いよいよ二期が始まったトランスフォーマー アドベンチャーシリーズより、オートボットの賞金稼ぎ、ドリフトと弟子のマイクロンの2体がセットになった
マイクロンシュータードリフトセットを紹介
ビークルモード12話で一瞬だけ登場したサイバートロンビークルに変形。ギミックの都合上、先端の形状が違っています。タイヤはありませんが車輪が内蔵されているので転がし走行が可能。海外版とは塗装や一部形成色が違う模様。
トランスフォーム!
ヒンジを使って折り畳む様な変形をします。と、言うかホントに折り畳の繰り返しでちょっと単調な印象があります。もう一捻り、何か違ったアクションが欲しかったところ。
ロボットモード肩や脚等がドッシリとした侍スタイルなロボットモード。
腕の肉抜きちょっと目立ちますね。脚もスカスカですが、パネルで隠して誤魔化せています。後述のシューターが右側に付いているのと下半身が軽いのもありちょっと安定感に欠ける感じです。刀等の武器は付属しません。
フェイスアップ
髭を生やしたTFも、もうめずらしく無い時代ですね。ちょっと目が細くて眠そう。
正面
オートボットの賞金稼ぎ。12話でバンブルビーに賭けられた賞金を狙い、地球にやって来たが同じ賞金稼ぎでディセプティコンのフラクチャーに襲われた所を助けて貰った際、恩として味方した。助けてくれたバンブルビーをしつこく守る一方、彼の仲間には冷たかったりとなんだか堅苦しく面倒な性格。弟子にも厳しい。しかしディセプティコンも指導すれば何時かは正しい道を歩むと信じているといった一面も。
せっかくなのでドリフト大集合!
ジェネレーションズ版と
実写版。
元々はコミックのオリジナルキャラクターだったのに実写やアニメ作品にも登場と、かなり出番が増えてきましたね。
可動は左腕が上下するのと両腕が横に広がる位。変形のギミックの都合上、膝も一応曲げられますがあんまり安定はしません。可動重視のドリフトはTAV12の単体版に任せましょう。
左手は5ミリジョイント対応で武器とか持たせられます。とりあえずムービーアドバンスド版のドリフトの武器を装備。
続いてマイクロンの2体を紹介。
赤い方が
スリップストリーム、黒が
ジェットストーム。2体は円盤型のバレットモードに変形。
下のでっぱりを引き出すと、連動してパーツが展開、ロボットモードに変形します。
個体差か、ジェットストームの変形は緩い位スムーズで反対にスリップストリームはかなり固いです。コチラも海外版とは一部形成色や塗装が異なります。
ロボットモード5センチ程で可愛らしいです。劇中のデザインとは結構違うと言うか、ジョイントやら凹凸やらで形状が変わってますが雰囲気は出ていると思います。スリップストリームの方は顔の造形等が細かく、割と似ている気がしますが、ジェットストームは何だかコレジャナイ感が?
正面
ドリフトの雑用係り兼弟子。かつてはケチな盗賊であったが、ドリフトにひきとられた。ドリフトの腕にバレットモードで装備されるが、戦闘の際は射出されて変形して戦う。ドリフトがなかなか誉めてくれない事を気にしている。スリップストリームはナギナタ、ジェットストームはヌンチャクを武器とする。
可動は無し。ドリフトもマイクロンも可動よりギミックを優先するシリーズなので、イージーダイナミックシリーズ寄りの商品だと思います。
2003年に初登場したマイクロン(ミニコン)も色々な種類が出ましたね。最初はビークルや武器に変形してトランスフォーマーに合体するモノだったのがPCCのミニコンの様に武器やアーマーに、アームズマイクロンの様に組み立て式でマイクロン同士を合体させたりとかなり変化して来ています。現在は小型のTFの名称と言った所でしょうか。
さらにマイクロンにはランナー状の強化パーツが付属。ランナーにはマイクロンを取り付ける事が出来ます。この辺はアームズマイクロンの経験を生かした感じがして良いですねー。ランナーはオートボットのエンブレムを模した形状。ランナーの色も海外版から変更されておりスリップストリームのモノはクリアオレンジからクリアブルー、ジェットストームはクリアオレンジからクリアイエローに変わっています。
ランナーからアーマーを切り離すと元には戻せなくなるので要注意!
各マイクロンに装着!クリアパーツが綺麗ですね。ただし、玩具オリジナルギミックで劇中には登場しない様です。
強化パーツを付けたままの変形も可能。ただし武器は持ち変える必要があります。
ジェットストームの武器のみ、ドリフトの腕に付ける事も可能。
さてはてこのセットの目玉、マイクロンの発射ギミックについて。
バレットモードのマイクロンを背中のシューターにセット。
レバーを下ろす事でシューターが可動、下がりきった所でマイクロンが発射されます。また、連動して右腕が前方に展開!
マイクロンはそれなりの勢いで射出されるので結構迫力があります。レバーがちょっと固いのが残念。スリップストリームをシューターにセットしてもしっかり固定されなかったのは個体差かなぁ。
ちなみに誤射防止の為か、ドリフトの脚が床に付いて開ききっていないとストッパーがかかり、発射出来ない様になっています。ビークールのシューターと同じシステムですね。
劇中では腕に装着、発射していたのでそこがちょっと気になりました。せめてジョイントとかで腕に付けられるとかあったら良かったなぁと。また、似たようなギミックを持ったジェネレーションズのデータディスク達は発射された後も自動で変形するギミックがあったのでそっちと比べると少しもの足りない気もします。
右手が人指し指を伸ばしており、指示を出している様に見えるのが素晴らしい!
ビークルモードでも発射可能!コチラはボンネットのスイッチを押す事で発射されます。ロボットモード同様に、床についていないと発射出来ない様になっています。こう言う気が効いた仕様は良いですね。
強化パーツを付けた状態でも発射可能!ただしぶつけたりした際、破損の心配があるので個人的にはオススメしません。説明書にも発射しない様にと指示がありました。
ドリフトと一緒に修行の旅に出よう!
ドリフトとマイクロンのセット。海外版ではジェットストームしか付属しなかったのに国内版はスリップストリームも付けたり、玩具オリジナルギミックのランナーもオミットせずに残してあったりのなかなか気の効いたセット。可動やアースビークルについては単体のTAV12の方に任せてキッチリと差別化出来ていますね。
一方でマイクロンの発射方法が劇中と違ったり、強化パーツの点等、玩具オリジナルとしての面を強いと感じました。ドリフトの玩具としては弱いかもしれませんが、単純に変形して小型ロボットを発射出来る玩具として見ればプレイバリューも広く魅力的な商品だと思います。