結局ロストエイジ二回目は観れませんでしたとさ、トホホ
トランスフォーマー ロストエイジシリーズより、フラッグシップアイテムであるバトルコマンドオプティマスプライムをレビュー。ロストエイジシリーズとの連動システムを備えた日本オリジナルアイテムです。
ビークルモード
ウエスタンスター社のトラックに変形。
四作目では新しくトラックをリスキャンしてこの姿になります。
サイド
大きさはヴォイジャークラス程ですが開発者によると、これは意図的なモノではなく偶然だとか。
玩具オリジナル要素として、三作目のダークサイドムーンに登場したコンテナを模したキャリアーが付属。
コンテナに付いている武器は取り外し可能。ハウンドの銃や、劇中でケイドが見付けたエイリアンガン、ロックダウンの頭部が変形した銃等を模したデザインとなっています。5ミリジョイントで他のトランスフォーマーに持たせる事も可能です。生憎、ロストエイジシリーズでは5ミリジョイントに対応したTFが少ないですが。大型の剣はオプティマス用。
バトルキャリアーモード
キャリアーを後部に繋げる事で、バトルキャリアーモードに。
左右に動かす事も出来ます。
サイド
かなりの長さになります。その為、今回は一時的に新しい撮影スペースを用意するハメに・・・
バトルキャリアーにはロストエイジシリーズのTFを収納可能!2台まで収納出来ます。
さらにキャリアーを変形させる事で、バトル基地モードに変形。
司令官伝統の基地モードですね。オプティマス本体込で変形する辺り、G1コンボイの移動攻撃体制や、左右に展開したキャリアーがアクションマスター版オプティマスの基地モードを連想させますね。
ここで一旦、この商品のウリであるライト&サウンドギミックについて説明。単4電池二本を入れて、電源を付けると
「私はオプティマスプライム」の台詞と共に窓と上部のスイッチが赤く発光。
スイッチを押せば、エンジンの起動音が、長押しならクラクションが鳴り発光します。
さらに、衝撃を与えると「ガシャーン」等といったサウンドが鳴ります。
ちなみに、オプティマスの声は劇中とは違う方の様です。
バトルコマンドオプティマスプライムの最大のウリである認識ギミック。
ビークル後部のコマンドデッキに、ロストエイジシリーズのTFを乗せるとオートボットかディセプティコンかを足裏のピンで区別してそれぞれ違った台詞を喋ります。
オートボットの場合は認識時に
「おう!良く来てくれたな!」
「私にいい考えがある」等
ボタンを押せば
「二人で力を合わせて攻撃するぞ!」
長押しで
「オートボット、トランスフォーム!ギゴガガゴ」
と喋り、サウンドが鳴ります。
ディセプティコンの場合は認識時に
「おのれディセプティコン」
「この星を脅かす相手に、容赦はしない!」等
ボタンを押せば
「私と戦え!」
長押しで
「降りろ!」
とそれぞれ違った台詞を喋りながら発光します。ちなみに、オートボットとディセプティコンを交互に認識させると「みんなの力をありがとう!我々は負けない!」か「完全に包囲されてしまった・・・」と喋る事があります。
バトルキャリアーに仲間を乗せて出動!
ロストエイジシリーズと言う事で、オプティマスの変形もスピーディーかつダイナミック!4ステップで変形してしまいます。最後に腕を開いて変形させると「トランスフォーム!ギゴガガゴ」のサウンドが鳴り、発光します。
ロボットモード
劇中の騎士の様な姿のオプティマスを少ないステップで再現。後部に残されたガワか大胆ではありますが、プロポーションも良く、カッコ良いです。
正面
劇中ではトラックをリスキャンした際、この姿に変化しました。新しいメンバーと共に、人工トランスフォーマー軍団やロックダウンに立ち向かいます。
バストアップ
顔の塗装も細かく、綺麗でいい感じ。
発光以外にも集光ギミックを備えています。ちなみに、後頭部の集光窓から発光時の光が漏れる事で、ビークルモードのボタンも発光する様になっている仕組みには驚きました
オプティマス用の剣を装備。劇中でも使用していた剣ですが、ムービーアドバンスド版リーダーオプティマスのモノと同じ型のモノなのでサイズオーバーで正直遊び辛かったです。どうせらな、もう少し短めのモノが欲しかった所。
可動はそれなりに。ただ、足が大きいので逆にちょっとポーズが取らせた辛かった印象があります。しかし、ギミック重視のシリーズにも関わらず、しっかりと可動まで入れてくれたのは嬉しいですね。
サウンドギミックもロボットモードなると音声が変わります。
背中のボタンを押せば
「君の力を貸してくれ!」
「ダイノボット、私についてきてくれ」等
長押しで
「仲間と共に戦おう!」
と喋り、発光します。
衝撃を加えると
「くらえ!」
「とう!」
等と喋り、発光します。
認識ギミックも健在。さらに、長押し時のサウンドが変化しており、
オートボットの場合は
「オートボット、ダイノボット、総攻撃だ!」
ディセプティコンの場合は
「退けぇ!邪魔だぁ!」
と喋り発光。各モードに合わせた仕様になっているのが嬉しいですね。
さらに、バトルキャリアーは変形してウイングモードになります。コンテナが変形してウイングになるのは、ダークサイドムーンのオプティマスを連想させますね。
ちなみにかなり幅のがあります。
コマンドデッキも健在なので認識ギミックも生きてますし、可動もそのまま。ちょっと幅を取るのであまり派手なポーズはとれませんが。
ちなみに
ワンステップチェンジャー版オプティマスを乗せて夢のダブルオプティマスも可能。ただ、ワンステップチェンジャー版の足の幅が狭いのか、乗せる際少し足を押し広げる必要があったのであまりやらない方が良いのかも。
国内オリジナルとしてかなり気合いの入ったアイテム。コレがあるとロストエイジシリーズの遊びの幅がかなり変わります。
サウンドギミックも豊富で単体でも遊べるし、ヴォイジャークラスに近いのでムービーアドバンスドシリーズとも一緒に遊べたりもします。武器パーツもハウンドやドリフトに持たせたり、基地モードで好きに配置したりと遊びの幅を広げるのに一役買っています。海外にも、似たような商品でワンステップチェンジャーの認識ギミックを搭載した、「ストンプ&チョンプ グリムロック」と言うのがありますが、ソレを出さずにワザワザ新規でオプティマスを出してくれたのは嬉しいですね。
ガシガシ遊べて、認識ギミックやライト&サウンドに4ステップ変形で遊びやすく、実に「オモチャ」として素晴らしい一品。
今年イチオシのTFとなりそうです。