実写作品二作目であるリベンジと、三作目ダークサイドムーンの間に玩具のみで展開したムービーシリーズ、トランスフォーマー オートボットアライアンスより、ディセプティコンの兵士ヘイルストームをレビュー。
サイズはデラックスクラス。
ビークルモードはミサイルタンク。
ダークグリーンのボディに黒のキャタピラ、赤いミサイルが素敵です。サイズはデラックスクラスですが、コックピットのサイズ等から考えるにかなり大きいビークルと考えられます。
横から
オートボットアライアンスシリーズは海外版の「ハントフォーディセプティコン」シリーズの仕様変更版で、緑が黒っぽくなりキャタピラも薄茶から黒に変わりかなりイメージが変わりました。私はこの重々しい国内版のカラーリングが好きですね。
ミサイルポット部分は旋回、上昇可能。自由に角度が付けられます。
後部から飛び出したミサイルを押し込めばそのまま発射する押し出し式ミサイルギミックを搭載。8発全部発射可能です。スプリング系のミサイルと比べて勢いは弱めですが、うっかり暴発してどこかへミサイルが飛んでいってしまうといった心配もありません。
ロボットモード。
ミサイルポットを背中に背負い、猫背で短足のドッシリとしたボディがパワフル。キャタピラを畳む事で出来上がる肩がユニークですね。ミサイルが後ろにながーく飛び出ていますが、玩具っぽさがあり結構好きです。
正面
ユニークな武器のデザインと、とてつもない火力で名を知られるディセプティコン。しかし一方で、彼は恐ろしく不器用であり戦闘を避けようとする性格である事はあまり知られていない。ミサイルを撃ち尽くすとその爆風に紛れて逃げるのが彼の戦法である。
その火力から名は知られているのに当の本人は戦いは苦手と、ちょっと変わった設定。かといって特別戦いが嫌いと言う訳では無いみたいですねー。
余談ですが、実写シリーズ二作目と三作目のゲーム(日本未発売)ではヘイルストームに良く似たデザインの雑魚ディセプティコンが登場します。
バストアップ
細かいデティールや塗装等、こだわりが感じられます。角張った頭部が好きです。
ポージング
関節はあまり曲がらず、せいぜい肘も膝も90度位しか曲がりません。この時期のTFにしては珍しく可動重視ではありません。
「逃げるんだよぉぉぉぉ!」
キャタピラを曲げて肩にする変形や、重みのあるカラーリングと体型によりドッシリとした感じが好みの一体です。玩具オリジナルキャラでも、ちゃんと一体一体のこだわりが感じられるがTFの良さの一つだと思います。