ユニバーサルスタジオハリウッドまでは地下鉄を使って行くことにしたのですが、
前回 で触れた様に、ロサンゼルスは車社会。地下鉄は存在してもそんなに数、場所は多くありません。今回もホテルから最寄駅まで結構距離があるので駅まではバスを利用しての移動になりました。余談ですが、この時バスが近づいてきてもバス停で座って待っていたら「まだ座っている→乗るつもりは無い」と判断されたのかそのまま通過されてしまいました。びっくり。仕方が無いので次のバスを待つことになりました。近づいて来た所で立ち上がったのでちゃんと乗れました。失敗も経験の内。良い体験が出来たと前向きに行こう。
最寄駅の
「ハリウッド/ハイランド」 にはハリウッド蝋人形博物館があるので前だけ通ったのですが某大統領がサムズアップ。観光客にはフレンドリーな蝋大統領である。ただし移民は殺す。
ユニバーサルスタジオの最寄駅は
「ユニバーサルシティ」 。すぐ隣なのであっと言う間に到着。明らかにユニバーサルスタジオ目当てだろうな・・・って人もちらほら乗ってます。外見は日本の地下鉄とそこまで変わりませんが、全体的にあっさりしていると言うか。電光掲示板とかも無く外装、内装共にあっさりしている印象を受けましたね。広告もそこまで見ませんし。
ちなみにロサンゼルスの地下鉄は切符はありません。この
「TAPカード」 というICカードを買い、チャージして利用する仕組み。いわゆる
「SUICA」 とかと同じ感覚で使えます。券売機ですぐに作れてバスにも使えるので、あると非常に便利なのですがチャージは地下鉄の駅でしか出来ないという難点が。地下鉄を利用する機会がこの日しか無かったので後々チャージする事が出来ず、３日目以降は結局現金払いをするハメになりました・・・。
駅についてからは無料シャトルバスが出ているバス停まで徒歩で移動。途中、歩道橋を使って行きました。平日ならそこまで混まないと前情報で聞いていたのですが、午前１１時でもシャトルバスが満員になるくらいには乗ったのでちょっと混んでいたかも。
ショッピング街のユニバーサルシティウォーク前で止まるので、そこから少し歩けばユニバーサルスタジオハリウッドに到着！最初に荷物検査を受ける必要があります。それを終えればロゴでお馴染みの地球儀とこ対面。銀色の地球儀でUSJとは違うようです。遊園地というかテーマパークというか、その手の物に来るのが凄い久しぶりでこの辺からテンションが上がり始めています。
レッドカーペットが伸びているのでそれを渡って入口に。チケットは事前にWEBで登録していたので、スマホで登録ページのバーコードをスキャンしてもらい入園。画面が暗すぎて上手くに遊園出来なかった様なので画面設定を弄る必要がありましたが。ガイドマップも渡されますが、そちらは英語。別エリアに日本語版もあるので取りに行きました。
ユニバーサルスタジオハリウッドはアッパーロットとロウアーロットの二階構成。目当ての「トランスフォーマー ザ・ライド３D」はロウアーロットにあります。入場時はアッパーロットにいるのでエスカレーターで下に向かいます。ユニバーサルスタジオハリウッドは日本のモノと比べてそこまで大きくないと聞いていたのですが、普通にデカくてびっくりです。二階構成で小さいとか日本はどれだけデカいんですかね(行った事が無い)
エスカレーターでのろのろと下に向かうと赤と青の看板が見えてきますね？アレがTFライドです。上から見るとグレーの建物ばっかりで、そこに取って付けたような看板がビターン！と貼られているビジュアルになんかショックを受けました。もっとこう、建物ごと専用にデザインしてあるモノだと思っていたのでイメージが崩れたというか。遊園地で、園内の移動中に見える場所なのにビジュアルが地味過ぎるというか。なんというか、ビックリです。
ちなみに公開直後というのもあってか
「パシフィックリム アップライジング」 の広告があちこちに貼られていました。バス停や看板等、街中の広告も映画の街、ハリウッドというのもあってか映画やテレビドラマのモノが多かったですねー。
エスカレーターでは「思ってたのと違う！！」と勝手に衝撃を受けていましたがいざ目の前にいけば「おお！遂に来たんだな！凄い迫力だ！」とウキウキに。オートボットが集合する時とかに流れている曲も流れておりテンションを上げてくれます。オプティマスのデザインはリベンジまでのモノでメガトロンはダークサイドムーンのデザインになっています。
※以下アトラクションのネタバレも含みますので要注意 。
付近のゴミ箱もTF仕様になっています。こういう、小物までそれっぽい仕様にして雰囲気を出してくれるのは良いですねー。
スタッフの服装もNEST仕様に。凝っています。遊園地内を軍人の恰好したスタッフがウロウロしているのもなんだか不思議な感じ。
「トランスフォーマー ザ・ライド ３D」 は「NESTの隊員となって、新人オートボットの「イーバック」と共にディセプティコンからオールスパークの破片を守る」という設定のアトラクション。３Dメガネをかけてイーバック型の乗り物に乗り、映像に合わせてイーバックがレールの上を揺れたりしながら進む体感型アトラクションになっています。ちなみに乗り物のイーバックはスパイダーマンのアトラクションで使用する乗り物「スクープ号」を再利用したモノだとか？
オートボット達やNEST隊員からNESTやトランスフォーマー、オールスパークの説明を基地内で聞いている最中に、オールスパークの破片を狙ってディセプテコンが襲撃。イーバックと共にオールスパークの破片を守る、というのがおおまかなストーリー。時系列的にはリベンジとダークサイドムーンの間ではあるんですが、劇中で死亡しているハズのTFが出てきたり、説明中に使われる映像にダークサイドムーンのモノが既に使われているので、矛盾していたり。細かい事は気にせず楽しもう。劇中でも同型の別人とかいるし。
入口からアトラクションまで５部屋程用意されているのですが、「NESTの隊員」となってアトラクションを楽しんでもらう為か、内装もNESTを模したモノになっています。軍事基地であるというのもあって、遊園地のアトラクションにしてはえらいミリタリーでリアルな雰囲気です。３枚目の注意書きにはセクターセブンのロゴがまだ残っていますね。各部にある計測器や操作パネルは触ってガチャガチャ弄れますが、全てダミー。並んでいる間の待ち時間に暇つぶしとしてガチャガチャ弄っている人が多かったですねー。
それぞれの部屋にあるモニターには映像が流れており、最初はモーシャワー将軍やラチェット、オプティマスを通して登場する
オートボット (オプティマス、ビー、アイアンハイド、サイドスワイプ、ウィーリー)の説明がされます。映像もそこそこの長さがあり、混んでいる時などはじっくり観て時間が潰せます。なお、ここで紹介されるオートボットは展示演出内での搭乗のみのキャラもいます。
今回のアトラクションのキーアイテム、オールスパークの破片。リベンジのNEST基地にあったモノと似たような形で展示されています。結構近くまで寄ってみる事が出来ます。
スコルポノックの尻尾の展示。この部屋のモニターではアイアンハイドが登場する
ディセプティコン (メガトロン、スタースクリーム、グラインダー、サイドウェイズ、ボーンクラッシャー、ラヴェッジ、デバステイター)の解説をしてくれます。グラインダーの映像が一部ブラックアウトだったけど気にしない。
途中でイーバックも登場。変形も披露してくれます。アトラクションではイーバックに乗り込み、一人称視点で進むので彼の姿が見えないのですが、ここで変形シーンと姿を見せてくれるのは嬉しいですね。
VIDEO 折角なので変形シーンの動画も埋め込んでおく。
乗り口は空きがあるなら一人でもバンバン乗せて行く「シングルライダー」が用意されており、早く乗りたい人はそちらを利用する手もありますが、そちらはモニターやオールスパークの破片といった内装の展示がありません。単純に見れるモノが少ない上に、これらの演出を見たか見てないかでは、アトラクションの盛り上がりが大きく違うので、一度は通常の方で演出を楽しんでおくべきだと思います。
ゴミ箱に書かれている「TRASH」の文字のフォントが明らかにトランスフォーマーのロゴのそれで思わず笑ってしまいました。折角なら捨てているイラストもトランスフォーマー仕様だったら良かったなー。
アトラクションは３D映像と映像に合わせて激しく揺れる為、満足度は非常に高いです。水しぶきが実際に飛んで来たり、ミサイルが頭上を通過する際は熱風が当てられたりと動き以外にも表現があって面白かったですねー。高い所から落下したり何度も叩きつけられたりと衝撃も凄くて正直怖かったです。開幕早々、バンブルビーがラヴェッジの頭を引き千切っていたのは正直ゾっとしました。アトラクションでも虐殺をするのか・・・。あとデバステイターに食われたのに普通に反対側から出て来たのはどうなんだ。マッドフラップもあっさり逃げ出していたし、実はデバステイター大した事無いのでは・・・？
アトラクションを楽しんだ後は目の前にショップ
「TRANSFORMERS SUPPIY VAULT」 が。トランスフォーマーのグッズショップで玩具、アパレル、キーリング、お土産等、限定商品以外にも通常商品とかも扱ってます。
内装。シャツ、キーリング、マグネットといったグッズ系を中心にはしていますが、玩具系も結構多いです。サイバーバタリオン、最後の騎士王玩具各種、オールスパークテック、アドベンチャー系を扱っています。やはりムービーシリーズのアトラクションという事で実写系が多いですが、G1、アドベンチャーの玩具、グッズもちょこちょこあります。一般販売されている商品は定価よりも少し値上げしてるのか値段は少し高め。シャツとかは２７ドル前後だったと記憶しています。最近、ユニバーサルスタジオジャパンにもトランスフォーマーのショップが出来た様ですが、そこで扱っているグッズは大体こちらにもあったと思います。昔はオールスパークキューブ型のチョコやG1バンブルのクッション、アーシーのシャツ等もあった様ですが、オープンから６年近く経っているのもあってかグッズも入れ替わっている様で売ってませんでした。欲しかったなぁオールスパークチョコ。意外とロストエイジ版以降のデザインのグッズが増えており、それに合わせて一部グッズは入れ替わっているのかも。サイバーバース版イーバックとかも生産終わっていますし。アトラクションのキーアイテムでもあるオールスパークの破片を模したアイテムとかあったら欲しかったのですが、売っていませんでした。残念。
ユニバーサルスタジオ限定商品の中でもコレクター内では一番人気と思われるデラックスクラスのイーバック。パッケージは去年夏から見られるようになったロストエイジ風のデザインのモノに変わっています。この棚はイーバック関連のグッズを集めた専用のコーナーになっており、他にはぬいぐるみ、マグカップ、Tシャツなどがありましたね。これ以外にもデラックスクラスの限定玩具には
スナール がありますが、そちらはオプティマス、ビーと共にレジ横に置かれたいました。
玩具の試遊もやっていました。こういうキャラクター玩具の試遊展示が遊園地内で出来るのって玩具が軸に存在するトランスフォーマーならではだと思います。
その時買ったグッズ。後で金額を確かめてみたら250ドル超えていました。使い過ぎだ。
バカじゃねぇの・・・。「I NEED THIS ONE! PLEASE!」 と伝えて買う事が出来ました。実はまだ生産してたのかな。店員さんが「あ、このLEGOのヤツ ですねー！」って言って会計してくれたのが印象的。LEGOじゃなーい！恐らく唯一限定商品じゃないオールスパークテックのメガトロンは、ターゲットや通販ショップでもあまり見かけなかった商品。米尼でも売っていますが値段も大差無かったので、迷いましたが購入。スクィークスは無かった。初日 にターゲットに向かった際、本店の前を通ったのですが、偉い人気で客であふれていました。ホットドッグで有名なお店の様です。やっぱりホットドック注文すべきでしたね。 ソーセージが良い感じの美味しいチミチャンガでした。やっぱりホットドッグ注文すべきでしたね。 中のチリソースも辛すぎず辛いモノが苦手の自分でもモリモリ食べられて美味しいかったです。「Udon」 。一緒にサイズの小さい「MINIUDON」 もありました。「MELT DOWN COMICS」 。メルトダウンとなにやら危なっかしい名前のコミックショップですね。初めてのアメリカのコミックショップだったので、ウキウキしながら入ったのですが、店のサイズに対して本棚やケース内がガラガラでした。どうも５０%OFFの最中だった様で、あらかた売り切れてしまったのでしょうか。店も微妙に汚く、ゴミが置かれていたりコミックの陳列がめちゃくちゃだったりと、イマイチな印象を受けてしまいました。事前に調べた時はもっと綺麗で品ぞろえも豊富だったので、来たタイミングが悪かったのかも知れません。今思えば半額セール中だったのに何も買わなかったのは惜しい事をしたかも知れない。 
[0回]