うーん、これが当分の間は最後のバイオニクルネタになりそうです
LEGO バイオニクルより、2007年の「マーリ・ヌイ編」にて海中の生物をモチーフにした悪役
「バラッキ」の一体である
「エーレック」を紹介!
パーツを組み立てれば完成!ほっそりとしたフォルムと背中のトゲが特徴。モチーフは
電気ウナギ。バラッキで唯一の魚類です。過去のバイオニクル製品では、同時期に発売したボトル製品の構造が共通で色やマスク、武器等の一部が違う程度でしたが、2007年からは全員が別々の構造を持つようになりました。また、2006年からですが、ギアギミックも廃止されてしまい、アクションフィギュアとしての要素が強くなっています。テクニック系のパーツでボディを作るのは面白いのですが、過去の製品より値上がりしていた割にはちょっとボリューム不足感が否めないというか。ちなみにこの時期のライムグリーンのボールジョイント受けは割れやすく、私が保持しているモノもヒビが入っていました。幸い、まだポーズを取らせて分には問題が無い程度ですが、組み変えるとなると流石に厳しそう。
正面バラッキはマトラン語で「将軍」を意味する存在。バラッキ六人は過去に
マタ・ヌイを殺害しようと計画するが、阻止された上に
「ピット」と呼ばれる牢獄に収容される。しかし、「ピット」が災害により海に沈んでしまう。その最中、六人の姿が変化し、水中に適した醜い姿に変化した。長くてスリムな脚を持ち、甲羅の無いエーレックは格好の獲物の様に見えるかも知れないが、気を付けろ!エーレックは、瞬間的に電気を発生させる緑色の角を使って、敵を一時的にマヒさせてしまう。
舞台が水中に移ってしまった為か、各キャラクターのエレメント要素が無くなってしまったのが寂しい所。2007年前期のカタログで彼と
タカドックスの名前が入れ替わっていたのは当時のファンの間で地味に話題になった記憶がある様な無い様な。
フェイスアップ四本の牙に大きな顎。顎は摘まむことで開閉出来ます。目がくりくりしていて可愛い。
武器の
「トライ・タロン」はかぎ爪のような武器。パーツとしても、武器としても使うには癖が強そうです。両手に1個ずつ装備しています。
バラッキ共通武器の
「スクイッド・アモランチャー」。本当はクリアオレンジとクリアイエローのグラレーションの柔軟樹脂の魚っぽい見た目の
「スクイッド・アモ」が付属していたのですが、欠品でした。飛ばすが難しい、下手すると破損する、パーツとして使い辛い等から当時からあんまり人気が無かった様な。スクイッド・アモは右手にマウントできました。
背中の角は柔軟樹脂製。3個付属しています。タカドックスみたいに蓄光ギミックが欲しかった。
ポージング独特な体系ですが、可動箇所は2006時とあまり変わらず、基本的な箇所がしっかりと可動。先述の通り、割れが怖いですが。猫背と武器のせいか、ウルヴァリンを彷彿させますが体系が違い過ぎる・・・。
バラッキ水筒と。こんな感じのパッケージに入っていたんですよ。ええ。
以上、
エーレックでした。2005年はクリーチャーチック、2006年からギアギミックが廃止、アクションフィギュア路線に走り、2007年にはエレメント要素の消失と迷走というか路線変更が続きまくり、日本では人気を出せずに終わってしまったのか2008年にはバイオニクルは一般販売せず「クリックブリック」限定になってしまいました。それ以降、ヒーローファクトリーの2014年展開を除き、最後まで限定商品になるという国内展開のキッカケを作ってしまった様な気が。しかし、各キャラ別々の構造にする事でキャラクターの個性を強くしていたり、ギミックを無くして可動フィギュアとしての立ち位置を目指していたりと悪い事ばかりでは無かったと思います。