迫り来るTF検定に合わせて、過去作を作業合間に視聴中。今からでは全部は網羅できませんけども
「トランスフォーマー ボットコン2015」よりTFの最重要指名手配犯がブロック玩具KRE-Oになって一斉集合!「アースモストウォンテッド」を紹介!
※日本未発売
パッケージジップロック付きの袋に本セットと別添えの台座が封入されています。
パッケージ本体真っ黒なビニール袋がパッケージ。他のボットコンTF同様に透明な袋だったら開けたり捨てることにそこまで躊躇しませんが、しっかりカラーで印刷されていると開けるのを躊躇しちゃいますね・・・。
ボットコン2013から、TFも展開しているハズブロのブロック玩具
「KRE-O」のボットコン限定品が登場。ボットコン2015のテーマ
「サイバトロンモストウォンテッド」(サイバトロン星の最重要指名手配犯)に合わせてKRE-Oでは地球の最重要指名手配犯たちをチョイス。地球ということで主に人間関連の悪役がチョイスされています。内訳は
・センチネルプライム(アニメイテッド)・ヘッドマスター(アニメイテッド)・ロボットマスター(G1マーベルコミック)・ドクターアーカビル(初代アニメ)・フランケンスパイク(初代アニメ)・ナイトバード(初代アニメ)の6体。初代からの参戦が多いですね。
付属のブックレットは裏面がコミックになっており、彼らや過去に発売したボットコンクレオン達の活躍を描いています。
・センチネルプライム アニメイテッド版を意識した青いボディ。限定品らしく、ヘルメットの塗装は細かめ。お陰で良い感じにプロール型を使っているイメージを払拭出来ています。両肩の除雪ブレードを意識したオレンジのパネルが好き。
アニメイテッドではエリートガード所属でオプティマスをライバル視する嫌味なオートボットでしたが、KRE-Oでもエリートガード仕様のエンブレムが印刷されています。説明書裏のコミックでは本セットに付属の指名手配犯に注意するように警告をするが・・・
武器に槍と盾では無く、何故か剣が付属。可動は従来のクレオンと同じ。
・ヘッドマスター こちらもアニメイテッド版を意識した仕様で、モンスターなどに襲われる街を作るKRE-Oの別シリーズ、
シティビルインベーションで登場した小さなボディを使って小柄なヘッドマスターを再現。ヘッドマスターというと本来は頭部に変形するTFの種族のことですが、今回のベースになったアニメイテッド版ではヘンリー・マスターソンが開発し、彼自身が乗り込んで操縦するロボット。他のロボットの頭部を切断して接続し、乗っ取るという機能を持っています。
コミックでもアニメイテッド本編と同じようにセンチネルプライムの頭部を切断し、ボディを乗っ取り、メトロプレックスの情報を盗もうとしていました。
KRE-Oではお互いの頭部を外して入れ替えることで再現。アニメ同様に切り離された頭部は何故かそのままでも元気に生きており喋れる模様。正直、このギミックをやりたいがためにセンチネルはラインナップされたような気がしてならない。
アニメイテッドの
バルクヘッドもマイクロチェンジャーズの
WAVE2でラインナップされているので本編での再現が可能。後はスタースクリームも乗っ取られてたりしましたっけ
過去にヘッドマスターズはマイクロチェンジャーズで
メガザラック、ワイプ、ハイブロウがランナップされていました。この辺と混ぜて頭部入れ替え遊びするのも楽しいかも。
アニメイテッド版ヘッドマスターはG1メガザラックの頭部デザインがモチーフでしたので、KRE-Oでもメガザラックと同じサイドスワイプ型の頭部が使われているのが地味に嬉しい
・ロボットマスター またまたマスターで悪い人間。マーベルコミックのTFで登場した悪役。元々は売れない漫画家
ドニー・フィンクルバーグが書いてた漫画のタイトル及び主役でしたが、米国政府機関トリプルアイ(知的情報研究所)にドニーが雇われ、人々に対ロボット感情を芽生えさせる為に演じた。
コスチューム姿も上手く再現されており、人間キャラということでか丸みを帯びた肩の腕パーツを使用。マントは布製です。
マントは取り外し可能な他、素顔の怯えた頭部パーツが付属。一時期はディセプティコンの支配権を手に入れかけたりしましたが、彼の手に負える訳も無く。オートボットと協力するべきだと心を入れ替えた後、最終的にはハズブロで玩具のパッケージを描く仕事に就いたとか
付属のコミックではヘッドマスターがセンチネルを乗っ取るための、陽動を行い捕まることなく逃げ出した。
・ドクターアーカビル(初代アニメ)
初代アニメに登場したデストロンに協力する悪の科学者。「地球消滅作戦」「破滅の日part1~3」などに登場。メカの頭頂部や義手を再現する為に髪や手首の一部が銀色に。ロボットマスター同様に腕は肩が丸みを帯びたもの。
白衣姿を再現する為に、わざわざ薄いプラ製のものが付属。平らなモノをガイドに合わせて折り曲げて作り上げます。一応、脱いでも白衣姿になるようにはなっていますがただならぬこだわり。
ちなみに白衣には透明のフィルムで保護されているので、剥がしてから折り曲げましょう。
デストロンの中でもスタースクリームと組むことが多かったアーカビル。科学者同士ということで話が合ったりでしたんですかね
KRE-Oには最初期から人間キャラクター自体は付属していたのですが、特に名前の無いオリジナルモブキャラばかりだったんですよね。通常製品となるとせいぜいビーストハンター時にスーパーリンクのキッカーと名前だけ引用したと思われるスパークプラグ位。なので今回のちゃんとした人間キャラが登場するのはかなり貴重。2014以降はTFフィギュアとその乗り物などの展開に切り替わった関係からか、人間のフィギュアは殆ど付属せず結局、他にはコレクターズクラブ経由で今回の彼ら2人とブラックロック位しか発売しなかったのは寂しいですねー。
ネームド人間キャラは多く存在しただけに、その辺があまり拾われずにシリーズが終わってしまったのは残念。スパイクやカーリー、ジャックなどレギュラー人間キャラとかあると遊びが広がっただろうに。
・オートボットスパイク(初代アニメ)
初代アニメ「フランケンスパイク」でスパイクの父、スパークプラグがサイバトロンのスペアパーツで作ったロボット「オートボット‐X(サイバトロン-X)」に負傷したスパイクの意識を一時的に移したもの。海外展開では後にスパイクはフォートレスのヘッドマスターになっていたことを考えると何だか面白いですね。
先述の通り、スペアパーツから生まれたということでプロール、ストリーク、サンストリーカー、トレイルブレイカー、マイスターなどのパーツが混ざり合った外見を再現。
ちなみにKRE-Oは2014年に素体をリニューアルしたのですが、何故か左腕のみ旧型の手首が丸みを帯びたモノのままになっています。
スパイクがその外見に驚き、暴走していたというコトでか、悪役ではないにも関わらず今回の指名手配犯の一人としてラインナップ。不憫だ・・・。アニメでもデストロンと手を組むレベルにまで暴走していたけども・・・。一応、スパイクの意識が移される前の初回起動時も暴走していましたが、名前がオートボットスパイクな辺り、意識を移した後の扱いかと。
付属のコミックではロボットマスター、アーカビル同様に陽動作戦のメンバーとして登場。何故か撤退シーンには描かれず。
・ナイトバード(初代アニメ)
初代アニメの「ナイトバードの影」で登場した日本のハマダ博士が作り上げた忍者ロボット。デストロンに強奪された挙句、ボンブシェルの改造でデストロンの忠実なしもべに。忍者型ロボットらしく様々なガジェットを装備しており、身のこなしも軽い。
手裏剣、ヌンチャク、サイとパルスブレードの代わりに日本刀が付属。忍者系のキャラが多かったG.I.JOEもKRE-Oで展開していたので、それらのパーツのおかげで劇中で使用した武器が殆どあるのは嬉しいですね。ヘルメットパーツは実写ロックダウンのモノと同じなので開閉出来ます。
付属の武器が多いので色々と取り換えて遊べるのが楽しい。付属のコミックでは何故か複数体登場しており、アーカビル達の陽動作戦チームにいました。
アニメだとかなりの強敵で、サイバトロン複数人相手でも敵わないという。最後は嫉妬したスタースクリームのちょっかいで機能停止してしまいますが・・・。
発売当時はまだ玩具化していなかったキャラも多く、スパイクとロボットマスターに関してはこれが唯一の玩具化。特に劇中に登場した人間系キャラはKRE-Oで出すのは一般販売ラインでも全然やってくれなかったので嬉しい所。残念ながら、コレがBOTCONでのKRE-O最後の商品なんですけどね・・・。
以上「ボットコン2015 KRE-O アースモストウォンテッド」でした。限定品らしく通常ラインではあまり見ないキャラクター達をチョイスしたセット。2013、2014はボットコン関連のキャラが選ばれていたので、そこが継続されなかった点では少し残念ですがコレはコレで面白いセットになったと思います。人間キャラとか通常ラインでは出てませんでしたし