2014年最後の記事はトランスフォーマー30周年の今年に相応しいコレにしましょう。
トランスフォーマー ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズより、「AD02 クラシック オプティマスプライム」を紹介。サイズはヴォイジャークラス
パッケージ
如何にもコレクター向けといった感じの、シンプルだけどちょっぴり高級感のあるパッケージ。
裏面の写真は海外版(の試作品)なので国内版とは結構違いがあります。
ビークルモード
G1コンボイを彷彿させる、赤と青の四角いタイプのトレーラートラックのキャブに変形。白のラインもバッチリ!
排気管が一本しかありませんが、コレは最初からそう言う車種なんだとか。
私はてっきり、劇中でボロボロになり過ぎて排気管を一本失っていたとかそんなのだと思っていました。
サイド
海外版と違い、タイヤのホイールも塗装さ済み。
白のラインの上にはオートボットのエンブレムがプリントされています。
トランスフォーム!
ボディを裏返す様に変形!ちょっとタイトな所もありますが、その辺含めていかにもムービーTFの玩具って感じの変形をします。
ロボットモード
ダークサイドムーンまでのオプティマスをベースにG1コンボイっぽくしたデザインのロボットモード。
脚のタイヤの位置や胸のグリルパーツ等、かなりリスペクトされているのが解りますね。
ビークルではタイヤ周りにあったパーツが、ロボットでは肩の特徴的な銀のパーツになる点が個人的にすごい好きなポイント。
肩の排気管、胸の窓やグリルパーツはダミーで、ビークル時とは別のモノとなっています。
ちょっと肩が小さいのが気になるところ。
海外版は拳や足が青く塗装されており、よりG1玩具に近いカラーリングでしたが、国内版は細かい塗装を足して劇中寄りになっています。
フェイスアップ
マスクオフ仕様となっており、口のモールドがビッシリ。
最初はちょっと不満だったのですが、劇中でケイドと良く会話してたので気にならなくなりました。
正面
トランスフォーマー狩りを始めた人類から逃れ、古い映画館で眠りについていたオプティマス。何も知らずに引き取った発明家、ケイドがトランスフォーマーと気付き興味本意で修理した所、復活。
ロックダウンや墓場の風からケイド達を守り、再びトランスフォーマーと人類の命の為に戦います。
墓場の風から逃れた後、新しいビークルにリスキャンしてしまったのでこの姿でいたのは割と短め。
劇中ではもっとボロボロで錆びてましたが、コチラの玩具はG1風カラーで発売しました。
武器の銃
上部スイッチを押すとスプリングでミサイルを発射。
劇中ではダークサイドムーン時と同じメガストライカーと言う銃を扱っていましたが、玩具は製作時に特に指定が無かったとの事から同じくダークサイドムーンでメガトロンが使用していたショットガンのデザインになっています。
デザイン的に本来のグリップとは違う所に持たせる為のジョイントがあり、不自然な持ち方ですがコレはG1玩具に付属の銃のオマージュ。
なかなかニヤリとできる仕様。
ビークルモードでは上部か後部のジョイントにセット可能。
余剰対策もバッチリ。
さらに説明書には無い隠しギミックとして、ショットガンはダークサイドムーンのヴォイジャークラスのメガトロンに持たせる事が可能!
メガトロンにはショットガンが付属しなかったのでコレは嬉しいサービス。
手のスリットにショットガンの出っ張りを差し込んで持たせる事が出来ます。
引き金に指がかかる等、細かい所まで完璧。
側面のジョイントを使えばメガトロンの背中に背負わせる、なんて事も出来ます。
可動範囲はムービーアドバンスドシリーズなだけあって広め。腰も拳も回るし首も引き伸ばせたりと良く動きます。
足首を傾ける事も可能。
肘の位置が若干不自然ですが特に問題は無し。
個体差か、私が所持しているモノは腿のロール軸が堅めでちょっと心配。
G1コンボイ(アンコール版)と比較。
タイヤの位置や武器の持ち方等、意図的に似せてるのが解りますね。
ビークルモードの排気管が二本とかだったら完璧だったかなー。
ちゃんと初代に似せつつ、ムービーのデザインにしているのはお見事。
トランスフォーマー30周年の今年に最新シリーズのオプティマスが、最初のオプティマスを模した姿で出るのはなんだかグッと来るモノがありますね。
ショットガンもメガトロンに対応してたりとプレイバリューもそれなりに高く、面白い一品です。
それでは皆さん、良い年末を。