パッケージ
ハズブロの6インチフィギュアにありがちなボックスタイプ。中身に対してパッケージは大きめ。
裏面は共通のイラストの様で、何かプロフィールファイルのようなモノは記載されていません。
まだ発売が決まっていないキャラクターやビークルも書かれていますが、今後出す予定はあるんですかね。
「G.I.JOE」は軍人などミリタリー要素の強いハズブロのアクションフィギュアシリーズ。元々はリアルな大型の着せ替え人形でしたが、1980年頃にサイズを3.75インチまで縮小。着せ替えでは無く基地やビークル遊びが出来るシリーズとしてリニューアル。正義の「G.I.JOE」と悪の「コブラ」という構成になり、それぞれの兵士にも名前や設定が与えられるようになりました。
さらにTFと同じようにマーベルと提携。コミックやアニメ化、実写化するなどの長期人気コンテンツでした。
作品によってはTFとも世界観を共有したり、コラボを果たすなどもしています。
残念ながら一度は展開を終了してしまっていましたが、数年の沈黙を破って今回6インチになって復活しました。

ハズブロの6インチのアクションフィギュアと言えばマーベルレジェンド、スターウォーズが定番。しかし近年は他の作品での展開にも力を入れており、G.I.JOE以外にもパワーレンジャー、オーバーウォッチ、ゴーストバスターズと拡大を続けています。

セット内容
スネークアイズ本体とアクセサリーパーツが付属。パッケージでは一部は装備されたままですが、外せそうなヤツは大体外してみました。
胴体と腰のベルトは外せそうになかったので、そのまま。
ハズブロ公式通販サイト「HASBRO PULSE」で一部塗装が増えてアクセサリーパーツも大量に追加された限定版も出ていたようですが、通常版も十分にアクセサリーが付属しているので個人的には満足。
限定版に入っていたアクセサリーの多くも、色違いが別のセットに付属したりするみたいですし。

スネークアイズ本体。全身を黒いスーツで包み込んでおり、顔もフルフェイスのヘルメットで覆われたミステリアスな外見。
基本的な構造はマーベルレジェンドと同じですが、肩関節がスイング出来るけど固めだったり、腰がボールジョイント接続だったりと違いも多く見られます。

そして一番の衝撃が股関節。引き出し式になっています。赤が引き出す前の股関節、青が引き出した後。他の6インチ系列がそうなのかは知りませんが、マーベルレジェンズには無い構造ですね。
これのお陰で股関節の干渉を抑えつつ、見栄えをよくしています。

正面
悪の組織「コブラ」に対抗する為に世界中から精鋭を集めて結集した特殊作戦部隊「G.I.JOE」に所属する秘密工作員。
喋ることは一切なく、素顔も正体も秘密の謎だらけの男。様々な格闘技を習得している他、日本で忍者の修業を積んいる。銃も普通に使うぞ。

G.I.JOEの人気キャラの1人で、ニンジャなヤツ筆頭。実写版2作品共にライバルのストームシャドウと共に登場。
彼の人気もあってか、G.I.JOEはニンジャ要素のあるキャラが沢山出て来るみたいでして。早くも2弾では、コブラ側の雑魚兵士として真っ先にレッドニンジャが選ばれた模様。
スネークアイズは単体での実写化も決まっているので楽しみ。

フェイスアップ
真っ黒なヘルメットですが、目を覆う部分だけ黒で塗装されているのが良いですね。限定版では銀で塗装されていましたが、コレはコレで良い。


アクセサリー各種を装着。
どうやら今回はバージョン2のスネークアイズを意識した装備。胸のグレネードや脚のナイフなどのリスペクト要素が見られます。
ニンジャと特殊工作員という2つの要素が上手く混ざっていると思います。

武器として
・ピストル
・サブマシンガン
・ナイフ
・刀
が付属。ピストルとサブマシンガンにはジョイントが開いており、バックパックなどにも使われていることから、6インチG.I.JOEにおける共通ジョイントとして互換性がある模様。
これから、ビークルや追加パーツなどが登場したりすれば使われそう。

ピストルはサプレッサーを外すことも可能。細かいぜ

バックパックには刀の鞘も付けられるので、刀を収めることが可能。
ただし、このバックパックの接続が少しクセモノでして。背中→胴体ベルト→ショルダーベルトと重なった柔軟素材の上から接続している関係からか、やや外れやすい様な。

ナイフとピストル、サプレッサーも脚のホルスターに収納可能。ただし、ナイフは何故か最後まで収まらず盛大にはみ出ています。弄っている最中に簡単に外れてしまい、小さいのもあり紛失しそうで怖い。

ポージング
全身が可動！付属品が多いのもあってポーズを取らせるのが楽しいです！
しかし先述の外れやすいナイフ以外にも、ショルダーベルトに腰のベルトや腕のポーチなどのアクセサリーパーツは外れやすかったり固定が甘いといった問題もありまして。遊んでいて落ち着かないところはあります。他のキャラはどうなんだろう。

旧3.75インチシリーズのザルタンと比較。スネークアイズは持ってないんじゃ。
2倍近く大きくなったのはいいですが、旧シリーズの基地やビークル遊びが気軽に出来るという魅力をどうカバーしていくのか、気になるところ。ジープとか出すだけで一苦労しそう。

マーベルレジェンドのキャプテンアメリカと。同じハズブロの6インチシリーズでも構造やサイズが異なっておりまして。
キャプテンが強化人間であることを考えたら、スネークアイズは普通の人間なので小さくても良いかもしれませんが。
他の6インチ系はどうなっているのかな。

スネークアイズにはティンバーという狼のパートナーがいます。元ネタになった3.75インチのバージョン2でも付属していたのですが、今回の6インチ版付属しないのでテキトーにTFのファングウルフで誤魔化す。デカいしメカメカしているじゃないか・・・。

以上「クラシファイド スネークアイズ」でした。初期アニメシリーズの主要キャラのリメイク路線としてスタートした新生ジョー。前々からスネークアイズのフィギュアが欲しいとは思っていたので丁度良かったです。豊富なアクセサリーパーツなど、嬉しい要素もありますが個人的には少し弄りにくい印象を受けました。
主にベルトの不安定さとナイフやバックパックなどの取れ易さ。スネークアイズだけの問題かも知れないので、シリーズとしてはまだ何とも言えませんが。
今後も多くのキャラがリリースされるでしょうし面白そうなので、ちょこちょこ集めてみたいとは思います。