11月の更新がたったの1回とは・・・。イベントとか行っていてあんまりこっちに時間を割けていませんでしたね。楽市楽座に出店していたり、東京コミコンでジェレミー・レナー氏と写真を撮ったり、コミック作家さんにサインを頂いたりと色々周っていました。
今回は
実写版トランスフォーマースピンオフ作品
「バンブルビー」から登場した新玩具ライン
「エネルゴンイグナイター」シリーズ内のスターター枠である
「パワープラス」より
「バンブルビー(ビートル版)」を紹介!!
サイズは
パワープラス※日本未発売
パッケージバンブルビーをイメージした黄色の台紙のブリスターパッケージ。左上のバンブルビーは全キャラ共通。いわゆる
「TRY ME」仕様でエネルゴンイグナイターシリーズのウリである
「コアリアクター」のトリガーを押せる様、ブリスターには穴が開いています。説明書も兼ねているようです。最近はこのパターン多くなりましたね。
「エネルゴンイグナイター」はスピンオフバンブルビーに合わせて展開しているシリーズで、その名の通り、エネルゴンを意識したエンジン状のパーツ
「コアリアクター」を軸にしており、大型の
「ニトロ」、中型の
「パワー」、小型の
「スピード」(EZコレクション相当)の3サイズで展開しています。今回紹介するモノは「パワー」に
「コアリアクター」が同梱された「パワープラス」というクラスになります。
ちなみに今回からは定番のワンステップ系は海外では廃止され、可動、再現度を意識する通常ラインもスタジオシリーズに統合されました。スピンオフビー玩具名義で出ている変形玩具は基本的にこのエネルゴンイグナイターシリーズがメインの模様。
ビークルモードフォルクスワーゲンの
ビートルに変形。ちゃんとライセンスを取得したモノになっています。G1でお馴染みの丸みを帯びた姿。私が所持しているモノは左ドア周辺の収まりがちょっと悪いです。ギミックの都合上、後部からバンパーが大きく飛び出してしまっています。塗装はバンパー、ライト、窓と少なめですがこれくらいが丁度良いかも。
サイド後部の銀のパーツが大きく、少し目立ちますが、遊んでいるときはそこまで気にならないかも。
ギミックとして、後部が左右に展開する様になっており、左右からブースター?が展開!!普通に手でめくる様に展開しても良いですが、上からグッと押すことで左右同時に展開させるのが地味に楽しい。このブースター展開ギミックがエネルゴンイグナイターの
「パワー」クラスの共通ギミックとなっています。この状態にすることで後部に大きく隙間が出来るのですが、これについては後述します。
トランスフォーム!バンパーを胸にし、ドアを腕に、後部が脚になるというありがちな変形パターンですが、実はこのサイズのギミックメインTFの中で普通に手動で変形させるモノは久々。児童向けギミック中心のTFは殆どがワンステップチェンジャーズやレスキューボッツの様に連動変形モノばかりかつ、変形パターンも過去の変形の流用でややマンネリ気味で飽きつつあったので、新しい挑戦をしてくれたのが非常に嬉しいです。流石に2014年のロストエイジから今までずっとワンステップ推しで面白みが薄れてきた中、あえて普通に変形させるのは良いですねー。
ロボットモードG1と同じビートルだったビークルモードから、胸にフロントが来る実写従来のスタイルに変形。背中の羽が無かったり、ビークルに合わせて丸みを帯びたりと、細部のデザインは異なりますが、G1よりはこれまでの実写ビー寄りの見た目。良くも悪くもこれといった特徴の無い、普通のロボットモード。踵が大きく伸びていますが、コチラも後述するギミックに関係します。胴体あたりにガンメタルの塗装が欲しかったかもしれない。
正面オートボットの
バンブルビーが1987年に地球に潜伏していた時の姿。詳細はまだ公開前なので不明。人間の少女チャーリーとの出会いや
ディセプティコンの
ブリックウィング、
シャッター、
ドロップキックなどとの対決がある様です。第二次世界大戦から地球にいる上に、スピンオフコミックではイギリスの諜報機関に所属していたりと結構前から地球に潜伏し、様々な人間と関わっていた模様。
フェイスアップお馴染の顔ですが、今回はこれまでのモノよりもやや丸みを帯びている様です。左目の塗装がちょっと跳ねていてショック。
右腕がブラスターになっていますが黄色のままで塗装されていない為、あんまり目立たない。
一旦ここで本体から離れて
「エネルゴンイグナイター」シリーズ共通の
「コアリアクター」に移ります。その名の通り
「エネルゴンイグナイター」シリーズの軸となる存在でエネルゴンをイメージしたクリアパーツにエンジンの様な形状をしています。底に車輪が付いており、トリガーを押すことで回転します。さらに前後に5ミリジョイントがあり、前部は凸、後部は凹になっている上に凹ジョイントは車輪同様にトリガーを押すことで回転。
「ニトロ」「パワー」「スピード」3クラスのTF本体全てに装着出来る様になっています。このコアは
「ニトロ」および
「パワープラス」に付属しており、
オートボットは
クリアスカイブルー、
ディセプティコンは
クリアレッドとなっています。それぞれ微妙にモールドが違っていたりしますが、特にギミック面や互換製に違いはありません。
ビーの後部を展開し、コアリアクターをセット!!展開後の隙間はこの為にあります。コアのロックがそこまでカッチリしていない為、あんまり強くセットしすぎるとコアがそのまま下から飛び出してしまったりと、意外とセットの加減が難しい。海外CMみたいに展開前から指の変わりにコアを本体に押し付けて後部を展開させ、そのままセットする事も出来ますが、推奨はしません。コアをセットすることで展開する仕様だったらフォースチップみたいでそれはそれでカッコいいんですけどね。
外見的にはコアで後部が埋まるくらいなのでそんなに違いはありません。
コアのトリガーを押し込む事でゼンマイが巻かれ、離すことでTF本体ごと走り出します。そこそこ勢いもあり、児童向けラインらしいギミックで好きですね。
展開~走行までの流れを動画で。
ロボットモードは走行は出来ませんが、後部にコアを5ミリジョイントで装着することが可能。ギミックというか余剰対策といった感じでしょうか。装備した際、重さで倒れない様にする為に踵が長かった模様。
また、コアの後部ジョイントはトリガーを押すことで回転するので、好きな武器などを装着し、回転させることが出来ます。写真ではアームズマイクロンのバロを装着。ドリル形態だと回転時にバロ側の付け根が遠心力で傾いてしまい、綺麗に回らなかったので裏返して付けています。
こちらも動画で。現状、このジョイントを生かしたギミックがまだ無いので、公式からの活用方法が待たれる所。ヘリ型のローターを回転させる等に使われたりづるんでしょうかね。。
凸ジョイント等も組み合わせて大型武器とかも作れたりします。ガトリングとか作れたら面白そう。回転させると振動が凄くて倒れがちなんですけどね。
ビー本体に戻りまして。可動は腕がボールジョイントで動き、脚がハの字に開けるだけ。この辺はワンステップ系とあまり変わりませんねー。左手には5ミリジョイントが開いているので武器とか持たせられます。
ワンステップビーと。サイズはイグナイターの方が2回りほど大きいです。スピンオフビーは海外ではワンステップは展開せず、ギミック中心シリーズの枠はエネルゴンイグナイターへと交代することになりました。
初代バンブル(アンコール版)と。デフォルメされたチョロQスタイルのG1とリアルタイプのイグナイター版。G1版を意識しているとは言え随分と違います。
ブースター展開からのコア装備、走行という単発で終わらせないギミックや、同シリーズ内ならクラスを超えて互換性があるなど、非常に玩具らしい仕様で楽しみにしていたシリーズ。コアもゼンマイユニットとして5ミリジョイントを組み合わせて色々遊べたりと予想以上にプレイバリューが高そうです。ワンステップチェンジャーズなどはギミック中心でこそありましたが、変形兼ギミックな上に、ギミックとしては1つしか無い点、パターンが出尽くしたのか流用が目立つようになるなど、やや飽きていただけに嬉しいですねー。コアがビークル時にカッチリはまらないことがやや不満ですが、他の型なら綺麗にはまるのかな?国内ではまだ展開するかは不明ですが、これからもいくつか買いたいところ。