第一回の記事はTFレビューで行こうと思います。
旧ブログ、「こつの部屋」のTF最初のレビューと同じアレです。
トランスフォーマーG2より
サイバトロンの
レーザーロッド「オートボルト」です。まず簡単にジェネレーション2(G2)について説明すると、ジェネレーション1と呼ばれる初代~合体大作戦(海外ではアクションマスター)のその後を描いたTVアニメ等といった展開を持たない玩具シリーズです。
パッケージは中身の見える窓付きのウィンドボックスタイプ。裏面には性格や能力を書いたテックスペックが載っています。TF初の可動を重視したシリーズゆえに「驚異のスーパーポーズ変形メカ」の売り文句が特徴的。
ジェネレーション2(通称G2)シリーズは、玩具オリジナルシリーズという面を配慮してか、国内独自の工夫があります。その一つとしてテックスペックの得意技です。必殺技や得意技がテックスペックに書かれたTFは過去にも存在しましたが、G2では専用の項目が設けられており全員が独自の得意技を持っています。さらに、変形マニュアルである取り扱い説明書の裏面はそのキャラが活躍するオリジナルコミックになっているなど、非常に手の込んだモノとなっています。
オートボルト:ロボットモード
大胆な赤のボディが目を引くロボットモード。胸のファイヤーパターンはシールです。上半身と下半身はOリングと呼ばれる黒い輪ゴムと鉄のシャフトによって繋がっているという、変わった構造になっています。これは、同じくタカラのアクションフィギュアであるミクロマンと同じ構造であり、アクションマスターなどでも使われています。Oリングがちぎれてしまった場合はホームセンター等で同じサイズのモノを買えば修理可能です。
ロボットモード後ろ
見ての通り、踵が無いため倒れ易いのが難点。これはG2のTFに多く見られた点であり、まだ可動と変形の両立が上手く出来てなかったと言う事でしょう。
正面。顔はゴーグルとマスクで無機質なデザインとなっています。ゴーグルは無色のクリアパーツで出来ており、後部から光を当てると輝いて見える集光ギミックを搭載。
武器のニードルセイバー。その名のように針のような見た目で斬ると言うよりも突き刺すのに適しているように見えます。5ミリジョイントで手に持たせられます。
レーザーロッドの名前の由来であり、共通ギミックとしてライトによる発光ギミックがあります。先ずは背中から発光ユニットを取り外し・・・
拳に挿し、背中のボタンを押すと剣がライトアップされ赤く発光!・・・と行きたいのですが私が所持しているモノは回路が死んでいて発光しませんでした・・・。
アクションポーズ!
可動を重視したシリーズですが約20年近くも前の玩具なので流石に最近のTFには劣りますが、アクションポーズを取らせるには充分な可動範囲を持ちます。踵が無いためポーズを取らせるとより倒れ易くなってしまうのは仕方が無いですね。腰を可動させる時はOリングが千切れないか、回しすぎない様に気を付けましょう
トランスフォーム!腰のOリングに要注意ですね
オートボルト:ビークルモード
クラシックカーに変形。前部のファイヤーパターンが特徴ですね。タイヤ等にメッキが使われており、フロントガラスはクリアパーツ。
ビークルモード後部
後ろの窓は黒のプリントで再現されてます。
ニードルセイバーはビークル裏に差し込む事で、余剰対策もされています。うっかり、差し込んだまま変形させると破損の危険があるので要注意!
本当はビークルモードでもボタンを押すか前輪を押さえつけるとエンジンが発光するのですが、前述の通りギミックが死んでいるので光りませんでした・・・。
パッケージ写真によると発光はこんな感じ。流石に実物はここまでは強くないですが、それなりに光る様です。
私が初めて手にしたG2トランスフォーマーであり、テックスペックのこだわりやそのユニークなギミック等、G2の魅力について教えてくれた好きな一品です。いつかちゃんと発光するモノを手に入れたいですねー。