パッケージ中身がむき出しパッケージ。レスキューボッツではコレがデフォルトの様です。ギミックが試せる、トライミー出来る仕様とかでは無い。裏面ではオプティマスの拳を出しそびれている辺り、プレイスクールでも変わらぬハズブロクオリティ・・・。
レスキューボッツは3歳~7歳をターゲットにしたトランスフォーマーの入門シリーズ。2011年頃からスタートし、現在も続いていたりと結構息が長い作品。アニメも展開しており、一部プライムやアドベンチャーとも世界観を共有しています。ディセプティコンとの戦いでは無く、人命救助をメインとしています。玩具的には連動変形による1ステップ程度の簡単な変形をウリとしています。7年近く展開しているだけあって、同じキャラでも様々なバリエーションがあります。
ビークルモード先述の通り、バリエーションが多く有りますが今回紹介するモノは2015年のトラックに変形するモノ。と言ってもトラックに変形するモノでもかなりバリエーションがあるのですが。デザインは初代シリーズを意識した初登場時の2011版に近いですがサイズが二回りほど小さくなっています。2014年以降のシリーズは初期シリーズよりも小さくなったこのサイズが基本となっている様です。オートボットエンブレムの回りに救命浮き輪の様なマークが書かれているのもシリーズの特徴。
横から。排気管が塗装されて無く、短くて目立ちませんがちゃんとモールドされています。
トランスフォーム!ビークル後部を斜めにグリッと捻る事で、連動して頭部と腕が展開。最後に拳を手動で出せば変形完了。2011版と同じデザインでありながら、変形ギミックが違っているのが面白い。
ビークルに戻す際も同じように捻る事で連動して変形します。捻る向きは左右どちらでも大丈夫。
ロボットモード初代G1コンボイを強く意識したデザイン。何時も通りというかなんと言うか。足裏の肉抜きが目立ちますが、プラ自体は分厚い上に両足は繋がっている為か、握っていてもビクともしない辺り「流石児童向けシリーズ」と言った印象。
正面オートボットの総司令官。地球に避難してきた4人オートボット
「チェイス」「ヒートウェーブ」「ボールダー」「ブレイズ」にレスキューボッツとして人命救助に当たる様、指示を出した。レギュラーキャラではない様で、ゲストキャラとしてピンチの時に助けてくれる存在の模様。世界観を
プライム、
アドベンチャーと共有している所がある為、同一人物かと思われますが、プライムでは記憶喪失で
オライオンになっていたり死にかけたり、アドベンチャーでも
行方不明とされていた事を考えると余り深い事は考えない方が良いのかも知れない。部分的に設定を共有している程度の考えで良いかと。
フェイスアップ玩具では角が内側を向いているのが特徴的。幼児向け故に安全性を考慮した感じでしょうか。目が黄色いですが、コレはアニメ本編でも同じ様です。
G1玩具と低年齢層向けで簡易変形をする
ワンステップチェンジャーズ版のオプティマスと比較。G1版のデザインの影響をかなり強く受けているのが判ります。目が黄色な点などもそうでしょうか。ワンステップチェンジャーズは同じ様なシリーズなのもあり、
「児童向け簡易変形シリーズ」=「連動変形」と捕えられている印象を受けます。やっている事がほぼ同じですし。流れ的にはレスキューボッツでのコンセプトを他シリーズに持ち込んで発展させたのがワンステップといった感じでしょうか。
ポージング可動範囲は一切ありません。とにかく変形に重点を置いた感じでしょうか。
以上、
「レスキューボッツ オプティマスプライム」でした。今回初めてレスキューボッツの商品を買ってみたのですが、その丈夫そうな構造に関心しました。外れる様なパーツも無く、折れやすそうなところも無く、非常にガッチリした構造。可動までガッツリ捨ててしまっていますが、頑丈さを考えると悪くないです。塗装箇所もそこそこ多いですが、欲を言えば排気管も塗って欲しかった所。スタンダードなオプティマスなのでデザイン的には面白味は薄いですが
「おもちゃ」としてトランスフォーマーが好きな人には向いている一品だと思います。