パッケージTFにしては珍しく中身がむき出しのパッケージ。ブリスターで覆われていないのが驚きです。傷つき易いので買う際は要注意。
スピードチェンジは簡易変形をウリとしたシリーズで、
ロストエイジシリーズや
アドベンチャーの
イージーダイナミックシリーズ等の
ワンステップチェンジャーズに該当する製品です。しかしデラックスクラス等の通常ラインと同じ
TLKシリーズに含まれており、通しでナンバーが与えられています。同じTLK内の製品でも通常版とスピードチェンジ版がある為、かなり紛らわしい・・・。ロストエイジの時の様に、独立させて別々のシリーズに出来なかったんでしょうか?ちなみに名前の
「ディセプティコン」部分は商標登録の都合かと。
ビークルモードサバ―バンに変形。通常のデラックスクラス版はシボレーのライセンスを取得していますが、スピードチェンジ版は取得していない為、デザインがちょこちょこ変更されています。過去の実写シリーズと違い、サブライン系列では殆どがノンライセンスビークルになってしまっています。実写のウリでもあったライセンスビークル要素が薄くなってしまうのは残念。コストの都合でしょうか?
ボンネットにはブラックライトに反応する特殊ペイントがされており、海外ではブラックライト搭載の大型TF
「ドラゴンストーム」が発売。ライトを当てて模様を浮かび上がらせよう!という
サイバーファイアギミックなるモノがあります
が今の所、国内ではブラックライト搭載TFが発売する予定が無いので現状は死にギミック。※10月頃に国内でも販売する模様。
横から。なんか色々見えてる・・・。
トランスフォーム!!ボンネットと後部それぞれを持ち、上に曲げて合わせるようにすると連動して変形します。ロストエイジシリーズの多くに見られたスプリングでの変形では無く、手動で変形させると各部が連動して変形・・・というのは実写1作目の
オートモーフなどを彷彿させて楽しいですね。
動画。ビークルからロボット、ロボットからビークル。どちらでも連動変形します。
ロボットモード今作から初登場の
ディセプティコン・・・なのですが、ビークル、ロボット共に見た目が3作目
「ダークサイドムーン」に登場したディセプティコンの
監視部隊ドレッズの一体
「クランクケース」に何故か瓜二つ。単純に劇中でモデリングを流用した感じでしょうか。でも玩具は完全新規です。
変形を含め、黒い車の中にグレーのクリーチャーが潜んでいたって感じで面白い。胸と腕の赤いペイントがポイント。特に胸には×マークが付いており、まるで実験でも受けていたかの様。先述の通り、クランクケースと外見は同じですが、ペイントで差別化している感じがしていいですね。
正面すべての全てのトランスフォーマーの中でも、このディセプティコンは最も殺人傾向が強く、完全な反社会的行為者および反社会的であり、共感と良心を欠いている。
一部媒体ではディセプティコンの監視員であると紹介されていますが、それは単純にクランケケースの設定をそのまま流用したのか、バーサーカーもドレッズの一人という事なのか?
フェイスアップ8個瞳と不気味な口、そしてドレッドヘアーが特徴。後ろの大きな角もポイント。
ダークサイドムーンの
ドレッズの
「クランクケース」と
「クロウバー」の
サイバーバース版と。クロウバーもラストナイトでロボットモードのモデリングを流用され、
ディセプティコン「ドレッドボット」(ビークルはフォルクスワーゲンの古びたバンに変更)として登場する様です。
ポージング腕が上下に可動。この辺の控えめな可動はワンステップ系の特徴ですね。拳は5ミリジョイントなので武器などを持たせる事が可能。
以上、バーサーカーでした。ライセンスを取っていなかったり、何故か通常ラインにナンバリングが含まれてしまったり、サイバーファイアギミックの出番が無さそうだったりとシリーズ全体には不満がやや残るものの、手動で連動して変形していく様はスプリング重点的だったロストエイジシリーズとは違った一発変形の楽しさがあります。バーサーカ―自体も外見こそはクランクケースと同じですが、新規だったり赤いペイントで差別化していたりと良い感じです。