パッケージ
隕石風のエンブレムや台紙の模様はロストエイジのムービーアドバンスドシリーズ風のフォーマット。ただし台紙やブリスターの形状は別物です。こちらはユニバーサルスタジオ限定品で、表面上部にそれを表すロゴもありますが、正確にはユニバーサルスタジオの中でも「トランスフォーマー ザ・ライド‐3D」のアトラクションのあるハリウッド、オーランドとシンガポール限定になっています。2017年の夏ごろから限定品の中に新しく追加されました。玩具としてはムービーアドバンスドシリーズ版のリカラーになります。裏面の設定分は新しく書き起こされ、違った内容のモノになっています。現在は通販玩具サイト「BIGBATTOYS」でも正規販売しているようです。

ダイノモード
ステゴサウルスに変形。黄緑色で派手だったムービーアドバンスド版とは打って変って地味で落ち着いたガンメタルに変わりました。ロストエイジ時に劇中登場したダイノボットのリカラーでブラックナイトバージョンがありましたが、それに近い仕様に見えますね。これはこれでメカっぽさが出ていて良い感じ。

横から
背びれはクリアグレーで落ち着いた印象。ココはもうちょっと派手な色でも良かったかも。クリアオレンジとか。ムービーアドバンスド版では胴体の前足付近もクリアだったのですが、コチラでは塗装されておりクリア部分が隠れてしまっています。パッケージの写真ではまだクリアだったんですけどね。

顔
可愛い。口は開閉可能でそこそこ開く事が出来ます。

ボディのオレンジ色の汚し塗装はプリント処理。トイザらス限定の「インフェルノカス」等でも見られた処理ですね。

ポーズ
ダイノモードでは基本的にポーズを取らせるのは難しいです。前足が動かせますが、それ以外は殆ど動かせません。

トランスフォーム！背びれの一部と尻尾を外して変形させます。胴体は脚になり、後ろ足は腕、後部が胴体といった感じに変形。

ロボットモード
逆三角形体型が特徴的。尻尾が変形した肩の大きな飾りとか好きですね。拳の生え方が特徴的なのでちょっと腕が面白い事に。ダイノモードの前足の固定が甘いのでちょっと外れ易いのが気になる所。右肩に黒でオートボットマークがプリントされていますが、ガンメタルの上なので目立たない・・・。日本のゲームやロボットアニメの敵キャラに出てきそう。

正面
スナールは唸っている。 彼は常に無愛想なのでオートボットとダイノボットは、この猛烈な戦士が本当に自分の味方なのか確信する事が出来無い。 このダイノボットは偉大な戦士であり、ディセプティコンを破壊する事に夢中である。

ロストエイジ時に発売した玩具オリジナルのダイノボット。設定分からG1時の設定を模しているようですね。

フェイスアップ
黒い頭部に赤い目がカッコいい！普通に悪そうな感じではありますが、これでもオートボット。

左脚にダイノモードの頭部が収納されているのですが、右脚にもダミーが収納されているのが面白い。しかもしっかりと塗装済み。

武器は背びれの変形したカッターと尾の変形したメイス。さら合体させる事で斧に変形します。説明書には武器について一切記載が無いので、何も知らない人は余剰パーツと勘違いしそう。

斧を装備。力強い体型に合っていますね。


ポージング
拳が90度曲がって生えていて癖があったり、股関節が対して開かなかったりと可動に関しては微妙なので、ポーズは限りがあります。オマケにちょっと倒れやすい。逆に他のTFで取らせない様なポーズが取れるのが面白いです。

以上「ユニバーサルスタジオ限定 スナール」でした。唐突に追加された限定品。別にアトラクションに登場する訳でも無く定番キャラでも無いので何故追加されたのか、どういった意図で発売したのかは謎。しかし、ブラックナイトバージョンに近いカラーで非常にカッコいいです。過去にムービーアドバンスド版も所持していたものの、癖の強さが合わず手放してしまったのですが今触ってみるとそこまで悪くないかも。色もより好みになりましたし。コレクター的には新規のイーバックと比べて玩具オリジナルキャラのリカラーなので人気はそこまで高く無いかもしれませんが、個人的には現地で買ったのもあって思い出の品になりそうです。