パッケージ
POP!は映画やドラマ、アニメに漫画のキャラクターなどを手当たり次第に二頭身人形にアレンジするシリーズでしたが、今回はその中でもゲームキャラクターを出す「POP!GAMES」というカテゴリーの商品のようです。裏面には一作目のタイタンや二作目に登場するキャラクターの商品が掲載されています。調べてみたら某大統領まで出しているみたいで、本当に手当たり次第何でも出していて笑えない・・・。ブリスクのタイタン、リージョンは何故かゲーム本編とはカラーリングが違います。また、ゲーム本編では描写されなかったサラとブリスクのパイロットヘルメットが見れるのは貴重かも。

・ジャック

パイロットであるジャック。通常のPOP!と比べてかなり小柄。５センチ位しか無く、首の回転もありません。この会社の製品は初めて買うのですが、塗装自体は割と細かくされていますが、ちょっと雑で塗装跳ねがちょこちょこあります。サイズがサイズなので仕方が無いかも知れませんが。基本的にPOP!は円らな瞳がデザインの特徴なのですが、ジャックはヘルメットを被っている為、ちょっと例外的な感じに。

正面
ミリシアという組織の一般歩兵のライフルマンでパイロットに憧れを持っていた人間、ジャック・クーパーが、とある任務で戦死した上官のラスティモーサ大尉から装備とタイタンを引き継ぎ臨時パイロットとなった姿。赤い服が特徴。敵対する組織、IMCと雇われた傭兵との戦いに巻き込まれて行く事となる。ゲームでは一定時間透明になれるクローク装置や、空中でジャンプが出来るジャンプキットの他、壁を走るウォールラン等の能力で戦場を駆け回る。パイロットに何時かなりたいとは言っていたが、このような形でなるのは望んでいなかった模様。しかし、BTと共に最後まで作戦をやる続けることとなる。

可動は無し。この辺は通常のPOP!は首が回る位で、それ以外はあまり変わらない様です。

・BT-7274

AIロボット兵器のタイタンであるBT。デフォルメこそされているものの、特殊な体系な為、通常のPOP!のような二頭身デザインではありません。大きさは１５センチ程。接着剤の影響で各部が若干白く曇っていたので指でふき取ってあげる必要がありました。モールドも結構多く、情報量は多いです。コチラも手足の可動は無いです。割と組み立てが雑だったのか、所々歪んでいたり、ちゃんとハマっていないのに接着されていたりと粗が目立つのが残念。重さが結構あり、満足度自体は高め。最近のTFのヴォイジャークラスよりは重いかと。
ちなみにソフトビニール製なので柔軟性があり、長時間、箱から出して飾ってたら自重に負けてしまい、股関節部分が前のめりになってしまいました。自立すら出来なくなってしまったので温めて戻しつつ、現在は股下にジャックを挟んで固定して飾っています

正面
ミリシア軍が独自に開発したバンガード級タイタン。他のタイタンの武器を使用出来たり、ボディが破損しても頭部のコアを摘出して同じバンガード級タイタンのボディに移植すれば復活出来る等、非常に強力なタイタン。元々はラスティモーサ大尉のパートナーであったが、彼が戦死してしまい、作戦を続行する為に生き残ったライフルマンのジャックのパートナーとなる。プロトコル１～３という原則を元に行動をしており、任務を優先すると同時にパイロットの命を必死に守ろうとする。初めはジャックとは命令を下し、指導するような関係であったが、ジャックをマネしてサムズアップしたり、彼が臨時パイロットを外されそうになった時は止めたりと特別な信頼関係を築き上げていく。

ミリシアの特攻兵団「SRS」のペイントがちゃんと胸にあったり、良い感じ。

劇中同様にボディが上下に開閉。さらにパイロットのジャックを内部に収納することが出来ます。勿論、そのまま蓋を両方とも閉じる事が可能。何気に蓋の裏にもモールドがあり、劇中と同じなのはポイント高いです。欲を言えば内部にもモールドが欲しかったですが、二頭身のジャックを収納することを考えると仕方が無いかな？


並べたり乗っけたりするとこんな感じ。別々に行動する事も多々あったので並べていても様になります。色々劇中のやり取りを再現したくなりますが、残念ながら非可動モデル。可動したら可動したで今度は武器とか付けて欲しくなっちゃいますね。

中は空洞なのでサイズさえ合えば色々乗せられます。ダイアクロンのパワードスーツを使えばビッグパワードの様に二重パワードスーツなんか出来ちゃいます。可動モデルで無くてもこのギミックのおかげで色々遊べます。

以上、「POP! ジャック＆BT」でした。昔はあまりゲームをやらない人間だったので、恐らく初めて買うゲームキャラのフィギュア。良い感じのデフォルメ加減と地味に遊べる搭乗ギミック、そしてズシリとくる重さで満足度の高い一品。同時に、フィギュアを買うまでタイタンフォールにハマっているという事実に驚いていたり。