パッケージ
カーロボットが
ロボットインディスガイズ(RID)として海外で展開した時、国内では
スパイチェンジャーとして登場したこのサイズのTFは2体セットで販売されました。
台紙は同時期に発売した「
サイドバーン&デイトナス」と共通の模様。説明書も無ければ個別の設定等の記載も無く、ストーリーのあらすじしかありません。2000~2004の海外TFはこういったパッケージに設定が載っていないのでどんなキャラなのか不明ってモノが結構ありました。個性豊かな設定がウリの一つでもあるTFなのでちょっと残念。
プロール2:ビークルモードパトカーに変形。プロールと言えばやはりパトカー。ボンネットの大きなオートボットエンブレムが目を引きます。ホイールはメッキ加工されているのでギラギラ眩しい。型はスパイチェンジャーのリペイント元でもある
G2で展開された
「ゴーボッツ」と言うミニカーから変形するカテゴリーのキャンセルアイテム。この型はRIDで遂に日の目を浴びる存在となりました。
トランスフォーム!変形パターンはスパイチェンジャー共通。ただし順番が決まっておりボンネットを変形させてからで無いと腕を引き出せません。
ロボットモードボンネットがそのまま胸に来るよくある感じのロボットモード。
スパイチェンジャーは殆ど変形パターンが同じなのでだいたいがこんな感じの見た目です。
G1系にありそうな体系でなんだか落ち着く。
正面
先述の通りパッケージに設定の記載が無く謎のキャラクターでしたがプロール
´2´と言うことでプロールとの関連性を匂わせるキャラクター。カーロボット(RID)のマッハアラートの海外名がプロールなのと、サイドバーン(スピードブレイカー)が同時期に発売したのもありRIDプロールの別の姿では?と思われていました。が、いつの間にか公式TFファンクラブである
「トランスフォーマーコレクターズクラブ」のフェイスブックアカウントの一つである「
ASK VECTOR PRIME」で
「バイナルテック世界のプロールのベータユニットに新しい人格が入り誕生したTF」という設定が付けられたようです。
フェイスアップ
青い塗装で顔のモールドが埋まってしまい、ハッキリしませんがツインアイにマスクといった顏の模様。
サイドスワイプ:ビークルモード緑のスポーツカーに変形。緑の部分は全て塗装なのでちょっと豪華。同時にはがれない様に少し気を使わないといけなかったり。一ヶ所でもハゲたらすごい目立ちそう。こちら(とサイドバーン、デイトナス)もG2ゴーボッツのキャンセルされた商品の型を使っています。
トランスフォーム!変形パターンは先述の通り共通。
ロボットモードサイドスワイプはボンネットが少し長いので角度によっては顔が隠れがち。ちょっぴりカラフルです。
正面
こちらはプロール2と違って未だに設定は無し。サイドスワイプと言えばG1のランボルの海外名ですが、赤くもなければオートボットのスポーツカーといった共通点しか無く。ボンネットが胸、腕がドア、車体後部が足といったパーツ配置はG1ランボルにそっくりなんですけどね。
フェイスアップ
ゴーグルをつけたような頭部。
二体とも可動は腕のみ。武器の銃を構えるくらい。
ビークルモードで武器の銃は足の間に挟む事が可能。アニメに登場したスパイチェンジャー6体では余剰パーツだったのでコレは嬉しい仕様です。銃はさらに小さくなっているので余剰のままだと紛失しかねない。
アニメに登場したスパイチェンジャーの一体、エックスカーと。基本的な構造が同じなのが解ると思います。
EZコレクションのプロールとツーショット!こうやって見ると白いパトカーくらいしか共通点無いですね・・・。
「サイドスワイプだ!道を開けろ!」
G2ゴーボッツはミニカーから変形するだけあってタイヤの回りが良くサイズも他社のコースを走らせる事が出来ました。画像は実写TF時に発売したミニカーシリーズ
「RPMs」のサイドウェイズ。どちらもスルスルとよく走ります。
アドベンチャーの海外タイトルは
「ROBOT IN DISGUISE」!
と言う事で今度は「RID」繋がりでアドベンチャーのEZコレクションのバンブルビー達と。EZコレクションのサイドスワイプは持って無かったし丁度よかった・・・のかな?
キャンセルされた幻の品が復活するというちょっと変わったパターンの商品。シンプルでカッチリした変形は気持ち良く、気軽に弄れていいですね。全て変形パターンが同じなのでどれか一個持っていれば十分、という気持ちも若干ありますが。脚に武器を挟める余剰対策もありがたいですが。サイドスワイプに未だに設定が無いですが、逆に好きに設定を与えて遊ぶのも一つの手かも知れません。