先週はちょいとバタついて更新をサボったんじゃぞ
「LEGO バイオニクル」より、2008年にマクドナルドのハッピーミールで登場した
「トーア タフー」を紹介。
※日本未発売
2001年から2010年まで展開していた
旧シリーズ版バイオニクルが、ファストフード店のオマケ玩具、
ミールトイとして発売したことは複数回あります。
ミールトイ版バイオニクルというと、バイオニクル展開開始時の
2001年に
マクドナルドで出た
トフンガ(マトラン)が一番最初かつ、有名かと思われます。日本未発売ながら、通常の製品と互換性のあるちゃんとしたレゴで、新規キャラの村人というポジションなのもあって欲しがるファンも多く、結構な数が輸入店経由で国内に出回っていたかと。
それ以降も実はバイオニクルのミールトイは発売していましたが、いずれも通常のブロックタイプでは無く、カードやアクションフィギュアといった通常のミールトイにありがちなモノになっていました。
2002年に
マクドナルドでカードを、
2003年に
バーガーキングでギミック付き固定フィギュア、
2006~2008年に再び
マクドナルドでアクションフィギュアが登場。
日本未発売かつ通常商品と互換性も無く、トフンガの様に新規キャラといった訳でも無い。既存のキャラをミールトイ化したモノで、レゴとしてカウントして良いのか微妙なラインのモノ。それ故か当時のレゴ輸入店で取り扱われることもあまり無かったので知名度もあまり高く無かったと記憶しております。
今回紹介するのはその中から2008年にマクドナルドで登場したアクションフィギュアタイプのモノの一つになります。
2008年は全8種類でボトルサイズの製品からのチョイス。
前期ファントカから2種、
後期ミスティカから6種類となっており、ラインナップは
・トーア レーバ・トーア タフー・トーア オヌー・トーア ガーリ・アントローズ・クリカ・ゴーラスト・バイティルになってます。善のトーア、悪のマクータからそれぞれ4体という構成になっています。通常ラインだとボトルサイズはそれぞれ善悪6体なので各2体足りないのはちょっと物足りないですが、これは2006年以降のマクドナルドのバイオニクルミールトイでは常に枠が8個しか設けられていないので、3年連続でこんな感じです。
2008年の
トーア・ミスティカ版タフーをアクションフィギュアとしてミールトイ化。袋入りパッケージで発売され、ナンバリングは4。
ブロック玩具としてでなく、アクションフィギュアとして発売した為、通常のレゴとの互換性は一切、ありません。手足に既に角度が付いた状態で造形されています。胴体に付いた4つのエンジンや脛裏のウィングに両腕の武器とかもそれなりに再現。
ちなみにABS樹脂では無く、やや柔らかめの樹脂(PVCかな?)製で、各部のエッジもやや緩められている辺り、流石安全基準を意識しているマクドナルドらしいと思いましたね。
両手両足が付け根から前後に可動しますが、微妙にポーズがついているのもあってあんまり意味無し。アボ・マトランと合体する為の背中のジョイントも造形だけなら再現。
正面熱血で勇敢な炎のトーアである
タフーが偉大なる存在、
マタ・ヌイを生き返らせる為に向かったカーダ・ヌイの環境に適応する為の形態。
リーダーでもある
タフーは
オヌー、
ガーリの2人と組んで沼地エリアでマクータ達に立ち向かう。熱狂的で非合理的な性格であったが、成熟し仲間の意見にも耳を貸すようになった。
まだ若干、
初期の姿の面影があったヌーバと違い、完全に別物となったパワーアップ。4つのエンジンやグレーのボディなど、機械らしさが強調された姿になっています。
フェイスアップ騎士のヘルメットの様な見た目の形状に変わっていますが名称、能力共にマスクはトーアヌーバ時と同じ
「カノイ・ハウヌーバ」のまま。周囲の味方ごと守れるバリアを張れる、守りのマスクです。
ギミック右腕の
ハイスピードローティングブレードの刃が指で弾くことで回転。シールドしても活用できる武器で、レゴ版でも同様のギミックが搭載されています。タフーが装備する左手の
ニンラーゴーストブラスターにはレゴ版の発射ギミックは無く、ただのダミー。
ちなみに刃は取れる様になっており、コレが原因で開封済みの中古品だと結構な頻度で、刃が欠品していたりします。バイオニクルのミールトイはパーツが取れたり、ミサイルや弾を発射するギミックの関係で欠品の頻度が高く、開封品で完品を探すのが結構大変だったりします
一番最初のバイオニクルのミールトイであるトフンガ版
ジャラと。ちゃんとレゴ仕様で新規キャラだった頃と比べると既存キャラで互換性のないアクションフィギュアになるなど、真逆の方向性になってしまいました。
トフンガがレゴの玩具オリジナルシリーズの最初期プロモーションアイテムとして異常に力が入っていたとも言えますが・・・。
TFのハッピーセット版
オプティマス(2011)と。TFのミールトイもかつてはちゃんと変形したり、BW時期初期は新規オリジナルキャラを入れたり、マイクロンジョイントで本家と互換性を持たせたりしていましたが、今となっては非変形ギミック付きフィギュアなのが当然になってしまって少し寂しい様な。
変形してもプロポーションが悪かったり、ギミック付きフィギュアはそれはそれでユニークなギミックがあったりして面白いんですけどね。
以上
「2008ハッピーミール トーアタフー」でした!レゴブロックのキャラを使ったアクションフィギュアといった、ちょいと変わったミールトイ。先述の通り、レゴブロックでは無い仕様の為に、トフンガの様に輸入ショップでも扱うといったことは、あまり見られませんでした。どちらかというと輸入雑貨系の店のミールトイコーナーに埋もれている印象。
プレミアが付いていたり、パーツの足りないジャンクばかりになりがちな本家バイオニクルですが、これなら気軽にガシガシ遊べるフィギュアとしては悪くは無いかな、と。