マーヴルクロス全巻セットを入手したので読んでいるが、雑誌形式で読者コーナーや特集が毎号組まれているのが面白いのなんの。
実写トランスフォーマー 最新作
「ザ・ラストナイト(最後の騎士王)」 より玩具の動きと連動して電子ギミックが楽しめるサブライン
「 オールスパークテック」 シリーズの
「オプティマスプライム」 を紹介!
※日本未発売
パッケージ ウィンド部分が設けられた箱型。
オールスパークテック は電子ギミックを内蔵した
オールスパークキューブ と、専用のTFで構成されるサブラインシリーズ。キューブとセットのスターターセットとTF単品のみの2種類が存在。TFにキューブをセットする事で、サウンド、発光ギミックが発動。オールスパークをセットして命を与えようというコンセプトの様です。キューブはモーションセンサー内蔵で、衝撃、変形等に反応してサウンドやセリフが発動。さらにキューブを別売りのTFに搭載すると認識して別のセリフを発動させる事も出来ます。
オプティマス本体とは別に、ギミックの中心部分であるオールスパークキューブも目立つように配置されています。裏面には簡単な遊び方等が記載。15種類以上の効果音とセリフを収録している様です。正面に電池のマークがありますが、本製品は充電式なので電池は不要。コチラはスターターセットとしてオールスパークキューブと対応したTFが一体セットになっているモノ。スターターは3種あり、他には
シャドウスパークオプティマス と
スクィークス があります。
上から。キューブとオプティマスで箱の形状が変っているのが面白い。
まずは付属の
オールスパークキューブ 。本シリーズの核となるアイテムで、全対応商品のサウンドがこの中に全て収められています。1作目に登場したキーアイテム、オールスパークが5作目の玩具オリジナルラインでまた出てくるとは思いませんでした。デザインはだいぶ異なってはいますが。内部にバッテリー内蔵。表面にはライトとスピーカー、裏面が充電端子と認識端子が配置されています。このままだと特に何も遊ぶ事は出来ません。認識は特撮玩具等によくある押されるピンの数による方法等と違っている様で、指等で押して誤魔化して遊ぶ、なんて事は難しそうです。全サウンドが聞きたかったら大人しく全部買った方が良さそう・・・。
付属の充電ケーブル。USBタイプで形状は恐らくmicro-b。ですので別にこのケーブルでなくても代用は可能です。しかしとうとうトランスフォーマーに充電ケーブルが付く時代になるとは・・・。
とりあえずパソコンに刺して充電。赤く点滅します。充電を終えると青に切り替わり、発光。
さてお次はオプティマスに移りましょう。
ビークルモード トラックに変形。最後の騎士王ではサブライン系列はビークルのライセンスを取らないスタイルの中でオプティマスとビーはビークルのライセンスは取得するのが基本でした。しかし本製品は珍しくオプティマスでも取得していない模様。その為、それっぽいオリジナルビークルになっています。
横から。
ちょっと中央部分の隙間が目立ちますがおおむね良好。排気管もちゃんと3本ですし。ファイヤーパターンが小さすぎる様な気もしますが。
トランスフォーム! 肩を広げてボンネット部分の後頭部のパネルを開き、股関節をスライドさせてつま先を曲げれば変形完了!オールスパークテックは殆どのキャラがこの変形パターンの為、変形玩具としては面白みが薄いのが残念な所。特別面白い変形をする訳でもありませんし。
ロボットモード ややデフォルメされているのはビークルモード同様。ほぼ寝っ転がっていた感じの変形なのが解ります。肩ががっしりしているのが特徴的。裏からだと足を収納していた空間が目立ちますね・・・。塗装範囲自体は広めですが、胸の模様等は省略気味。ギミックで衝撃を与える事を前提してか、頭部と足は柔軟パーツになっています。
正面
オートボット 総司令官。前作で宇宙に旅立つも今作では”創造主”の手にかかってしまい、ネメシスプライムとして敵として登場。最終的にバンブルビー のおかげで正気を取り戻し、創造主 とディセプティコン に立ち向かう。 ちなみに同じスターターセットで
ネメシスプライム を意識した
シャドウスパークオプティマス も発売しましたが基本カラーリングと発光色が変っただけ。セリフも起動時のセリフが創造主のモノに変更されているだけの様です。
フェイスアップ 頭部は衝撃を加えて遊ぶ事を意識してか柔軟樹脂。
胸は開閉可能。キューブ格納の都合、空洞になっていますが中にはモールドがビッシリ。奥にある4つの穴の中に認識用のチップが入っている様です。
オールスパークキューブをセット!セットする事で青く点滅しながら効果音が鳴り、最後に
「I AM OPTIMUS PRIME.」 のセリフを発し、サウンドギミックが発動する様になります。
セットした後も胸を閉じる事が出来ます。胸にはライトとサウンド用の隙間があるので、ロボットモードでなら発光を楽しむ事が出来ます。ビークル、ロボット共にギミックは機能します。何もしなくても約6秒置きにセリフをランダムに自動でしゃべる他、キューブをセットする、振る、衝撃を与える、空中に放り投げる、変形させる、ビークルモードで走行させる等のアクションで効果音やセリフを鳴らす事が出来ます。アクションに合わせて色々と効果音がなるのですが、コレが結構楽しい。特にオプティマスは恐らく劇中と同じピーター・カレンさんの声を使用しているので雰囲気がかなり出ています。セリフも
「ONE SHALL STAND ONE SHALL FALL!」 等のお馴染みのセリフや
「YOU ARE MY FRIEND.」 等の他の玩具には収録されないようなセリフがあるのが楽しい。
ただ、センサーの制度がイマイチなのか結構強めに衝撃を与えないと鳴らなかったり、振っても中々鳴らないと言った事がチラホラ。また、変形時に脚を伸ばすのに、叩きつける事でサウンドが鳴る為、縮んでしまうとか微妙にツメが甘い様な気がします。ちなみに一定時間放置する事でスリープモードになります。再度衝撃を与えるか、キューブをセットし直す等で解除されます。
変形時は後頭部のパネルを可動させる事でおなじみの変形効果音が鳴り、ビークル用、ロボット用のサウンドに切り替わります。
VIDEO サウンドの一部。動画以外にも様々なセリフ、効果音を収録。パッケージによると15種以上だとか。
ポージング 頭部、肩、肘、脚がボールジョイントで可動。しかし肘以外は干渉してイマイチ動かせません。しかし中途半端には動くのでサウンドギミックを楽しもうと衝撃を与えた際に可動してしまい微妙に邪魔。脚は固定でも良かったような気もします。拳は5ミリジョイントで武器を持たせられますが、肘の可動に対して拳が横向きについている為、使い勝手は微妙。
大きさ比較。デラックスクラスのコグマンと比べると一回り程大きいです。
電子ギミック持ちで他製品と連動するオプティマスである2014年の
バトルコマンドオプティマス と。コチラも衝撃によるサウンドギミック、発光を搭載。対応製品を後ろに乗せると
オートボット か
ディセプテコン かも認識してオプティマスが専用のセリフを発します。こうしてみるとギミックはかなり似ています。バトルコマンドの方はビークルでも発光したり可動も多く変形も楽しかったりしますが、オールスパークテックはキャラ別に認識したり他のキャラも喋らせる事が出来る等、細かい所で違いが出せていますね。
以上、
「オールスパークテック オプティマスプライム」 でした。変形玩具としては面白みも薄く、肝心なサウンドギミックも精度がそこまで高くなかったり可動が邪魔くさかったりと似たギミックを持つバトルコマンドと比べると中途半端な感じは否めませんが「キューブを収納して命を与える」と言うコンセプトは面白く、手に取って遊んでみるとそこまで悪くない印象。セリフも豊富で英語でも色々と喋らせていて楽しいです。また、あくまでもサウンドに関してはスターター単体で楽しめるオプティマスのみのモノであって、ここからさらに単品の他キャラも同じように楽しめるとなると印象も違ってくる所。次回は単品版のハウンドを紹介する予定です。