色々とアメトイ情報がトイフェアで発表されて今後が楽しみですねー。随分と発売が先なヤツも多いですが
格闘ゲーム
「モータルコンバット」のキャラクターたちを
マクファーレントイズがアクションフィギュア化!その中からお調子者のアクションスター
「ジョニー・ケイジ」を紹介!
※日本未発売
パッケージ縦長なボックスパッケージ。開けた後も箱に戻せますが、付属のスタンドは内台紙にブリスターで貼り付てかれているので、完全には戻せません。
スポーンなどで有名なアメリカのフィギュアメーカー、
マクファーレントイズより発売。近年は同一のフォーマットでDCコミックスやゲームなどの版権キャラも多く登場。DC系はマテルから引き継いでDCユニバースというシリーズ名で展開中なのですが、他は特にシリーズ名は無いのでこの規格を何と呼べば良いのやら。figmaとかS.H.Figuartsみたいな呼び名が欲しい所。
最新作モータルコンバット11を意識したキャラデザインですが、ロゴは何故か9作目のものでシリーズナンバリング指定も無い様です。
「モータルコンバット」は
ミッドウェイ(現在は
ネザーレルムスタジオ)の格闘ゲームシリーズ及び作中で開催される大会。
少林寺拳法使いに海外特有の
微妙に違った忍者達、
サイボーグ、
クリーチャーに
神などユニークなキャラクター達と、倒した相手を残虐に殺してしまう
「フェイタリティ(究極神拳)」などの要素が特徴な作品。普通にグロテスクだから苦手なヤツはググるなよ。
俺は一時期トラウマになった。日本では4までしか発売していないのもあって今ではややマイナー、色物作品という印象ですが、海外では現在は11作まで発売している人気作であり、ストーリーもかなり力の入ったモノとなっています。一応、国内ではスマホ版が翻訳されてリリースされているので遊べる。
モータルコンバット11の
ストーリーモードで登場した、過去から呼び出された若い方のジョニー・ケイジ。青いプロテクターなどから
モータルコンバット2のデザインをベースにジャケットを着せるなどしてアレンジした見た目になっています。基本的にマクファのモータルコンバットはデフォルトスキンから採用されていたのですが、何故かジョニーだけはデフォルトの老いたジョニーでは無く若い方が選ばれたみたいです。
スポーンなどの頃から造形に力を入れて来たマクファーレントイズというのもあってかプロポーションも良く、ジャケットのシワなども綺麗に造形されています。サイズは7インチなだけあってやや大きめ。
正面おしゃべりで生意気なアクション俳優。地球と魔界の運命を握る戦いであるとは知らずに、自分のアクションがSFXやスタントマンを使ったモノでは無いと証明する為にモータルコンバットに参戦した。地球を守るための戦いに巻き込まれる内に成長し、頼れるベテランになっていくがそれは10作目以降のまだ未来の話。
11作目では歴史を書き換えようとする
時の神クロニカの陰謀により、他のモータルコンバットの戦士達と共に
モータルコンバットX以降の未来へ飛ばされ、老いたジョニー・ケイジ達と協力して行くことになる。
出演作は
「ニンジャマイム」「シチズンケイジ」「マッシブストライク」「タイムスマッシャーズ」「ドラゴンフィスト」などなど。
ゲームではアクションスターらしいアクロバティックな技以外にも、実は神々の為に戦う古代戦士の末裔らしく緑色の光をまとえる他、パントマイムをしてカウンターを仕掛ける、開脚してそのまま金的攻撃、代理スタントマンであるダブルスタントをアシストで呼び出すなど、ユニークな技も持ってます。
フェイスアップ生意気そうなニヤケ顔。本人にとっては自慢の顔なので殴られたり傷付くのを凄く嫌がる。ゲーム本編だとサングラスを付けている方が多いので素顔なのは珍しいかも。瞳とかも綺麗に再現。強いて言うなら、髪が別パーツっぽく、頭部との間に少し隙間があるのが気になる。
付属品オスカー像、ジョニー・ケイジのフィギュア、サングラス、スタンド。スタンド以外はどれもゲーム中に出て来る小道具。スタンドは他のマクファーレントイズの同規格のフィギュアに付属するモノとロゴ以外は同じで足裏に刺すタイプのヤツ。
ジョニーの象徴でもあるサングラス。基本的に彼はこのサングラスを付けていることが多いです。壊されてもすぐ予備が出て来るし、なんなら投げて攻撃にも使う。場合によってはそのまま相手が身に着けた挙句、何故か相手の頭が破裂して死ぬ。
装着は頭に挟み込むだけではありますが、綺麗にピッタリ耳にかかるのもあってしっかり固定されています。
オスカー像。ハリウッドスターらしいアイテムですが、ちょこちょこ攻撃にも使います。11ではこのオスカー像で殴りつけた挙句、台座が取れてそのまま相手に刺す。残念ながら?今回のモノは台座が取れません。
ジョニー・ケイジのフィギュア。ジョニー・ケイジのフィギュアを買うとジョニー・ケイジのフィギュアがもう一個付いてくる。ゲームでもちょこちょこ出て来るアイテムで、ジョニーとのサイズ比的に12インチくらいのアクションフィギュアをイメージしているっぽい。残念ながらこちらは非可動。
勝利ポーズの一つのラストを再現したモノで、ジョニーの十八番、開脚金的攻撃をする際のポーズを取っています。
ジョニーのフィギュア自体はブルタリティ勝利時やコラボ参戦したターミネーターのイントロでも出てきたりと意外と出番があります
ポージング開脚して金的攻撃を行う
ナッツパンチ(相手は股を抑えて硬直する)や、緑に光りながらスライドして蹴りを入れる
シャドウキックなどのポーズが再現可能。(名称は海外版11から)
肩が二重関節だったり、胴体も腹と腰の2か所が回る、つま先も動いたりと可動箇所自体は非常に多いです。手首とかリボジョイントみたいな仕様ですし。ただし、脇を綺麗に閉じれなかったり、腰も回転はしても前後が微妙、何より股関節のロールが脚の角度によっては捻れないという問題も。故に腕組み、脚組みとかは出来そうにありません。
ゲーム中のポーズが全部取れるという訳ではありませんが、それなにり動くものではありますので悪くは無いかと。ジョニーは柔軟素材と言えど、多少ジャケットが干渉しますが、他のキャラはどうなんでしょうかね。
ジャケットを脱がせて逆タンクトップなジョニーと、アクションフィギュアで主流な6インチの
マーベルレジェンズの
リビングレーザーに着せた所。
ジョニーは7インチクラスということで、
マーベルレジェンドよりも少し大きく、一緒に遊ぶには微妙なサイズ。ジャケットとかも少し大きいですが、他のフィギュアに着せてみても良い感じ。袖無いけど。
7インチは7インチで結構主流なので沢山のメーカーがフィギュアを出している上に、
ストームコレクティブル社が出しているクラシック版モータルコンバットともサイズが近いので、そっちと混ぜて遊べそう。
以上
「マクファーレントイズ ジョニー・ケイジ」でした。今度のマクファは動くぜ!と言わんばかりの可動仕様。その実態はまぁまぁ動くアクションフィギュアという感じではありましたが、決して出来が悪い訳では無く、20ドルというリーズナブルな価格を考えるとよく出来ていると思います。付属品もジョニーらしさが出ていて嬉しいチョイス。このフォーマットで様々な作品から発売されていますが、モータルコンバットのキャラはどのくらい増えるのか楽しみ。カバルとか老ケイジとかサイラックス辺りが欲しいなぁ