オモチャを我慢してその浮いたお金でオモチャ買っちゃうんですわ。
実写版トランスフォーマーより
「Transformers Movie 2 pack - Blackout and Scorponok - Decepticon Desert Attack」を二回に分けて紹介。
今回は映画で最初に出てきたトランスフォーマー、
ディセプティコンのブラックアウトです。サイズはヴォイジャークラス。
パッケージ
ディセプティコンの
ブラックアウトと
スコルポノックがセットになった海外のトイザらス限定商品。二体の連動ギミックをコレひとつで楽しめる商品となっていますが、パッケージに記載は無し。
セット自体は日本未発売ですが、中身は国内でも発売された単品版と同じ仕様のようです。
ビークルモード
MH-53JペイブロウIIIに変形。
コックピット周りや側面等に黒の汚し塗装塗装がされていますが全面では無いのでなんだか中途半端な印象。着陸脚は車輪が回転するので転がし走行も可能。前輪は収納も出来ます。着陸脚の車輪がダミーでは無くちゃんと回るTFって結構少ない印象。
ギミック
後部レバーを押せばメインローターが回転。ただし一回転程しかしないのでグルグル回すには連続して押す必要があります。もうちょっと勢い良く回ってくれた方が嬉しかったかなぁ。
ボタンを押せばハッチが開いてスコルポノックを投下!ただ、私のモノはハッチがゆるゆるで勝手に開く事が良くあります。正直イラッと来るので普段はスコルポノックは収納しないで遊んでたり。
付属のスコルポノック。グレー一色で汚し塗装がされています。背中の尾にはスプリングが仕込まれており、手前に倒しても元に戻ります。非変形ですが劇中では変形しないしノープロブレム。
劇中のカラーとはかけ離れていますがオマケのミニフィギュアみたいなモノなので。本セットにはデラックスクラスのスコルポノックも同梱されているのでスコルポノックが2体も付属する事に。
トランスフォーム!
コックピットが胴体、後部が脚、側面は腕に変形。
映画で最初に変形した際、アニメとは別物なそのクオリティに思わずゾッとした記憶があります。ブラックアウトの変形シーンでコッチ側(TFファン)に堕ちた人は多いんじゃ無いでしょうかね。ちゃんとメインローターを後方に畳んだり肩周りを回転させたりと劇中に似た変形が出来るのが嬉しい所。
オートモーフギミックにより腰を移動させると連動して頭部も変形。ただしイマイチ上手く行かないので結局手動でガチャガチャやる事に・・・。固いしうまく行かないし残念。
ロボットモード
劇中と比べて頭が小さくなっていたり、体型も違ってたりと実はそんなに似ている訳ではありませんがコレはコレでカッコ良いです。背中にゴッソリ丸ごとローターを背負っていますが劇中でも同じなので気になら無いですね。ハの時に開いてるのがスゴい好きです。
正面
巨大な体躯を持つディセプティコン。メガトロンの忠実な兵士であり邪魔するモノには容赦はしない。映画で最初に登場、変形したトランスフォーマーで、単体で米軍基地を破壊してデータを奪おうとしたりとかなり印象的なキャラでしたが、一作目前日談である小説「ゴーストオブイェスタデイ」ではメガトロン不在時のリーダーであるスタースクリームの指揮に不満を持ち攻撃するものの徹底的にやられてしまう、なんて事も。
初登場時は強烈な印象を与えましたが、劇中後半では特にコレといった活躍も無いまま、やられてしまったのが気になるトコロ。
私は実写玩具発売当初は全然情報を仕入れておらず、ブラックアウトが玩具ではディセプティコン側に最初のナンバーが与えられていたり初期カタログにはメガトロンがいなかったりしたので「実写のリーダーはメガトロンじゃ無いのか」と勘違いしてたり。
フェイスアップ
汚し塗装がガッツリされていると言うか汚し塗装しかされてません。それ以外の塗装は無し。後ろに光を当てれば集光ギミックでボンヤリ発光します。
背中のパーツを纏めて外し、メインローターを展開した後に基部を90度倒して肩のジョイントに装備すると武器に。ビークルモード同様、レバーを押せば回転します。当然、重心が片寄るので倒れやすくなるぞ!
劇中だと手のひらからローター上の武器を出してたり、ゲームだとローターを棒状の武器にして振り回してたりしてましたな。
肩のジョイントはマイクロンジョイントになっているのでエボリューション可能。マイクロンを合体させる事が出来ます。ギミックは無し。
可動範囲もそれなりあり、腰も回るのですが脚の関節が緩いのですぐに股開きになってしまうのが難点。また、武器もローターしか無いのでポーズを取らせにくい気がします。
ムービー特有のクリーチャーチックな雰囲気を残しながらもカッコ良くデザインされたブラックアウト。玩具もカッコ良く出来ているのに上手く作動しないオートモーフや緩い脚の関節等、ツメの甘い所がチラホラ見えるのが残念。しかし、その点を除けばかなり気に入っている玩具だったりします。