えー、6月末に延期されていたスーパーフェスティバルが中止になりました。辛いや。
「LEGO バイオニクル」より
マクータ(テリダックス)からの刺客として2003年に発売した炎の
ラクシ「タラーク」を紹介!
パッケージバイオニクルでは珍しく蓋が底にくるタイプのパッケージ。円柱でも無く、三角柱に近い形状。中古で買ったので裏面のラベルが剥がされています。コレは収納時に中身が見える様にする仕様の為で、ボロックなんかと同じ。
基本的な仕様は以前紹介をした
ボラークの記事を参照。蓋にクラータをセット出来るとか、飛行形態についてはボラークの記事に書いているので省略。
リザードマンを彷彿とさせる、トカゲ型の獣人な体型が特徴。脚は少し曲げた、中腰スタイルが基本となります。細身の体はどことなく不気味。他のラクシとの違いはカラーと背びれ、武器のみ。頭、背中、足に使われているパーツはパールカラーになっているのもポイント。武器のパワーステックは長いシャフトで固定され、ロッドのような形状になっています。
正面光のマスク、
アボーキーを見つけた
タ・コロ村の
マトラン、
タクアと
ジャラの
光のトーアを探す旅を阻止する為に、
マクータ(テリダックス)が放った刺客。
トーアヌーバとタイマンを張れる程の強さを持つ。
タラークは
相手の恐怖心を利用するラクシ。影を使った戦い方が得意で、影に潜み何処からともなく突然現れる。
OVA「マスク・オブ・ライト」ではボラーク、カラークと共に行動し、オヌ・コロ村を襲撃したりしていました。最終的には他のラクシと共に6体でトーアヌーバと決戦。他のラクシが敗れる中、タラークのみ生き延びてタクアを襲い、身代わりになったジャラを殺害するなど、他のラクシより若干出番が多め。その後はタカヌーバへと変身を遂げたタクアに一撃で倒されました。
フェイスアップ目はクリアパーツで、クリアオレンジのボールジョント受けの上から顔パーツを装着して完成します。OVAでは顔が開き、中からクラータが出現したのですが、玩具ではそのようなギミックはありません。
背中のカバーは開閉可能で、中にクラータを収納可能。
クラータ
マクータの体から生み出される不気味な寄生虫のような生物。ラクシに能力を与え、動かす。カノイ・マスクに取り付く事で汚染マスクへと変化させることが出来る。汚染マスクはクラナ同様に、ラヒやトーア、マトランが身に着けてしまうと操られてしまう。形状が6種類あり、ランダムに1個封入。
ちなみにバイオニクル初のマスクではないコレクタブルアイテム。このクラータ以降、マスクがコレクタブルアイテムとして登場することが無くなってしまったのは残念ですねー。
形状ごとにレベルがあり、今回のモノはレベル2。さらに色と形状ごとに設定が色々あるみたいです。ちょっと把握しきれなかったのでその辺の細かい設定はパス。
柔軟樹脂性で二色の成形色が使われており、タラークのモノはメタリックオレンジとメタリックレッドの二色。
武器のパワースティックは炎の形状。エネルギービームを発射し、相手に様々な感情を植え付ける。OVA内の特典データでは闇の薙刀って呼ばれていたような。
ギミック
背中のバーを捻ると肩が左右にスイング。同時期に発売したマトランと同じギミックです。接続が緩めなので固定出来ず、自重でフラフラしちゃうのが難点。 ポージングバイオニクルのボトル製品では初の「膝が曲がる」というのがポイント。2004年のトーアメトロ等から見られた、可動フィギュアとしての一面が出つつあります。足が大きいので安定感も抜群。肘が曲がらない以外は特に問題ないレベル。
以上、タラークでした。OVAでの活躍が印象的なラクシ。作中でマトランを殺した描写があるのも珍しい。6色いるからといってグレー中心のカラーリングな上に特別、火属性らしい要素が設定面で皆無というのも不思議。