パッケージ
今回買ったのは海外版なのですが、特に国内版と細かい仕様の違いが無さそうでしたので国内版と同じ扱いで紹介します。パッケージ表のイラストは何故かニトロでは無く４作目のロストエイジに登場した人工TFのKSIボス。ボディのCGモデルが流用だった関係だとは思いますが、変更が間に合わ無かったんでしょうか?

ビークルモード
ジェット機に変形。またしてもライセンス無しのオリジナルビークル。サブラインどころかメインラインの劇中キャラまでライセンス無しが多いというのは少し残念。劇中ではサーブ ３９ グリペンに変形。機首や翼の艶消しブラックが良い感じ。ちょこちょことロボットモードの
パーツが見えてしまっていますが、そこまで気にならない。

横から。
着陸脚があり、前輪なら収納も出来ます。ロストエイジでは飛行ビークル型のTFはスカイドリフト位しかいなかったので飛行系ビークルが久々に出て地味に嬉しい。また、中心部にスタンド用の穴があるので、別売りのスタンド等も使えます。
キャノピーは開閉可能。しかもジェネレーション/レジェンズシリーズのタイタンマスター/ヘッドマスターを搭乗させる事が可能！実写が他ラインの玩具と連動するというのは珍しい。

翼裏には５ミリジョイントでミサイルを装備。３本が繋がって１つになっていいるという少し変わった仕様。

トランスフォーム！意外と複雑で、パーツの噛み合わせ等が結構タイトな印象。翼を折りたたむ事でバックパックになったり、脚をどかしてから機首を腕に持っていく点等、なかなか面白い変形をします。しかし、先述の通り一部噛み合いがキツかったり、やたら外れ易いパーツがあるのが気になった所。ロボットからビークルにする際、脚と翼の固定に苦戦しますねー。

特徴的な翼の変形。巻く様に翼を折り曲げて変形させる事でポッド状になります。この変形が面白い！ただパーツが取れやすいのがちょっと気になる。

ロボットモード
単眼な顔と腕の武器が特徴的な見た目のロボットモード。劇中では４作目に登場したKSIボスのCGにショックウェーブの頭部を付けた見た目をしていますが、KSIボスの玩具は発売しておらず、製品化するのはコレが初。KSIボスは変形する事が無かったのに、モデリングを流用されたニトロの変形可能な玩具が出ると言うのが面白い。股下にもスタンド用のジョイントがあるので使用する事が可能。劇中では首から鎖のネックレスを下げていたり。

正面
ショックウェーブの死を憎む無慈悲なディセプティコン。彼は人類をオートボットと同じように憎んでいる。劇中ではＴＲＦに捕えられていたが、メガトロンの交渉により釈放。その際メガトロンに感謝したり、収容していた人間に軽口を叩いたりとおしゃべりなＴＦ。他にもモホークと喋っていたり、ユニクロンを倒すチャンスを逃したことをぼやいたりと良くしゃべる印象。

フェイスアップ
劇中のデザインとは異なりますが、コレは玩具がコンセプトアートを元にしていた為。頭部や左腕のガトリング等はコンセプトアートの時点ではあったのですが、劇中では予算の都合か頭部はショックウェーブのモデルを流用したモノでした。バリケードもでしたが、玩具はコンセプトアートをベースに作成する為、実際の劇中のデザインとは異なったモノになってしまいます。個人的にはコレはコレで好き。劇中では「ニトロ・ゼウス」と呼ばれていましたが商標登録の都合なのか玩具名に神の名の「ゼウス」が使えなかったのかは解りませんが、製品名は「ディセプティコン ニトロ」になっています。

頭部パーツは何故かタイタンズリターン/レジェンズのタイタンマスター/ヘッドマスター仕様になっており、取り外す事が可能。残念ながら外した頭部は変形しませんが。

互換性があるので他の製品とヘッドオン可能！他ラインと連動可能かつ玩具オリジナルギミックというのが面白い。ただ実写系とジェネレーション系ではデザインが違うので似合う組み合わせは少ないかも。

ポージング
右腕の可動が浅い以外はそれなりに可動しますが、足首の可動が前後のみなのでやや立たせ辛い印象。膝のパネルも可動するのが個人的にお気に入り。

バリケードと。終盤までメガトロンと一緒に行動していたのですが、バリケードは空を飛べないからなのか、いつの間にか出てこなくなってしまい、１作目と同じ様に最終決戦を直前にフェードアウトしてしまいました。ニトロはその後も登場しましたが・・・。

最後はバンブルビーに頭を吹き飛ばされて死亡。しかし最終決戦場までメガトロンと一緒に戦っており、それなりに強い様に感じました。セリフも多く、魅力的な悪役として活躍出来たと思います。玩具では先述の通り頭部を取り外せますので、死亡シーンを再現可能・・・。

以上、ニトロでした。今作で一番好きなキャラクター。劇中ではやられ役ではありましたが出番、セリフ共に多くて印象に残りました。玩具としてはコンセプトアートをベースにしていた為、実際のデザインとは異なる点は多いですが、玩具版のデザインはデザインで好きですねー。