パッケージ中身の見えるウインドボックスタイプ。表の「
驚異のスーパーポーズ変形メカ」の文字が表す通り、可動を意識した初のシリーズでポーズの付いた状態で収納されています。
裏面にはテックスペックが書いてあります。説明書の裏面もコミックになっていたりと玩具オリジナルシリーズなりに頑張っている印象。総司令官にしては勇気が8だったり他の司令官と比べちょっとスペックが低め?
ビークルモードミサイルトレーラーに変形。コンボイにしては珍しく攻撃的な乗り物です。でも色はあんまり兵器っぽく無い。左右にミサイルを装着する事が出来ますが、先端が干渉してしまうので前後逆にした方が良いかも。
サイドから。手持ち武器のレーザーライフルも砲台に取り付け可能。窓はクリアパーツでタイヤはメッキ加工されていたりとなかなか贅沢。砲台は上下に角度を付ける事も可能。
G2は可動と同時にこの時期でしか見れない様なユニークなギミックを搭載したモノが多く、このコンボイはちょっと変わったミサイルギミックを搭載。
後部に収納されているポンプを取りだし、砲台にミサイルをセット。ポンプを叩けば空気圧でミサイルを発射!しっかり叩かないと飛びませんが、結構面白いです。ちなみに説明書によればげんこつや足ではなく手のひらでポンプを叩く様に書いてありました。最初、説明書読まずに遊んだから拳でやっちゃったよ。でも海外のCMでは普通に拳でやってたから良いよね!
トランスフォーム!ビークル先端が脚に、中央が胴体、後部が腕になる変形。バンザイしてる感じであんまり面白味は無いですが、先端のバンパーが内側に畳まれる等の工夫は見られます。ちょっと脚の変形がギチギチしてて怖かったですが。
ロボットモードカクカクした上半身が特徴的なロボットモード。胸のデザインがG1を意識したモノになっているのが面白い。腕にモールドが無いのでのっぺりしてるのがちょっと気になりますね。ミサイルとポンプは背中に取り付けて、砲台は右腕にそのまま来ます。ミサイルはジョイントでは無く挟み込んで固定する感じなので外れやすくてちょっと残念。
正面サイバトロンの総司令官。宇宙の罪無き生命を悪の手から守るのを使命としている。その胸には聖地セイバートロンのマザーコンピューターより授けられた「
マトリクス」が納められている。G1コンボイの後の姿って扱いです。
得意技はマトリクスのエネルギーをミサイル弾頭に集め、驚異的な破壊力と世界に英知の光をもたらす「
マトリクス・サターン」と腕のタイヤを高速回転させて放つ、重量級パンチ「
ダブルホイールトルク・メガトン」。
フェイスアップ胸にハッキリと書かれた「
OPTIMUS PRIME」の文字!マトリクスはどーした!ちなみにシール処理。ヨーロッパで発売された際は名前がシュアショットに変更されたので、胸の文字は消えたそうですが国内版ではハッキリと残ってます(笑)
目は集光ギミック搭載で綺麗に光ります。
武器のレーザーライフル。特にこれといった特徴もギミック無く。ただの銃。
ロボットモードでもミサイルギミックは生きているのでポンプを叩けば発射可能!ただチューブが短いので立て膝をする等しないとポンプを置けません。
ポージング今の目で見るとそうでも無いですが肘や膝は勿論、脚を広げたり腰も回るので様々なポージングが可能!「
驚異のスーパーポーズ変形メカ」を名乗るだけはあります。しかしカカトが無い&ポンプに繋がれたチューブが短い為、倒れやすかったり右腕を思うように可動させられないといった難点が。個人的に、G2シリーズに倒れやすいモノが多いのは、この時期はまだ可動と変形の両立に慣れて無かったのでは?と考えています。
同じG2シリーズの
オートボルトと
エフェクトロと。初期G2サイバトロン集合!エフェクトロはボットコン版ですが。個人的にG2は昔から強い憧れを抱いていたシリーズなのですごい嬉しいです。
オマケ先述した様に、ヨーロッパで発売された際は名前がシュアショットに変更されましたが、G1にもシュアショット(サーショット)の名を持つターゲットマスターのサイバトロンがいました。G1サーショットのパートナーの名がスポイルスポートだったのでユナイテッドでキャンペーン配布されたスポイルスポートを装着!拳には腕が干渉して持たせられなかったので左腕のジョイントにハメてます。
ミサイルが取れやすかったりチューブが短かったりとツメの甘い感じがありますが、ミサイルギミックは面白く、ミサイルトレーラーに変形するコンボイってのも中々インパクトがあるモノで気に入ってます。特に当時には無かった「可動をさせる」と言う新しい選択肢を作り出したその存在は大きいと思います。