パッケージ
ボットコン限定モノにしては珍しく透明では無く黒の袋で、印刷もカラーでしっかりしてあります。裏面はシンプルに白で印刷
セット内容としては、メインアイテムのボックスセットに入っていた五体のフィギュアをクレオン化したモノとなっています。


説明書は紙っぺら一枚で細かい組み立て指示は無いです。2013年のセットは簡単なので問題無いですがコレクターズクラブ関連のKRE-Oはすべてこの仕様なのでモノによっては組み立て方が解らない、なんて事に。



オブシディアン
元ネタはビーストウォーズリターンズ(ビーストマシーンズ)のキャラクター。
リターンズではデストロンでメガトロンの部下でしたが、今回はオートボットとディセプティコンの同盟チームのメンバーとして参戦。ジアクサスの造り上げたクローン軍団に挑みます。
ボックスセットのモノは紺色でしたが、クレオンは黄緑色。ボックスセット版も最初は黄緑色の予定だったのが紺に変更した際、クレオンでは変更前には既に生産してしまったとか、そんな理由で間に合わなかったとかそんなんじゃないかと思います。KRE-Oはオックスフォードと言うハズブロとは別のメーカーも関わっているのでその辺も関係するかも。
頭部はあんまり似ていませんが、黄緑色のプロール型ヘルメットってのは面白いし、腕に取り付けられたプロペラのおかげで雰囲気は出ていると思います。ちゃんとボックスセット版に合わせて銃も二丁付属。　


プロペラが大きすぎるので可動はちょっと制限されます。マイクロチェンジャーズみたいに変形したりとかはありません。



ストライカ
オブシディアンと同じく元ネタはリターンズのキャラ。こう見えて女性キャラ。
ガスマスク？でボックスセット版の見た目を良い感じに再現。胸の砲がペイントだけで済まされちゃったのが残念。ペッタンコです。
腕にキャタピラを付ける事でボックスセット版とは配置が違えど「戦車に変形するヤツなんですよー」感を出していてgood。コレは変形しないけど。


クレオン版オリジナル要素のゴーグルは開閉可能。


ポージング。ヘルメットのタンクが背中まであるので頭は回らないです。


手持ちのパーツで胸に主砲を追加してみる。胸のペイントがちょっと隠れてしまいますが良い感じ。



ホイスト
オートボット所属。
元ネタは1997年に海外の玩具店ケイ・ビートイショップ限定で展開したシリーズ、マシーンウォーズ。BOTCON2013のテーマ自体もマシーンウォーズです。
ホイストだけど真っ黒なのでどちらかと言うとG1トレイルブレイカーっぽいですね。胸のペイント等、似せようとしている感じは伝わります。


ボックスセット版のホイストはエレクトロンと同型だったので頭部がイマイチ元ネタの1997版に似てないと言う難点がありましたが、クレオン版は目がバイザー状だったりとむしろコッチの方がホイスト的には近かったり。


装飾がタイヤ位しか無いので干渉する事も無く普通に動かせます。


バトルチェンジャーズ版ハウンドの銃がボックスセット版の方の武器に形状が近かったりので持たせてみる。



メガプレックス
ジアクサスが作り出したメガトロンのクローン。他のクローンTFのリーダー的存在。こちらもマシーンウォーズが元ネタ。何故かヘルメットがクリア仕様。メガトロンのクローンらしく融合カノン砲も付属。さらに剣も所持しています。


背中の羽で腰が回らない以外は特に問題無く可動。



スカイワープ
コチラもジアクサスによって作り出されたクローンで同様に元ネタはマシーンウォーズ。こっちも何故かヘルメットはクリア。
なんだか目玉焼きみたいな色です。
ボックスセットのスカイワープは脚に大きな羽が付いている感じでしたが、クレオン版は背中に。コミックでは1997年版マシーンウォーズスカイワープを大量に引き連れているコマンダー的立ち位置のキャラでした。



さらにワープする瞬間をイメージした下半身が付属。付け替える事でワープを再現出来ます。ボックスセット版はパーツの一部がワープをイメージしてか、クリアパープルになっていたのでそれを意識して紫で塗装されたモノとなっています。


可動はメガプレックスと同じく羽で腰が回らない以外は問題なし。実はメガプレックスとスカイワープは武器とヘルメットが違う以外は構造は同じだったりします。



クローンとオリジナルのクレオン比較。オリジナルはカプセル版です。メガトロンとスカイワープでクローンとオリジナルの位置が左右入れ替わっちゃいました。トホホ
メガプレックスは元ネタのマシーンウォーズ版は顔がメガトロンと同じでもうちょっとメガトロンぽかったのですが、ボックスセット版は頭部がベースのドレッドウィングと同じだった為、クレオンもそちらに合わせた仕様の様です。
スカイワープは正反対のカラーしてますが、コレは元ネタのマシーンウォーズもこのカラーだから。でも正直、マシーンウォーズを知らない人が見てもコレスカイワープって解る人は少ないでしょうねー。


クローン軍団には他にもスタースクリーム、サンダークラッカー、サウンドウェーブのディセプティコン主要メンバーのクローンもいました。他にも後からサンドストームやプロール、ハブキャップ等1997年のマシーンウォーズで登場したキャラのクローンが登場しました。


オートボットとディセプティコンの同盟までオブシディアンのチームは他にもエレクトロンやリジェ、サンドストーム(後にクローンと判明)等がいました。ミラージュもマシーンウォーズで発売した際のカラーをイメージしたモノでしたがクレオン版は存在しないので通常カラーで代用。オートボット一人と心細かったホイストも安心！マシーンウォーズからの参戦キャラはだいたいクローン軍団として登場したのに、ホイストとミラージュはクローンじゃ無いオリジナル本人ってのが紛らわしい！


2013年から登場したボットコン限定クレオン。高額なボックスセットのキャラをお安く揃えられるというのが魅力的。初めて手に入れたいボットコン限定品というのもあり結構気に入ってます。単純にクレオンとしてもあの手この手で似せようとしているのが分かり面白いです。他にも2014、2015に出たモノやコミコン限定セット等もあるのでいつか手に入れたい・・・！