パッケージバイオニクルでは珍しく蓋が底にくるタイプのパッケージ。円柱でも無く、三角柱に近い形状。中古で買ったので裏面のラベルが剥がされています。コレは収納時に中身が見える様にする仕様の為で、ボロックなんかと同じ。
ボラークリザードマンを彷彿とさせる、トカゲ型の獣人なプロポーションが特徴。脚は少し曲げた、中腰スタイルが基本となります。細身の体はどことなく不気味。他のラクシとの違いはカラーと背びれ、武器のみ。頭、背中、足に使われているパーツはパールカラーになっているのもポイント。武器のパワーステックは長いシャフトで固定され、ロッドのような形状になっています。
正面光のマスク、
アボーキーを見つけた
タ・コロ村の
マトラン、
タクアと
ジャラの
光のトーアを探す旅を阻止する為に、
マクータ(テリダックス)が放った刺客。
トーアヌーバとタイマンを張れる程の強さを持つ。
ボラークは実戦力に優れたラクシで、常に獲物に飢え、止まったり休んだりせず、常に動き続ける。彼の武器、パワースティックは敵のパワーを奪い取ってしまう。
OVA「マスク・オブ・ライト」では
タラーク、
カラークと共に行動し、
オヌ・コロ村を襲撃したりしていました。
フェイスアップ目はクリアパーツで、クリアオレンジのボールジョント受けの上から顔パーツを装着して完成します。OVAでは顔が開き、中からクラータが出現したのですが、玩具ではそのようなギミックはありません。
背中のカバーは開閉可能で、中にクラータを収納可能。
クラータマクータの体から生み出される不気味な寄生虫のような生物。ラクシに能力を与え、動かす。
カノイ・マスクに取り付く事で
汚染マスクへと変化させることが出来る。汚染マスクはクラナ同様に、
ラヒや
トーア、マトランが身に着けてしまうと操られてしまう。形状が6種類あり、ランダムに1個封入されています。柔軟樹脂性で、二色の成形色が使われており、ボラークのモノはダークグレーメタリックとグレーの二色。
クラータのトレーが何故かペグ穴に軸接続な為、カバーを外すと首の重さで手前に倒れてしまいます。クラータを取られて力尽きた・・・という遊びをする為のギミックでしょうか?
武器の
パワーステックの先端はスパナの様な形状。ボラークのモノは相手のパワーを吸い取る能力があるそうで、OVAでもオヌーからパワーを吸い取っていました。
ギミック背中のバーを捻ると肩が左右にスイング。同時期に発売したマトランと同じギミックです。接続が緩めなので固定出来ず、自重でフラフラしちゃうのが難点。
説明書のは記載されていませんが、PVやOVAで披露した飛行形態。見立て変形ですが、それっぽく見えるのは良いですね。
ポージングバイオニクルのボトル製品では初の
「膝が曲がる」というのがポイント。2004年のトーアメトロ等から見られた、可動フィギュアとしての一面が出つつあります。足が大きいので安定感も抜群。肘が曲がっらない以外は特に問題ないレベル。
ボトルの蓋はクラータをセットすることが可能。最大6体までセット可能。
また、初回特典としてミニDVDが一枚付属。タカヌーバとボラークの設定やムービーが収録されています。嬉しい事に日本語対応もしていたり。
ゲーム
「バイオニクルヒーローズ」でも敵として登場。PS2等の家庭用ハードでは大地エリアのステージ1のボスとして、DS版では雑魚キャラの1種として登場しました。家庭版ではシールド持ちだったりと地味に厄介。DS版は距離を開けると飛行形態になり、接近してきたりしました。
以上、
ボラークでした。バイオニクルにおいて、可動を強く意識した初のモデル。それがトーアでも人型ではないと言うのが挑戦的。デザインも不気味で当時は強い衝撃を受けた記憶があります。