タイタンフォールでお馴染のリスポーンの新作、エーペックスレジェンズが思いの他、流行っているに驚き。同時に嬉しい。
今回はアメリカの有形ブロック
「K’NEX」より
「タイタンフォール IMCパイロットストライク」を紹介!!
パッケージ四角い黒を基調としたパッケージ。
「LIMITED EDITION」と左で強調していますが、このセットにしか付属しないミニフィギュアがあるということで、何か限定品とかそういうアレでは無い。
「K’NEX」は
ケネックス(K’NEX)社のプラスチックの組み立て玩具。ロッドとコネクタを使って組み立てるのが特徴で1993年に登場しました。日本では展開していなかったと思われますが、1度くらいは見たことがあるって人もいるかと。昔から版権系も扱っており、ゲームキャラもそこそこ扱っている様です。
「タイタンフォール」は
RESPAWN社が展開するオンラインFPSシリーズ。宇宙開拓をしに惑星フロンティアへ旅立った人々の子孫が率いる
ミリシアと、それをかつて援助していた事を理由に立ち退きを要求、侵略を目論む
IMCとの対決を描いた作品。空中から投下される人型兵器
「タイタン」や壁を走るウォールラン、スピーディーな動きなどが特徴のシリーズです。現在は2まで出ていますが、こちらは1の発売時期に登場したセットになります。
パッケージはタイタンフォールのゲーム本編を意識したデザインになっており、周囲のケーブルなどタイタン操作中の画面をベースにしているようです。また
「A」「B」「C」の表記等はゲーム中のルール
「拠点増幅」を意識してるようです。実際のゲームの画面とは結構違いますが、こういった試みは面白い。
K’NEXの基本的なパーツ。このカラフルなロッドと歯車の様なコネクタを使い分けてフレームを作り上げていきます。
付属のミニフィギュア。右がプレイヤーが操作する
パイロット(IMC版)、左が量産NPCの
スペクター(ミリシア版)。
パイロット(IMC)なんというか、レゴのフィグを意識しつつ、メガコンストラックスのように可動部を増やした仕様。足裏の4つのポッチ穴とかモロにレゴ。タイタンフォール専用素体の様で手足には細かくポーチなどがモールドされています。一方で胴体はプリントでは無く、今時シールという変わった仕様。
パイロットのデザインは複数ある中、このデザインのモノが一番好きですねー。ゲーム中、味方は青、敵はオレンジにヘルメットなどが発光するのですが、こちらのパイロットは青く光っているので味方仕様という事になります。
K’NEXのタイタンフォールはIMCが青、ミリシアがオレンジでペイントするのがデフォルトになっていますが、1作目では両方の視点から描かれるのでゲーム中ではその反対であるミリシア味方、IMC敵とかも普通にあります。ちなみにパッケージにもあった様に、このセット限定のリミテッドエディションということでしたが、色違いのモノなら他のセットにも付属する様です。
頭部、スカーフ?、ベルト、ジャンプキットが取り外し可能。面白いことに、これだけ取り外しても胴体は専用素体の様で、わざわざ裏面にタイタンフォールを作成したリスポーンの刻印がある位です。頭部がスカーフとやたらと取れ易く、ちょっと動かす度にポロポロ取れるのが困りモノ。
スペクター(ミリシア)パイロットと違い、肘と膝が省略された仕様。装飾品なども無いですがコチラも専用素体。IMC版とに違いは色と顔くらい。
ゲーム中に出てくるNPCでいわゆる雑魚キャラ的なモノ。量産されるロボットで両軍に配備されています。玩具でもそれを生かしてか全てのセットに1体は付属し、作りもパイロットより簡素です。雑魚キャラには人間の歩兵もいるのですがコチラは商品化されていない模様。
武器として
フラググレネード、ピストル(多分ウィングマン)、ショットガン(EVA8)が付属。
メガコンストラックスもでしたが、専用パーツで劇中の武器を再現してくれるのは嬉しいですねー。レゴは戦争チックなモノは出来るだけ避けたがり、出さない傾向がある上に、リアルな武器関連は結構ごまかしがちなので。最近だとオーバーウォッチのレゴでも専用武器を作らずに既存パーツ組み合わせで再現していたので、あんまり似ていませんでした。色のせいか、フラググレネードがちょっと膿栓に見える。
可動は肩、股関節がボールジョイント。手首、腰が回転。パイロットのみ頭部がボールジョイントかつ肘と膝が曲がります。スペクターの頭部は軸可動。メガコンストラックスと比べると少ないかも知れませんが、このサイズでしたら十分ですし、パイロットも十分動く方かと思われます。足裏にポッチ穴があるので立たせる時等に使えます。
LEGOやK-REOのフィグと比較!頭1つ分くらい大きい感じですね。
せっかくパイロットという事なのでタイタンフォール2の
POP!のBTに乗せてみる。姿勢次第では閉じることも出来ます。BTはミリシア側のタイタンなのでこの状況はまず無いかと思われますが。
お次に製品的には本体である建物?
特に名称はありませんが、ゲーム中のマップ
「エンジェルシティ」を意識したモノかと思われます。先述の通り、シャフトとコネクタでフレームを作っていくタイプの玩具なので、骨組みの様な感じ。もうちょっと壁っぽいパーツがあれば印象が違ったんですけどねー。
横から。やはりというかなんというか、骨組み。低価格のセットなので仕方が無いですが、もうちょい壁が欲しかった。
ギミックとして窓付きの壁の一部が剥がれ落ちる機能が付いています。ゲームにはそのような機能はありませんが、激しい戦いの再現としてはアリだと思います。ユーザーはおそらくゲームでは無く、世界観を再現したいと思うでしょうし。
付属のランチャー。台座にセットするか、取り外して建物の柱などに取り付けることが出来ます。どちらの状態でも回転して向きを付けられる他、台座でしたら上下に角度も付けられます。ただし、固定はされないです。形状的に恐らく対タイタン武器の「アーチャー」を意識しているかと思われます。
発射ギミックが搭載されていますが、少し変わった仕様。後部の部分がプラの弾力を生かしたバネ状になっており、指で後ろに倒し、離すことでミサイルの後部を叩き、発射するというモノ。コレがなかなか難しく、私は上手く飛ばすことが出来ませんでした。
他にはグリップ付きの半透明なシャフトが付属。パイロットの背中に刺して空中ジャンプやウォールランなど、ミニフィギュアを直接持たずにタイタンフォール特有の動きを再現させる遊びが出来る様です。
アクション!ウォールランをさせたい所なのですが、全然壁がないのであんまり棒が生かせません。アクションをさせるにはやや狭いと言いますか。そこは価格的にも一番安いセットなので仕方が無いか。
以上
「K’NEX タイタンフォール IMCパイロットストライク」でした。大好きなタイタンフォールの玩具ということで食いついて見たのですが、微妙な仕様といいますか。K’NEXの仕様がプレイセットにはあんまり向いてないような気がします。恐らくメガブロックスのCODやHALOシリーズの影響を受けてFPS系を出そうとした感じだと思います。タイタンフォールは1作目の時点では高額のフィギュアばっかり出ていた感じなので、低価格で玩具寄りのモノを出してくれた点は個人的に高く評価したいと思っています。大型のタイタンも出ていたので、いずれ買いたいなーと考えています。