自分だけでしょうか、スマートフォンからココを含め忍者ブログを見ていると
「お使いのスマートフォンはウィルスにかかっています」系の偽広告サイトに強制的に飛ばされてしまうのは。割と真面目に困っているので、このまま続く様なら他サービスへの引っ越しを検討。
「LEGO バイオニクル」より、最初の商品である六人のトーア・マタの内の一人、炎のトーアである
「タフ―(2001)」を紹介!
パーツを組み立てたら完成!今回は中古で買ったのでボトル型パッケージは無いです。1999年の
スライザ―から始まり、2000年の
ロボライダーを得て、
テクニックシリーズにボールジョイントを採用したアクションフィギュアとして登場した
バイオニクルシリーズの一番最初の商品、
トーア・マタ。ちなみに発売当時はただの
「トーア」としか呼ばれておらず
「・マタ」が付くのは後からだったりします。やや頭が大き目ですが、プロポーションはそこそこ良く、どの角度から見ても特に問題はありません。カラーも赤とオレンジをメインにシンプルで良い感じ。通常のレゴやヒーローファクトリー等と比べて、バイオニクルはパーツのモールドが多いのが特徴で、ほぼ全てのパーツにシリンダー等のメカニカルな造型をしています。左右非対称のデザインも面白く、右腕の剣が特徴。左手には2本のシャフトが生えていますが、2003年に発売したゲームを見た感じ、こういう指としてデザインされている模様。
元々、レゴは好きだったのですが当時、カタログを見て
「メカメカしたロボットの様な見た目で6人の勇者」というビジュアルに惚れ込んで発売を楽しみにしていましたねー。発売当時は炎で赤という事からか、一番人気だったのか、売り切れで買えなかった記憶があります。その時は代わりに私はレーバを買っていましたが、後に手に入れたましたねー。一度は色々あって手放してしまいましたが、今回こうして再び懐かしの品を手に取る事が出来て嬉しいです。
正面マタ・ヌイ島を
マクータ(テリダックス)の野望から救う為に現れた6人の英雄、
トーアの1人。
トーア・メトロ(2004)や
トーア・イニカ(2006)はかつて
マトランだった者がパワーアップした姿ですが、コチラの
トーア・マタは最初からトーアだった様です。タフ―は
タ・コロ村を守る炎のトーア。炎タイプらしく熱血リーダーで時には仲間のトーアと衝突してしまう事もある。多いきな岩をボード代わりにして溶岩でサーフィンをするのが好き。タフ―の象徴として定着したのか、後に出た商品では武器をサーフボード代わりに出来る様になっていたりします。
2003年時の展開で
「エネルギー・プロトデルミス」と接触して
「トーア・ヌーバ」にパワーアップし、見た目が変りました。その後も2008年に空中戦仕様に変化したり、2010年の最終シリーズ
「スターズ」で再登場をしたりとシリーズ完結まで活躍をしました。
フェイスアップカノイ・マスクの一つ
「カノイ・ハウ」を装着。大きな口と丸い形状がタコっぽいと昔は思っていましたが、結構カッコいいと思います。額や目の下のスリット等、覗き穴以外の穴が開いているのは初期バイオニクルのマスクの特徴ですねー。設定ではトーアはマスクを失ってしまうと弱体化してしまう様です。
カノイマスクを外した所。後頭部には集光窓が設けられているので集光ギミックで目が光って見えます。頭部本体はこの後も様々なデザインが出ますが、私はこの最初期のモノが一番好きですねー。目パーツはハメ殺し仕様で、一度取り付けてしまうと基本的に取り外せません。マスク装着の都合、丸い口をしていますが、口をすぼめている様に見えないデザインになっているのが素晴らしい。
カノイ・ハウ。カテゴリーとしてはトーア用の
「グレート・マスク」になります。装着者を守るバリアを作り出せる能力を与える。裏面の口元に装着用のジョイントがあります。サイズは通常のLEGOのポッチ1個と同じなので、お互いに互換性があります。また、ジョイン上部にはアルファベットと数字でコードが書いてあり、当時はこのコードを公式サイトに打ち込む事でスペシャルコンテンツが見れました。
武器の
「ファイアーソード」。そのまんま、炎の剣です。ロボットのような見た目なのに銃器等を扱わず、神秘的かつ原始的な装備というのも面白い所。パーツの切り抜きが細かく、当時は驚きましたねー。
ギミック背中のレバーを回せばギアが連動して右腕が上下にスイング!剣を振り下ろすアクションが楽しめます。この頃はまだ、テクニックシリーズの一部だったのでギアギミックに重点が置かれていました。左肩の付け根は固定されているのでスイングはしません。
別売りの
マスクセットで当てたタフーカラーの
「カノイ・カウカウ」を付けてみる。カウカウは水中で呼吸が出来る様になる能力を授けます。このようにコレクタブルアイテムのカノイ・マスクを集める事でトーアをパワーアップさせる遊びが出来ました。
ポージング折角のボールジョイントですが、そんなに頭、肘、膝等が固定な為、そこまでポーズが取れません。今の目で見るとココは結構厳しいポイントかもしれませんね。ギミックの都合上、右肩も固定出来ませんし。この頃は手に持ってガシガシ遊ぶフィギュアを目指していたのでしょう。
手足を外して付け直す事でポーズを変えられなくは無い。
リメイクされた
2015版と比較。2001から2015と大きく変化。2010年に発売した同じくリメイクに当たる
スターズ版は崩してしまった。リメイク版はパワーアップしたヌーバを意識している点もありましたが、顔を変えたら別人ってくらいには変わっている様な。割と思い切ったリメイクだったのが伝わりますね。
マスク比較。今回の2001年のマタ版、2010年の
スターズ版、2015年の
リメイク版。スターズ版は一回り小さくなり、接続もシャフトに変わっています。リメイク版もこめかみに挟み込んで固定するのでお互いに互換性は無くなっています。
同じタ・コロ村のトフンガ(マトラン)、
ジャラと。こうなると今度は長老であるツラガのワカマも欲しくなる訳で。
以上、
「タフ―(2001)」でした。可動とか今の目で見るとかなり厳しいモノがありますが、当時の洗練されたデザインを再び手にすることが出来て懐かしい気持ち。それだけで正直満足なのですが、やはりコレクション要素のあるマスクや細かいモールド等、商品展開としてはこの頃が一番好きだった様に思えます。メカメカした見た目に炎の剣と不思議なマスクというギャップも面白い。残念ながら、バイオニクルは現在展開が終了してしまい、後釜となるコンテンツもスターウォーズのビルダブルフィギュアといった形になってはいますが、また何時か新規ブランド等の形で復活すると良いですねー。