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トランスフォーマー検定を受けて来た的なアレ

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トランスフォーマー検定を受けて来た的なアレ

花粉が辛いよどこまでも

2月16日に開催された「トランスフォーマー検定」を受けて来たので、その感想と振り返り的な記事。今回は文章ばっかで地味やぞ。

今回は東京会場で中級だけ受けてきました。公式サイトで公開されていた模擬問題を見るに初級はかなり簡単そうなのでスルーして中級だけを受験。一応35周年記念のイベントだったことと、新しい試みのイベントを折角、開催してくれたというのもありまして、挑みました。

東京での受験でしたので会場は日本大学三軒茶屋キャンパス1号館
最寄駅から徒歩で約15分と微妙に遠かったのと、道中に案内が無く1、2号館の指定とかも受験票に書いていなかったのでちょっと迷いました。
入場時はまだ初級の最中でしたので、大学内のラウンジで待機しつつ、スマホをつついて模擬問題やあやふやな知識を整理して待つことに。スーツ着た係の人が待機していて、本格的な雰囲気があってちょいとビックリ。東京は教室も2つ借りていたので、まぁまぁ人が来たのかな。

予定よりも少し早めに教室が解放されたので教室内で待機。大学の教室を借りての検定なので、雰囲気とかは資格関連のモノに近く、静かで少し緊張しましたね。開始までの間、トイレに行ったり知り合いに声をかけたり、メモを確認したりしてました。
先に初級を受けていた方に冊子を軽く見せて頂いたのですが、資格などでお馴染みのフォーマットの表紙に「トランスフォーマー検定」のロゴがカラーで印刷されているという光景に驚きました。TFと検定という身近だけど、それぞれは無関係なはずのモノが合わさるとこんなに見慣れない存在になるのか、と。

回答用のマークシート用紙と問題冊子が配られ試験開始。肝心な問題でしたが、四択マークシートで初級中級共に全80問、60分
初代~サイバーバースまでの実写を含む各作品から大体3問ずつ。玩具系の要素は殆ど無く、映像作品からの出題が殆ど。この辺は模擬問題でも提示されていましたし、初級は対策本のパーフェクト超百科の掲載内容的にも妥当かと。
問題内容は名称や出来事を答えるモノが大半故に、知ってるか知らないかという話なので私は15分ほどで一周目を終えてしまいました。いくつか迷う要素があったり、完全に知らない問題もあったりしましたが。
その後に裏面のアンケートに身勝手な願望意見をゴリゴリ書いて、二周目と記入ミス、ズレが無いかのチェック。問題冊子には自分の回答を記録して後で自己採点出来る様に。特にやることも無いので三周目もやって、繰り返しチェックしたり、アンケートの続きを記入。人によっては空き時間に冊子に絵を描いてたりしたそうで。
試験終盤に受験特典のオプティマスが配布。試験中に玩具が配られるって何だよ

で、試験終了後にマークシートが回収されて試験終了。何か特別な告知とかも無く、初めから最後まで真面目な感じに検定終了。公式回答は約一週間後の今日、公開された様ですね

私はその後、試験前に挨拶していた知り合いと合流して秋葉原散策してオフ会に参加していました。

さて、以下検定の個人的な感想
問題そのものに関しては既に触れている方は多くいると思うので、TF検定という企画そのモノについて重点を置いたモノになります(と言いつつ、問題にもいくつか触れていますが)

最初にTF検定の情報が発表されたのは、恐らく去年6月のおもちゃショー。一緒にてれびくんクラウドファウンディングなども発表されていたのであって、今年は新しい形で盛り上げて行くなーと驚きました。
9月から募集開始。締め切りは12月18日でしたが、その後1月7日まで延期されていました。
11月末に対策本も兼ねたパーフェクト超百科が発売。12月の頭位に買った記憶があります。とりあえず一通り目を通して、基本的には既存の情報しか載ってないのでまぁこんなもんだよな、と。検定当日は中級でも結構この本を持ち込んで読んでいる人は多かったですね。

ちなみに問題冊子はそのまま貰えるので、検定後に初級の問題を全部見せて貰いましたがパーフェクト超百科からの出題というのもあり、そちらを読めば十分な内容でした。問題自体は非常に簡単ではあります。しかし初級でもTF映像作品全体から出ていたので、その一冊をしっかり把握する必要があるというのは新規層にはちょっと大変そうな印象を受けました。

中級では超百科がそこまで対策に使えないにも関わらず、特に対策らしい対策方法が用意されていないというのが気になりました。中級用の書籍は無く、せいぜいフィギュア王や公式ページに掲載された中級模擬問題くらいしかありません。後はWEBで調べよう!とか友人間で出し合おう!といった内容が初級と合わせて掲載されている位。
一番、手っ取り早い対策方法としては全シリーズを片っ端から視聴する事なんですが、それはそれで中々ハードルが高い訳で。全シリーズを視聴しようにも、配信されている作品はごくわずか。DVDボックスを全部買うのも中々に大変。作品によってはBOXが出ていなかったりトータル視聴時間がどえらいことになっちゃうんですよね。

全体的な対策の取り辛さが気になる中級ですが、そもそも35年分の情報はそう簡単にカバーできるものでも無く、日々の積み重ねで蓄えて行く量だと思っています。
なので受験前に各作品の情報を集めて対策するのは前提としておらず「現状どのくらいわかるかな?」という力試し、挑戦状という意味合いの方が強かったんじゃないでしょうか。
対策は自分が既に弱いと自覚している所、あやふやな所をカバーする程度、みたいな。

当たり前と言えば当たり前ですが、その情報を知っているか知らないか、という完全な知識量を問う問題かつ、普段は意識しない要素まで聞かれるので全作品を観てれば答えられるという訳でも無く。「今の自分はここまで把握しているよ!ここが苦手だね」って意識させて、より知識を深めてもらおうとしているんじゃないでしょうか。

実際の所、出題された問題は難易度の差が結構ありまして。写真の掲載されたキャラクターの名前を答えるという基本的で簡単なモノもあれば、肩書、特定のキャラの関連人物(飼っているペットの名前、恋人の名前やメカを作った人など)、宇宙船や地域、武器の名前、本名(ボットコン2015KRE-Oの記事書いて良かった!)といった細かい設定を聞かれる、難易度高めな問題もありました。

映像作品からの出題が中心ということで玩具系中心のユーザーは随分と不利に思えますが、MP化が決定したトレインボットジェネレーションズセレクトで発売したキングポセイドン、モール限定のビッグコンボイマトリクスバスターなど、最近リメイクなどがされた玩具に関する問題もチョイスされています。この辺は玩具系中心のユーザーのことを強く考慮しているかと。
基本的なキャラクター名もアニメか玩具、どちらかをチェックしていれば覚えるのは難しくないと思いますし。
玩具は玩具でアニメ同様に35年分の蓄積が存在する以上、そこから出すのもそれはそれで大変なんじゃないでしょうかね。

TFって玩具が商業的には中心ではありますし、玩具中心のユーザーも多いと思います。しかし同時に映像作品を含む「設定」もかなり大切な存在なんですよね。
ダイアクロンミクロマンの玩具からTFという存在に変わったのは設定のおかげ。そして今の人気があるのも設定のおかげ。ただの変形玩具では無くTFというブランドを付随して形作っているのが、設定だと思うんですよね。やっぱり設定、世界観があってこそのTFだと思います。
なので設定が強く反映される映像作品系から多く出題されるのは自然な形だったのかと。もうちょい玩具系の問題が欲しいという気持ちもやはりありますが。

かといって今回みたいに初代玩具ナンバリング49は誰か、みたいな問題が増えたらそれはそれで難しそうで。アニメ以上に知っているか、持っているかって話になると思います。設定中心な人は玩具系苦手かもしれませんし、その逆もまたしかり。
一応、ナンバリングの問題はフィギュア王の模擬問題からの出題だったので対策はできましたけど。

気付いたこととしては、最後の騎士王ドラゴンストームが合体する人数を聞かれる問題とか、12体でちゃんと合体している描写もありませんでしたし、実写オプティマスの武器の名前がエナジーソードなことも劇中で触れていません(どちらも超百科などにはちゃんと記載アリ)。この様に映像作品を観てもわからない問題もいくつか存在。メトロタイタンに関する問題もありましたが、彼も劇中未登場ですし。
結果としてTFの設定からの出題なので玩具、映像共にまんべんなく網羅している必要があると思いました。

話が変わりますがこの検定自体、私はパーフェクト超百科を売る事と、35周年イベントTFというブランドそのものを盛り上げる事ライトユーザーにTFという作品により興味を持って貰うというのが目的だと思っています。
ライトユーザーへの効果はどうだったのか、気になる所。初級は親子連れがいたという話を聞いたり、そのまま継続して中級を受ける子がいたらしいというのは喜ばしいことだと思います。これをキッカケに、根強いTFファンが増えると良いですねー。

これは特に根拠のない私の憶測でしか無いのですが、現状、タカラトミーの子供向けロボット玩具の枠はドライブヘッドシンカリオン、そしてもうすぐ始まるアースグランナーが常にキープし続けている以上、既に十分であり国内ではTFがその枠に入り込む余地って無いと思っているんですよね。少し上の層を狙うとなると今度はベイブレードなどのバトルホビーが立ち塞がりますし。
過去に勇者シリーズ展開時もTFは合体大作戦G2などの玩具オリジナルシリーズでの展開が中心だったのと同じ状況にあると思います。

なので今のTFはマニア向けに展開して延命し、幅広い層にヒットする実写作品公開で加速するスタイルを取らざるを得ないと思います。国内での子供向けアニメシリーズであるサイバーバースも海外展開のついで感が強く、そんなに力をいれていない印象。
新シリーズというよりは実写後に簡易変形の再販などで細々と展開していたターボチェンジシリーズの延長だと思うんですよね。
前回の子供向けアニメシリーズのアドベンチャーは大量の商品に国内オリジナルも投入していましたが、サイバーバースはターボチェンジャー中心っぽいのと国内オリジナル要素は無いですし。

そんな子供向けを細々とやってマニア中心になっている中で、TFに興味をもってくれた新規層、そして比較的最近からTFを追いかけ続けてくれている層に、今回の検定でTFの歴史と深みを知って根強いファンになって貰い、将来のマニアを育てようという意図があるんじゃないかと考えています。
最初から手堅く行くのであれば、今回は実写やサイバーバースからだけでの出題でも十分だったのを、ここまで広げたのはそういった理由があるのかも知れません。

中級に関しては初級のオマケであり、先述の通り既に長年TFに触れて来たマニアである方々への挑戦状なんじゃないかなーと思っています。
有料でも歴代作品が見れるサービス、中級対策書籍を同時に出していたりしたら、もっと良かったとは思いますが、ついでに開かれただけなら、それらが無かったのも納得いくような。中級向けに展開する余力が無かっただけかもしれませんが・・・。

ちなみに中級の対策になる要素って、検定告知時に2問とフィギュア王で6問、TF公式ホームページで20問、計28問の模擬問題が公開されたされたくらいでした。
おまけにそれなりに難易度が高いモノだったのもあってそこはやっぱり印象悪かったんですよね。映像作品の1話限りの要素とかも全部覚えなきゃダメって印象が強くて。その代わりそこからの出題もありましたが。
実際の問題はそこまで難しい問題は多く無かったり、4択なので消去法でわかるようにはなっていたのですが、ハードルに対して公式からのサポートは弱いなって気持ちはどうしてもあります。
公式回答が公開されましたが、ダイナソアメトロフォースの点はちょっと理解が出来ていないので、公式解説や正解の引用元など、アフターサポートでも良いのでして欲しい所。
2月27日追記:回答修正されていました

そういった事前対策の難しさから検定が近付くにつれてヤケ(?)になって、今から全作品を改めて網羅するのは無理だし、現状の自分の知識量を確認する程度の気持ちで挑みました。
BWを改めて観るキッカケになったり、肩の力を抜いてイベントそのものを楽しむという気持ちになれて良かったと思います。
範囲がやけに広かった分、初代やBWと比べるとあまり日の目を見ない作品にも結構スポットあたっていたのも良かったかと。初回は実写、初代、サイババとか範囲を絞る方が手堅くて良かったのでは?と思っていましたが、コレはコレで面白かったですね。

イベント後に知り合いと答え合わせをした所、合格ラインは超えてそうなので良かったです。
後のオフ会で集まって答え合わせをした際、悩んだ問題が意外と同じものだったりしたのも面白い。他にも回答が割れたり、初級と合わせて受験した方の話を聞いたりとファン同士の交流のキッカケになっていたかと。
直接的でないにしても、TF市場全体としては盛り上がるとかも考えていたんじゃないですかね。ファンのTFに対する行動の活力剤といいますか。思い出にもなるでしょうし。

先述の通り、解説や引用元などのアフターサービス、サポートが特に無いので、折角過去の作品に検定問題などで再注目してもらっても、そこからさらに書籍やDVDに改めて手を取るキッカケを作れてないというのは少し勿体ないかも。横の広がりが薄く、検定単体で完結してしまっている様な。やっぱり中級はオマケですかねコレ。

色々と気になるところを取り上げましたが過去の作品を見直すキッカケにもなりましたし、うろ覚えだったりイマイチ覚えていないところを自覚できました。中級向け展開が物足りないとか、問題に結構誤植あったよね?とか思うこともありますが、個人的にはかなり楽しめたイベントでした。なんなら初級から受ければ良かったと思うくらいには。
正直、地に足を付けて手堅く行って欲しかった、みたいな気持ちもあったりして色々と思うところもあったのですが、トータル的には楽しかったのでいいなかぁーと。

4月16日追記:結果が発送されはじめた様で、私も無事にごうかくしていました。専用印刷がされた封筒で届き、内訳は合格認定証、採点結果のお知らせ、合格者限定の合格認定カードと名刺の発行サービスの案内の3点。
合格者は別途料金を払うことで合格を認定と名前の入った専用のカードが貰える様です。締め切りは5月20日まで。と言いつつもまだ公式サイトでは申し込みを開始していない様で。
他の検定サービスでも同じ取り組みをしている様ですね。
4月18日追記:公式サイトに認定カードと名刺の詳細が掲載されたみたいです。

長々と書いてしまいましたが、TF検定の感想は以上になります。第二回、あるのかなぁ・・・

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プロフィール

HN:
コツ
年齢:
28
性別:
男性
誕生日:
1995/09/26
自己紹介:
トランスフォーマーを中心に玩具を集めたり遊んでる人。他にはアメコミとかも読んでます。玩具販売系サークル「ギミックコレクション」としても活動中。相互リンク受付中。

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