以前紹介したアクロイヤーの後に登場した別のアクロイヤーの一体。他のアクロイヤーと区別する為にかアクロイヤー2と呼ばれていますが、正式な名称なのかな？
こちらも3色存在し、今回は水色のマッドブルーを紹介。他にマッドグリーン、マッドピンクが存在しますが、違いはメッキの色のみ。
アクロイヤーと比べるとプロポーションは人型に近くなっています。脚裏にはホイールが装備されているのが特徴。胴体と踵のホイールがダイキャスト製。足が大きい上にホイールのお陰でズッシリしているので、アクロイヤーと比べてかなり立たせ易いです。人型で転がし走行が出来るというのも面白い。

正面
地球をアクロイヤーの理想郷「アクロトピア」に変えようと暗躍し、破壊活動を行うミクロマンの悪役。その正体はミクロマンが、ヘドロなど地球の環境汚染で変異してしまった姿。
アクロイヤーの後から登場した2種類目のアクロイヤー。

フェイスアップ
アクロイヤー同様に直線で構成された見た目ですが、少しヒロイックな印象。

アクロイヤーらしく5ミリジョイントで分解出来るのですが、外せる箇所は意外と少な目。脚や膝はピン打ちに変更されて、分解できなくなった上にヘタれ易いのが難点・・・。

付属品
飛行ユニットのスライングプレーン本体(上)、ローター二つ、アクロブレード(左)、スパイバード(下)が付属。ローターは手動で回転します。
スパイバードと名付けられているだけあって、単体で偵察機として機能しそうな見た目ですね。

フライングプレーンとアクロブレードを装備。個人的にはこの姿がデフォルトかなー。
横幅が急に大きくなって、飾る際にスペースを喰いまくります。1体しか持ってないからいいものの、3体並べる方とか大変そう。
余るスパイバードをフライングプレーンの5ミリジョイントに付けて紛失対策をするのは、きっとみんなやる。

武器のアクロブレードは短剣といったサイズ。小さいので欠品になりやすいとか。

5ミリジョイントを使って組み換え遊びが可能。
足を外してフライングプレーンに取り付けて、スパイバードを脚に装着すれば飛行形態に変化。アクロイヤーのアクロカーよりも説得力がありますし、余剰パーツのアクロブレードも持たせておけば良いので完成度は高め。この形態は気に入っていますね。
こちらの形態でも転がし走行が可能。

ポージング
可動範囲はアクロイヤーと特に変わらず、軸可動のみ。ただし足の大型化とダイキャスト使用により安定感が増して立たせ易くなりました。
一方で足裏の5ミリジョイントが無くなってしまったので、スタンドを使って立たせることは出来なくなりました。

アクロイヤーと。フライングプレーンの占拠率よ。同じアクロイヤーでも見た目が大きく異なっている為、同種族には見えないかも。
漫画版ではそれぞれ1体登場。共闘してミクロマンの強敵として何度も立ちはだかりました。

マグネパワーズのアーデンフレイムと。アーデンと名乗っていますが、アクロイヤー2を強く意識した見た目。メッキの使用箇所に背中のローターや剣、足のホイールなど見事に特徴が引き継がれています。ビークル形態を持つのも同じ。アーデンフレイムはボディが黒ですが、他のアーデンはボディが白だったりと、名前こそ違えどリメイクに相当する仕様になっています。

海外展開であるマイクロノーツでは、アクロイヤーという名前は同じですが、正義の騎士として登場。玩具は国内版と違いはありませんが、悪名高いパリセイズの復刻版では大型の剣とオレンジ色のメッキなど、コミック版の見た目を再現したものが発売した様です。

以上「アクロイヤー マッドブルー」でした。背中のローターと脚のホイールに魅かれるも、復刻されていなかったので地味に入手に苦労したマッドブルー。白いボディ故にヤケが激しかったのですが、漂白剤で修復したりと色々と手間をかけたのもあり、思い入れのある一体です。