年末ざんす。
実写版トランスフォーマーより、ディセプティコン バリケードを紹介。
サイズはデラックスクラス。
ビークルモード
フォードマスタングベースのサリーン・S281を改造したパトカーに変形。パトランプはクリアパーツです。残念ながら後部窓はクリアパーツでは無いし塗装もされていません。市民の味方であるハズのパトカーなのにディセプティコンと言うのが当時衝撃的でしたねー。なんと言うか悪徳警官みたいな。黒のパトカーってのも日本じゃあまり見かけないのもありカッコいいですね。
劇中のサムをパトカーの姿で安心させておきながら脅す所とか好きだったりします。
劇中でも映し出された「罪人を罰し、服従させよ」のマーキングもしっかりと再現。
バンパーの中にはフレンジーを収納。開いて引っ張り出す事が可能です。
フレンジーは頭と脚を展開する事でロボットモードに変形。流石にラジカセモードにはなれません。
首と腕、膝が可動しますが倒れやすいので要注意。
トランスフォーム!
ビークルモードの側面が丸ごと腕になるのが楽しいです。クリーチャーチックなデザインだからこそ、何時もとは違う変形が見れるのもムービーシリーズの面白さかなーと私は思います。でもこのバリケードには一作目玩具の売りである連動変形、オートモーフは搭載されて無いぞ!残念!
ロボットモード
巨大な腕と逆関節風の脚が特徴的なロボットモード。脚の関節が弱いので立たせるのに結構苦労しました。先述の通り、側面が変形した腕はかなり大きく迫力があります。ロボットモードでもフレンジーを収納、取り出す事が可能。バンパーが丁度胸になるのでG1サウンドウェーブを彷彿とさせますね。
書籍トランスフォーマージェネレーションズvol2によれば、胸から射出出来るのは玩具開発側で決めたギミックで、劇中でも同じ様に発射されたのは偶然だったそうです。
正面
パトカーの姿で地球人を騙す事に快楽を感じる根っからの嘘つき。サムの前に初めて現れたディセプティコン。サムの持っているメガネを狙って襲いかかりました。トランスフォーマー同士の最初の戦闘シーンがバンブルビーとの戦いだったので、印象に残ってる方も多いでしょう。
映画ではいつの間にかフェードアウトしてしまいましたが、小説ではボーンクラッシャー戦の後にオプティマスに倒され死亡、コミック版ではビークルのまま柱に衝突しリタイア、後日談コミックでスタースクリームに助けられる、と各媒体によって扱いが異なります。
フェイスアップ
劇中では銀と黒でしたが玩具では金で塗装されています。個人的にはコッチの方が好きだったり。ただし柔軟素材で出来ているので塗装が剥がれ易かったりするのが残念。集光ギミックで目は発光します。
ちゃんと内側には指のモールドがあります。さらに親指とそれ以外の指が可動。手の開き具合を調節出来ます。
肩のパーツは回して劇中に近いデザインにする事も可能。メカのモールドが出てきて斜めに傾ける事が出来ます。
ギミックとして左腕の肘にあるボタンを押すと腕がスプリングで伸びます。結構勢いが強いです。
実写一作目の玩具は劇中に無いギミックを意図的に入れることでフィギュアと言うより良くも悪くも「映画のキャラクターのオモチャ」と言う仕様になっているのが個人的に好きですねー。
ポージング
思いの外脚の関節がユルくて苦労します。腕は親指が広げられたり肩もスイング出来たりしますが捻りは無理。この頃は今ほど可動は重視されてませんしね。
バンブルビーのライバルみたいな印象が強いバリケード。大きな腕や悪そうだが格好いいデザインが素敵です。フレンジーも付属してちょっとお得感もありますね。脚のユルさがちょっと気になりますが、全体的に遊びやすくて気に入ってます。