池袋パルコのTF展示とバンブルビーカフェ行ってました。映り込みが激しく使えそうな写真が無いのでレポート記事は無し!
今回は実写版トランスフォーマースピンオフ作品「バンブルビー」から登場した新玩具ライン「エネルゴンイグナイター」シリーズよりオートボットの軍医「ラチェット」が登場!サイズはコアの付かないパワークラス※日本未発売
パッケージバンブルビーをイメージした黄色の台紙のブリスターパッケージ。コア付きの「パワープラスクラス」とは違い、今回の「パワークラス」はコアが付属しない上に、パッケージは本体が半分剥き出し状になっている為、近年のワンステップチェンジャーのパッケージなどに近い仕様になっています。左上のバンブルビーは全キャラ共通。裏面は説明書も兼ねているようです。 他のエネルゴンイグナイターの商品では触れませんでしたが、右側面には正面のビーとは別に各キャラ専用のイラストも用意されています。このラチェットは1~4作目までの外見で、今回の玩具のカラーになっている感じですね。
ビークルモードG1をイメージしてか真っ白な救急車に変形。ライセンスを取得していないのもあり玩具オリジナルデザインで、過去作で特徴的だった上部のロールバーやスペアタイヤもありません。どちらかと言えばレスキュー車であった実写版のデザインが特殊で、今回のモノがアメリカで主流の救急車の形状なんですけどね。しかし過去作版で特長的だった心電図を模したラインは黄緑色でプリントされています。このプリント、何故か左側には無いんですよね。宣材画像やパッケージではバッチリ描かれていたので、最初はエラー品かと思ったんですがどうやら仕様のようです。何故・・・。
サイドプリントが無いとびっくりする位真っ白です。ランプがちゃんとあるのは良いですね。
パワークラス共通ギミックの武装展開。後部天井を上から押すと左右に割れて側面が展開します。ただ開くだけではありますが、最後まで開ききるとカチッと固定されるのが気持ち良い。ビークルモードで武装展開というのはステルスフォースに近いモノを感じますね。例によって別売りのコアをセットする為の大きく空洞が生まれますがそれについては後述。
ちなみに展開する武器はこんな感じのブラスター。左右で同じモノです。水色でほんのり先端が塗装されています。展開する面積自体は大きめなのに、ブラスターが2つ出現するだけというのはちょっと物足りないところ。せめてパネルの内側にもっとメカのモールドがあるとかあっても良いかも。
トランスフォーム!側面を広げて腕にして、フロントを倒して胸に。後部を左右に開いて脚にするというありがちなパターン。コアをセットする都合上のスペースを隠すように脚のパネルを移動させたりするのが面白い。
少し気になったのが後部を左右に開いて脚にする際、後部ドアを外側に開いてロックを解除してから脚を分離させる点。モールド的には左右に開くドアではありますが、簡易的に救急車の後部ドア開閉ギミックとしても遊べる様になっています。別にドアの開閉やロックなどが無くても変形に支障は無いのに、わざわざドアの開閉でロックされる構造にしたことで、結果的に開閉遊びが追加されたのが面白いですねー。ちなみに分離後は開いたドアは内側に折り畳むのですが、意外とコレが元に戻し辛い。
また、フロントを倒すことで隠れてしまう胴体にも実写らしく細かいモールドがあるのが嬉しいポイント。
ロボットモード全体的に過去の実写版デザインを意識した見た目。変形の簡略化でだいぶザックリした外見ではありますが。特に後ろから見たときの足周りの箱っぽさはもう少しどうにかできなかったのかと。G1を意識した白いボディではありますが、塗装に赤では無く実写ラチェットのパーソナルカラーでもある黄緑を取り入れているというのが面白い。白と黄緑のラチェット自体はDOTM版がいますが、あちらは緑ベースに白を足していたのに対して、今回は白ベースに黄緑が加わると言うパターンですね。玩具オリジナルなどでG1カラーの実写ラチェットは多くありましたが、このパターンは初めてかと。
正面1~4作目までに登場した
オートボットの軍医、ラチェット。本来であれば1作目で初めて地球にやってくるはずですが玩具オリジナルということでスピンオフバンブルビーの玩具にもラインナップされたようです。エネルゴンイグナイターには
スタジオシリーズの様なリメイク系作品で無いのに過去作品のキャラがラインアップされているのも特徴の1つだったりします。
フェイスアップお馴染の実写ラチェットフェイス。ただしこれまでは緑だったのに対して白いのが特徴。
ギミックとして別売りの
パワープラスクラスと
ニトロクラスなどに付属の
「コアリアクター」をセット可能!今回は
パワープラス版バンブルビーに付属のコアをセットしています。武装を展開することで出来た空間にコアをセットしています。さらにこの状態でコアのトリガーを押せば、ゼンマイが巻かれて走り出します。
ロボットモードでも5ミリジョイントでセット可能。特にギミックは無くただセットするだけです。
ギミックを動画でも。パネルの開閉がパチッと決まるのが伝わるかと。武装を閉じた状態でコアを上から押し付け、展開させながらセットするのは難しかったので断念。恐らく公認のセットの仕方では無いでしょうし。
ポージング可動範囲は肘のみ。ちなみに組み間違え防止のためか肘のジョイントの形状が左右で違っていたりします。拳はお馴染の5ミリジョイントですので過去シリーズの武器とかもある程度は持たせられます。近年のギミック中心TFに言えることですが、コストの都合とは言え、単純なギミック1つの為に可動と変形両方が簡易的になっているのは勿体無いかなーと。それならもう少し凝ったギミックが欲しい気もする。
パワープラス版バンブルビーと。設定上は地球ではまだ出会うことは無いのかもしれませんが、玩具オリジナルということで。 サイズの都合で大きさはほぼ同じ。
ちなみにビークルモードの後部には隙間がかなりあるのでヒューマンアライアンス人形なら3人くらいなら収納出来ちゃったり。
以上
「エネルゴンイグナイター パワー ラチェット」でした。映画への登場キャラが少ないことを考えてか、過去作キャラを玩具オリジナルでラインアップ。スタジオシリーズの様な過去製品のリメイク専用のシリーズとは別に過去作キャラの玩具が出ると言う面白いことになっています。ラチェットもG1の白をベースに黄緑を入れてみたりと新しい試みがあって良いですね。