トランスフォーマーの実写映画2作目であるトランスフォーマーリベンジより玩具オリジナルキャラであるディセプティコンの兵士、スラストをレビュー。過去に発売したオートボットのブレイクアウェイのリデコで、G1における同名キャラを意識した商品です。サイズはデラックスクラス。
(2009年日本未発売)
ビークルモードはF35風戦闘機
小豆色の機体がスラストらしさを出しています。さらに、主翼の円に囲まれたディセプティコンエンブレムがG1スラストの特徴である垂直離着陸用ファンを連想させます。形状を変えずに塗装だけでそれっぽさを出す工夫がナイス!クリアパープルのキャノピーがいかにもディセプティコンって感じです。
横から
着陸脚もあり、車輪も回転するので転がし走行が可能。着陸脚の車輪はダミーのモノだったりする事が多く、特にデラックスクラスだとなかなか見られないのでコレはかなり嬉しいポイント。
ロボットモード
斜めに生えた機首のコックピットから生えた頭が独特の体系を造りだしてます。ブースター風に背負った後部エンジンがロボットモードでも飛べそうな感じですね。
正面から。
「戦闘自体は好むが、それは自分が優位な時に限り不利になると真っ先に逃げてしまう臆病なディセプティコン。地球ではオートボットの目を避けて人間ばかり襲うが、ロケットランチャーでも持ち出されてしまうと震えが収まるまて宇宙に逃げ出してしまう」と、弱いモノイジメは好きな癖にかなり臆病な性格といった設定の模様。
臆病な点等、G1スラストを意識しているのが解りますね。
バストアップ
G1の特徴であるトンガリ頭が無く、さらにマスクフェイスと完全に別モノ。しかしなかなかカッコいいデザインでスゴい好きです。
武器
右腕に小型のガトリング状の武器を装備。取り外す事は出来ません。ガトリングの先端を回すと腕の黒パーツも一緒に回るリベンジシリーズ共通ギミックであるメックアライブを搭載。スラストのは簡素で地味なモノではありますが、簡易ラチェット機構でカリカリと回す事が出来ます。
「やーい人間!!」
「うわぁぁロケットランチャーだ逃げろォォォ!」
可動ポイント自体は多いのですが、軸可動だったり干渉箇所が多かったりと可動自体はちょっと狭いかも知れません。手首が曲がるのが表情付けに一役買ってます。
スラスト集合
私はスラストが好きなTFの一体なので手持ちのスラストの名を持つTF集合!
左上からアルマダパワーリンクススラスト、今回のリベンジスラスト、マイクロン伝説スラスト。下段は下からビーストマシーンズスラスト、KRE-Oスラスト、極小変形スラスト、ビーストウォーズスラスト、ユニバースレジェンズクラススラスト、ビーストウォーズリターンズスラスト。G1系をあまり所持してなかったりと中途半端であまりスラストらしく無い連中ばかり揃ってますねw
あまりスラストらしくない形状ですが翼の塗装による工夫や、一つの玩具として見てもなかなかカッコ良く、お気に入りの一体です。