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ギャラクシーフォースの海外展開である「トランスフォーマー サイバートロン」よりディセプティコンの植物学者「ブラッシュガード」を紹介!!
サイズはスカウトクラス
※日本未発売
ビークルモード4WDに変形。玩具としては同シリーズの
オーバーホ-ル(ジャックショット)のリデコ。とは言え、ビークルモードでは特にリデコ要素はありません。寒色系のカラーリングで涼しげ。ホイールまで紺色です。スペアタイヤが上部にありますが、明らかにサイズが違ってたり。フロントにシルバーで謎のマークがプリントされていますが、
エネルゴン(スーパーリンク)シリーズの
ランドクェイクにも同じマークがプリントされており、雪山仕様とかそんな意味のマークなのかも知れません。
サイドこじんまりとしていて可愛い。窓はシルバーで塗装。思いっきり後ろから何か飛び出していますが、これは後述のギミックに関係。
トランスフォーム!ドアを開いて腕を出し、フロントが脚に変形。上部のスペアタイヤから頭部を出せば完成。スカウトクラスらしく簡単な変形。
ロボットモード4WDから変形するのもあってかパワフルな体系。後ろから飛び出る棒は相変わらずそのまま。頭部と胸元の黄緑色のペイントが良いアクセント。肩がリデコされており、元のオーバーホールにあったオートボットエンブレムが削られており、ディセプティコンのエンブレムがプリントされています。胸元のクリアパーツも良い感じですが、コイツが背中から飛び出る棒の原因だったり。武器などは付属しませんが、腕にツメが装備されています。
正面ブラッシュガードは
ディセプティコンの植物学者。ディセプティコンの優位性自体は信じているが、メガトロンには金で雇われてチームに加わっており、ディセプティコンの活動をバックアップするチームに加わっている。植物の持つ蔓や棘、毒に魅了されており、その秘密を解き明かすことを楽しみにしている。彼自身は暴力はあまり好まず、戦闘時には彼が作り上げた植物と対峙する事になるだろう。彼は得たお金を植物への研究と、地球のSF映画に費やしている。
有機物である植物と地球文化に理解を示すディセプティコンというのは珍しい。あくまでも雇われの身である点も含め、意外と穏健派なのかも。あと同型らしくオーバーホールの従兄弟らしい。アニメシリーズには登場しない玩具オリジナルキャラで、後にTCCのタイムライン小説で他の玩具オリジナル系キャラと共に活躍が描かれた模様。
フェイスアップやや顎周りが窮屈というか潰れ気味。目は集光ギミック付きでクリアパープルでぼんやり光る。顔はパールホワイトで塗装。
サイバートロンシリーズ共通ギミックを発動させるサイバープラネットキー付属。デザインは日食をイメージした地球仕様。裏面の4文字のコードは海外版にしか無い要素で、公式サイトで入力することでスペシャルコンテンツが見れた模様。私が入手したモノは中古で、付属のキーが別の玩具のモノが付いていた模様。調べた所、
ダウンシフトに付属していたキーっぽい。
キーを挿してギミック発動!背中にキーを挿すことでスイッチが押され、胸からミサイルが発射されます。設定上は酸だとか。誤飲防止の為にこの長さとは言え、ミサイルの棒が飛び出したままというのはどうなんでしょう・・・。胸からミサイルが出ると言うのはユニークなんですけどねー。
ポージング肩が少し特殊な仕様。横からでは無く後ろのドアから生えているのと、肘が初めから内側に曲がっているのもあり、結構動かし辛いです。この時期にしては珍しく、変形に関係ないのに腰が回ります。
リデコ元の
ジャックショット(オーバーホール)と。リデコと言っても先述の通り、肩しか変更されていませんが。密林仕様と寒地仕様で良い感じに差別化も出来ているんじゃ無いでしょうかね。
ちなみにこのブラッシュガード、イマイチ海外では人気が無かったのか在庫を余らせていたようでして。2007年と2010年に
ユニバースシリーズにおいて、パッケージを2度変えて一部のディスカウントストアなどで売り直していた様です。海外玩具だと再生産とかでは無く、パッケージを変えて別シリーズで売り出したり、ボーナスパックと称して既存製品と抱き合わせにして売ること、ちょこちょこあるんですよねー。
以上
「ブラッシュガード」でした。個人的に涼しげなカラーやユニークな設定なのもあって好きなヤツ。しかし海外では2回もパッケージを変えて売り出されるとは。特に不人気そうな要素も見当たらないのでちょっと不思議。確かに可動には癖がありますが、ディセプティコンの珍しい非戦闘員キャラとしても面白いと思います。