パッケージ主にアニメやゲーム系作品のライセンス製品を販売する国際企業
「ジャストトイズ」の製品。中身が見えるウィンドボックス仕様で上には陳列用のフックもあります。裏面はラインナップ表になっている他、後述の
「GLYOSシステム」を採用しており、パッケージ裏にも記載。ジョイントでバラしてカスタマイズする事が出来ます。ちゃんとフォールアウトの版権元である
「ベゼスタ」のライセンスも取得しています。
さて
「GLYOSシステム」についてですが、インディー系玩具メーカー
「GLYOS」が開発したジョイントシステムのこと。関節とジョイントを兼ねており、このシステムを採用したフィギュアが多数、GLYOS社から販売されています。
そして本製品ではジャストトイズとGLYOSの協力体制で作られており、この「GLYOSシステム」仕様になっている訳です。さらにこのシステムを採用して版権キャラを出すのが今回の
「メガマージ」シリーズ。現在はフォールアウトのみですが、今後も
「ダークソウル」や
「僕のヒーローアカデミア」といった他作品でも出す予定があるっぽい。
ちなみに現時点では一般流通はしていない様で、私は
「東京おもちゃショー2019」のジャストトイズブースで購入しました(1500円)。おもちゃショー先行販売との告知がありましたが、実際には
「東京コミコン2018」の時点でも販売していたらしい上に、アメリカなどでは2018年春頃には既に販売されていたりと、本当に先行販売なのか怪しい所。
左腕をはめ込んで完成。サイズはいわゆる3.75インチ、1/24スケール系の分類。ABS樹脂の様な硬めの素材ではなく、少し柔らかめの樹脂で作られています。全身が銀で塗装されている上に各部に銅でウェザリングがされています。ずんぐりとした見た目ですが設定上、上から着込むタイプなので。背中のバルブなどもちゃんと再現。フォールアウトのパワーアーマーの立体物は種類が少なかった上に高価なモノが多かったので、気軽に弄れるパワーアーマーが出たというのは嬉しいポイント。今回はその中でも1番好みのデザインのX-01を選びました。
正面核戦争により荒廃した未来を冒険するゲーム
「フォールアウト」に登場する強化外装服
「パワーアーマー」の1つ。性能的には最上位に位置するアーマーでゲーム的には2作目から登場。核戦争前から存在する秘密結社
「エンクレイヴ」が
「エンクレイヴアーマー」の名称で開発、使用していた他、4作目で
「X-01」の名前に変わって登場しました。今回はX-01名義での発売ですので4仕様ってことになるんですかね。
フェイスアップフォールアウト2のパッケージを飾った(フォールアウトのパッケージ表紙はパワーアーマーのヘルメットが描かれるのがお約束)口ばしの付いたようなヘルメットを再現。
武器として
プラズマスナイパーライフルが付属。プラズマライフルをスナイパー仕様にカスタムしたモノですね。
先述の通り「GLYOSシステム」によりバラす事が可能。購入当初はジョイントが結構硬かったのですが、夏場の暑さの影響か比較的付け外しし易くなっているような。フォールアウト4ではパワーアーマーのパーツを付け替えてカスタマイズするという機能があったので、他アーマーと組み合わせて再現することも恐らく可能かと。
ポージング頭部がボールジョイントで可動、腕、肘、腰、脚、膝がロール軸で可動!しかしデザインを優先した為か、干渉箇所が多いうえに肘と膝は曲げられず、捻って向きを変えるだけという。あんまり可動は重視していないっぽい。
テキトーに3.75インチ系フィギュアと比較。着込んで一周り大きくなるということでか、頭1つ分程大きくなっています。他のSFミリタリー系3.75インチフィギュアと合わせて遊んでも違和感はそこまで無いかも?ちなみに太くて中身がミッチリ詰まっている関係からか、他の同サイズのフィギュアよりも重めな気がします。
ちなみに私はデスクに他のフォールアウト系グッズやミニフィギュアと一緒に並べて飾っています。こうして飾る分には可動控えめでも問題ないですね。
以上
「メガマージ X-01パワーアーマー」でした。安価でガシガシ遊べるパワーアーマーのフィギュアが買える嬉しいシリーズ。種類も豊富でこれからもドンドン増えて行きそう。国内ではイベント限定販売というのがなかなか面倒ですが。