パッケージ
スターターパックの箱型パッケージと異なり、フィギュア単体はブリスターパッケージになっています。ブリスター部分はオールスパークを模した形状になっているのが面白い。そのせいか若干デカい気がするけど。

ビークルモード
パトカーに変形。例によってサブラインの為、ライセンスを取得してない架空ビークルです。メインラインのデラックスクラスでもライセンスを取得していなかったので他ラインでも架空ビークルなのは当然といえば当然ですが。窓にカバーが付いているモノになっているのが特徴的。

横から。ポリスとかの文字も無く、エンブレムが印刷されている位。あっさりしています。

トランスフォーム！変形パターンはオプティマスら前後逆なだけで基本的に同じ。ドリフトと同じ感じです。流石に５体目となると同じような体型、変形パターンというのも言うのもあり、書く事が無くなって来る。

ロボットモード
最後の騎士王版のデザイン。なので左腕にガトリングのモールドがあります。胸のパーツのスリットが多いです。頭部は柔軟素材を使用。足首はビークルの正面と言うのもあってか柔軟パーツでは無くなりました。

正面
１作目から登場していたディセプティコンの兵士。ビーのライバルの様な存在。今作ではメガトロンの指令で隠密行動をし、彼に情報を与えていた。しかし今作でも最終決戦の途中でフェードアウトしてしまいました。
フェイスアップ
コンセプトアートを参考にしていた為か、劇中とはまた違ったデザイン。４つ目のG１バンブルといった印象を受けます。

左腕のガトリング。銃口が足りない気もするけど雰囲気は出ているので良いかな。

オプティマス等のスターターセットに付属のオールスパークキューブをセットする事でサウンドギミックが解放！ちなみにキューブはスターターには一個しか付属しませんし、バラ売りもないので複数キャラを同時に喋らせたければ複数個キューブが必要な事になります。ちなみに蓋のヒンジ部分まで塗装されている関係か、やや蓋が外れやすく可動も硬い。

オプティマス同様に胸を開け、オールスパークキューブをセット！セットする事で赤く点滅しながら効果音が鳴り、最後に「BARRICADE！！」と名を発し、サウンドギミックが発動する様になります。サウンドが鳴る条件等はオプティマスと全く同じで、セリフが変っている形となります。効果音等はオプティマスと同じ。「PULL OVER！PULL OVER！」「FOR THE MEGATRON!」等の台詞を喋ります。バリケードの台詞は発音が独特なのか、他のキャラと比べて聞き取り辛いです・・・。

バリケードは１作目から登場してちょくちょく玩具も出ていましたが、台詞ギミックを搭載した玩具は意外なことに出ていなかった様で、恐らく今回が初めて。劇中で出番がちゃんとあったのも１作目と５作目だったのせいでもありますが、今まで出ていなかったのは驚き。

後頭部のパネルを開閉する事で変形サウンドが鳴り、モードが切り替わるのも共通。

胸にオールスパークを収納できますが、試して見た所、一作目バリケードに付属のフレンジーも収納できました。全部畳めば蓋を閉じて完全に収納出来ます。

メガトロンと。オールスパークテックのディセプティコンはこの２体だけ。最後の騎士王は良く喋るキャラが多かっただけにもっと欲しかったところ。ニトロゼウスとか。

ポージング
可動に関してはドリフトと同じ感じ。相変わらず拳は横向き。拳は５ミリジョイントですが例によってややキツめ。バリケードに関しては武器がモールドされているのであんまり気にならないかも。

以上、「オールスパークテック バリケード」でした。実は初めての喋るバリケード。他のキャラと比べて発音に癖がありますが、その分また個性が出ています。流石に５体目となると書くことも無くなって来ました。同じ変形パターン、ボールジョイント向きじゃない、カッチリしていない等の条件もほぼ同じ。他にはシャドウスパークオプティマス、ビー、スクィークスがありますが、オプティマスは大きな変更も無く、ビーのサウンド付き玩具は既に沢山ありますし、スクィークスに関しては全然出回っていないのでオールスパークテック集めはこれで一旦終わりにオールスパークをセットして、玩具の動きに合わせてサウンドが鳴るギミック自体は面白いのですが、肝心の玩具本体が微妙だったという、惜しい玩具シリーズ。でもなんかハズブロ設計という辺り、こんなモノかと納得してしまうような。