしょうか。スピードチェンジ全体の中でも、変形の楽しさはトップクラスですのでスピードチェンジで何を買うか迷っているのでしたらオススメしたい一品。