トランスフォーマー(実写)より、オートボットの武器のスペシャリスト、アイアンハイド(2007年版)をレビュー。サイズはヴォイジャークラス。私が初めて買ったムービーシリーズのTFであり、当時消えかけていたTFへの気持ちを再燃させてくれた思い入れのある一品です。
ビークルモード
GMのトップキックC4500に変形。パワフルなボディとツヤのあるブラックが力強さを感じさせて格好いい!窓はクリアパーツです。
サイドから
車体から武器が見えてますが、巨大なタンクを付けているかの様でコレはコレでアリだと思いますね
ビークル後部にはオートボットのエンブレムが。劇中モデルでも立体的だったエンブレムをプリントではなくちゃんとモールドで表してあるのが嬉しいポイント。
オートモーフギミック
実写一作目の玩具の共通ギミックとして、一つの変形動作で複数の箇所が連動して変形する機能「オートモーフ」が搭載されてます。アイアンハイドの場合は爪先となる荷台を開くと・・・
ギアで連動して脚のプレート、踵、後輪が同時に変形!この動作は見ていてなかなか面白く、初めて変形させた時は驚きと感動で変な声が出ましたw
ロボットモード
斜めに生えたらボンネットと腕のキャノンが特徴的なロボットモード。まっ黒なボディと各部の金とスチールブルーの塗装やパーツが良い感じです。背中のガワも折り畳まれてコンパクト。劇中と比べてスラリとしてますが、コチラの方が私は好みだったりします。
正面。
オートボットの武器のスペシャリスト。長年のベテランにして温厚なオプティマスを武で支えるチームの要である。怒りっぽいが仲間には優しく頼れる兄貴分であり、両腕のキャノンは自慢の逸品。どんなディセプティコンの影も見落とさない鋭い眼力や、臭いで居場所を察する能力を持つ。動きは遅いが頑丈なボディを持ち、キャノンを地面に放ちジャンプしたり衝撃波を放ち車のタイヤをパンクさせる等、武器を良く熟知した彼ならではの戦術を持つ。
元ネタとなったG1に近い設定を持ち姿こそ違えど「アイアンハイド」であるイメージを崩していません。
私はそのただ銃器をぶっ放つだけでないユニークな戦い方とその頼りになるベテラン的存在感に魅力を感じ、映画を出た後すぐさま買いに向かいましたねー。黒光りするボディも美しく、好きな要素です。それだけに、3作目での彼の死は残念でした。
バストアップ
獣のような感じの顔。目はクリアパーツですが透明度が低く集光ギミックはありません。
右腕のキャノン
劇中のデザインをベースにアレンジが加えられています。腕にジョイントで接続されています。
左腕のキャノン
コチラも同様にアレンジされていて、ミサイルが4本装備されています。後述のギミックの為に、玩具らしさのを足してあえて劇中とは違うデザインなのが面白いですね。
左腕のキャノンを外して右腕に付ける事により合体、ミサイル発射ギミックが解除されます。黒いトリガーをスライドさせる事で押し出し式でミサイルが発射されます。長くてなかなか迫力がありますね。コミック「SAGA OF THE ALLSPARK 」では劇中デザインのキャノンを玩具と同じ様に連結し、巨大な手持ち武器として扱っていました。
拳は5ミリジョイント、左腕のキャノンのジョイントはマイクロンジョイントと玩具ならではの工夫があり、ワクワクさせますね。
可動はそれなりにあり、キャノンを構えさせたりとポージングもしっかり取れます。
一作目の玩具の特徴であるオートモーフも凝っており、玩具としても遊びやすく、ところどころにあるオリジナリティが面白いお気に入りの一品です。