パッケージ
今回紹介するモノは海外版なのでブリスターパック。貼り付け型なので何時もの様に台紙をバリバリ破いて開けるか、カッター等でブリスターを切る必要があります。私はバリバリ開けました。カッターでやっても結局捨てちゃうし・・・。コマンダークラス相当のオプティマスとミニコンサイズのローラーのセットですが、商品カテゴリー的にはレジェンズクラス２パックになります。
裏面のスペックにはちゃんとローラーの分まで数値が設定されています。こう言うの嬉しいですねぇ。



ビークルモード
トレーラートラックのキャブですね。珍しく排気管が無いタイプです。コンテナは無し。タイヤは全て回転、ダミーはありません。海外版なので国内版みたいな全面メタリック塗装とかは無く、基本的に成形色。このサイズにメタリック塗装は似合わないと思ったのとバンブルビーは別に良いかなぁと思ったので海外版にしました。メタリック塗装自体は嫌いじゃ無いのですが、似合うモノとそうで無いモノがあると思うのですよ。


上部に５ミリジョイント穴があるので付属の武器等を取り付け可能。


トランスフォーム！
運転席前部が胴体、後部が肩や腕、車体後部が脚になるG1オプティマスでお馴染みの変形。腰を捻ってバンパーを背中に回すのは旧MPやクラシック型を始めとするリメイク系やアニメイテッド等でも見られるパターンですね。G1オプティマスの変形パターンとしてはもう一種の完成形なのかもしれません。



ロボットモード
他のリメイク系と同じ様な変形パターンなのでロボットモードはやっぱりG1似。しかし胸の窓が左右に少し開く様になっているのでちょっと違った印象を受けますね。
小顔なのと上半身少しばかり、マッシヴ過ぎる様な肩幅が広すぎる様な気もします。胸のパネルは開くとカッチリ固定出来ず、ちょくちょく閉じてしまうのが残念。油断しているといつの間にか閉じてます。あと拳をしっかり塗装してくれているのは嬉しいのですが、内側まで塗装されているので武器を持たせるとミチミチいったり塗装がゴリゴリ剥がれたりします。そして、何故か拳だけはメタリック塗装。


正面
言わずと知れたオートボットの総司令官。デザインは海外で発売されているIDWコミックでの姿の一つを意識したモノ。私はこのデザインが結構好きだったので玩具化されたのは嬉しかったりします(登場するコミックは所持して無いｹﾄﾞ)
数あるオプティマスのリメイク玩具の中でもダントツで好きかもしれません。


フェイスアップ
実写とG1の中間な感じの頭部。目や横の角というかアンテナと言うか耳と言うかそんな感じのアレが斜めなのがポイント。


頭、肩、肘、脚、膝と可動箇所はこのサイズにしてはかなり動く！腰も背中のパネルをどかせば回っちゃいます。G2シリーズの可動TF位は動いちゃう。



ビークルモード
お次は付属のローラー。G1玩具にも付属したオプティマスのコンテナから発進するマシーン。アニメでも出番は少ないですが登場したチビだけどタフなヤツ。
こちらもG1を意識してか６輪装甲車に変形。中央のタイヤはダミーです。


コチラも武器を５ミリジョイントで装備可能。G1玩具でもコンボイガンを後部に取り付けられたのでそれを彷彿とさせますね。



ロボットモード
ぶっちゃけ立てただけです。ハイ。
アニメやG1玩具には無かった新しいモード。IDWコミックではオプティマスが司令官になる前、オライオンパックスの名で警察官をやっていた時にもローラーと言う名の大柄なオートボットが同僚にいましたがコチラとの関係性は不明。


可動は腕のみ。拳に3ミリジョイントがあるので武器の上部にある別のジョイントを使って持たせる事が可能。


説明書には載ってませんがオプティマスの脚裏とローラーの先端のジョイントによりビークルモード同士で連結可能。ここまで来ると逆にコンテナが欲しくなってきますねぇ。



さらにローラーは武器に変形！
車体を引き剥がすと同時に連動して上部が二つに折れます。後はジョイントを起こし、オプティマスの武器を接続すれば変形完了！ローラーが90度には折れず、少し開いているのは仕様の様です。



ちょっとオプティマスには大きめ過ぎる感じ。両手持ちとかさせると良い感じでしょうか。


コチラも説明書にありませんが武器を先端に装着する事も可能。ロングライフルにしてはロング過ぎますな。


勿論、武器とローラーを個別に装備する事も可能。ポーズをとらせる際はローラー側が当然重くなるので少し工夫がいりそうですね。



私としてはオプティマスはやはり他のオートボットよりも大きめであって欲しいので、他のEZコレクションと並べる際にも大助かり。過去にもEZコレクションでオプティマスは出ましたが他のオートボットと同じレギオンクラス相当(この頃はまだコマンダークラスが無かった)ので違和感があったんですよね。
纏まりもよく手のひらサイズで、変形も簡単だけど単純では無く、触っていて楽しいヤツですね。ローラーとの連動が多いのも良し！


「やぁ、ローラー」