記事書きながらコレクションを見直していると買い逃したヤツや手放したヤツとかを思い出して色々後悔。
今回は
「トランスフォーマー(実写)」より今後のバンブルビー玩具のリカラー展開に大きな影響を与えることになった
「ステルスバンブルビー」を紹介!
サイズは
デラックスクラス
※日本未発売
ビークルモードGMの
シボレー・カマロコンセプトに変形。実写一作目で発売したニューバンブルビーのリデコ。とは言え形状変更箇所である頭部は判らないのですが。黒いボディに黄色いストライプが入っており、通常カラーから黒と黄が入れ替わっているのが特徴。フロントライトが塗装されていないのがちょいと惜しい。
現在まで続く
ビー反転カラーの諸悪の根源といいますか。2007年のコイツをキッカケに、現在に至るまで様々なバンブルビー玩具のリカラーの定番になっています。玩具オリジナルカラーではありましたが、
プライムシーズン3の
ビーストハンターズで採用されるなど、映像作品に反映されるまで成長していたり。アドベンチャーなどでもこの反転カラー玩具が出てましたが、実写ビーやサイバーバースでは出てないのでそろそろ収まるか?
元々、TFはG1時代からリカラーで色が変わっても別人
(例:スタースクリーム、サンダークラッカー、スカイワープなど)というのが定番でしたが、カーロボット以降の展開ではパワーアップ形態というパターン
(マッハアラートスーパーモードなど)が主流になりつつありました。さらに実写ではG1イメージやら戦況を反映したカラーだの他のキャラをイメージしたカラーなど様々なバリエーションが登場して
「色違い=別人」のパターンが激減。
同一キャラクターの玩具オリジナルバリエーション展開が増えて行きました。G2やBWのFOXKIDS版、ユニバースみたいな前例もありましたが実写シリーズ以降、リカラーバリエーションが良くも悪くもただの色違い中心に変化していった印象が強いです。アメトイでは良くあることですし、主に低コストで商品数を増やしたいという意図があると思われます。結果としては別人化はリデコが中心になり、好みのリカラーも増えて来たので、個人的にはアリだと思っています。
「色違い=別人」自体が無くなった訳でもありませんし。
サイドドアノブなども塗装済み。ちなみにこのビー、黒い箇所はすべて成型色という訳では無く、一部は黄の成型色の上からつや消しブラックで塗装している形となっています。ロボットモードで黄色にしたかった箇所との兼用の関係からでしょうかね。
トランスフォーム!実写1作目ということで連動変形ギミック
「オートモーフ」を搭載。難しすぎず、簡単すぎず程よい変形難易度。
オートモーフは3か所あり、胴体と両脚にオートモーフが仕込まれています。肩を移動させることでフロントが倒れ、膝を展開することで外装パーツが自動で移動。リアウィンドが自動で内側に倒れるのが好き。
ロボットモードボディフレームが通常版と違ってグレーだったり、ビークル時に塗装されていた外装は外側しか塗られていなかった関係でビークルモードと違い意外と黒くない。頭部も通常版と違い、バトルマスク仕様。なので通常版のリカラーというよりもそのリデコの
プレミアム版(日本でいう
バトルモード版)のリカラーって感じですね。肩の黄色いパーツがやたら取れ易いのが苦手。近年のビー玩具と比べると腕のガワが目立ったりと、まだ色々と苦労していた懐かしさがあったり。
ちなみに玩具オリジナル実写後日談展開である
「オールスパークパワー」シリーズの商品に該当。
「一作目の決戦後、粉々になったオールスパークのエネルギーを浴びてた」ということでシリーズ共通仕様であるオールスパークの発光をイメージした水色のペイントが各部にあるのも特徴。ビーは目のスリット、首元のエンブレム、手首付近にあります。目立ちにくいけど良いアクセントになっているかと。他のステルスカラーのビーは別にオールスパークパワーでも無い為、この水色のペイントも無いのでこのビーだけの特徴でもありますね。
正面ロボットモードとビークルモード、双方の姿がインターネットを通じて知られてしまった
オートボットの
バンブルビー。人々の注目を避けるために、
ミカエラの助けを借りて選んだ新色は、新たに襲来する
ディセプティコンとの戦いにも活躍する。
1作目後日談に該当するシリーズという事で設定の方でも盛り込まれています。設定の方でも玩具同様に色を変えただけのバンブルビーという事になっていますね。ちなみに一部のキャラは粉々になったオールスパークのエネルギーを浴びた影響でパワーアップしていたりスペックが一部変化していたりするのですが、ステルスバンブルビーにはその様な変化は一切ありません。
実写では玩具オリジナルということで劇中には登場しないカラーですが、リベンジのゲーム版DLCでビーをこのカラーに出来た模様。
フェイスアッププレミアム版のリカラーということでバトルマスク仕様。正直この時の通常版頭部は似てないというかあんまりカッコよく無かったのでコッチの頭部の方が好きですねー。
武器としてプラズマキャノンが付属。グリップを横から持たせる形で装着するので基本的にこの型にしか持たせられません。
ギミック先端を左右に開くことで中からブレードが連動して出現。これも一応オートモーフかな?
ポージングまだ実写一作目という事もあり、近年のモノと比べると控えめですが拳や腰が動いたりと、可動が省略されがちな場所も動きます。干渉箇所が多いのがちょいと残念。
歴代ステルスカラーあれこれ。ほんの一部しか所持していませんが、ステルスカラーのバンブルビーが型を変え名を変えシリーズを超え、呆れる位大量に登場しました。日本だとリベンジのDVDの予約特典のEZコレクション版とかがメジャーかも。様々なモノが登場しましたがその中でも今回の元祖ステルスバンブルビーが一番好きですねー。バンブルビー玩具の中でもトップクラスでカッコいいカラーリングをしていると思っています。当時存在を知った時、結構な衝撃を受けましたね。中々見つけることが出来ず、他のステルスビーで妥協していましたがイマイチ満たされず、やっと元祖を手に入れて満足することが出来ました。
余談ですが私は
マーベルの
ノヴァが一番好きなアメコミヒーローだったりしますが、今思えばステルスバンブルビーにカラーが近いというのもその理由にあるのかも、と今更ながら気付いたり。
以上
オールスパークパワー「ステルスバンブルビー」でした。定番リカラーから劇中登場まで随分と出世した玩具オリジナルカラーの元祖。もう10年以上前の型ですが、個人的にはこの頃の
「映画作品の玩具」っぽいところが好きなので寧ろ好みだったりします。今後もステルスカラーが出るのか、楽しみでもあったり。