実はブログのデータ容量が結構限界を迎えていたりする。
旧爆丸4期
「爆丸 メクタニウムサージ」のスターターパックにあたる
「爆トリニティ +1000G」より特殊な模様がペイントされた
「フュージョンドラゴノイド」「ラディゼン」「ミュータント クラケノイド」を紹介!
※日本未発売
まずは簡単に
「爆丸」について。底のマグネットが反応することで球体から様々な形に変形するフィギュア本体でる爆丸と、鉄板が仕込まれたカードで主に構成された対戦型バトルホビー。さらにその中にも2006年から
セガトイズが展開した
旧爆丸と2018年から
タカラトミーで展開が始まった
新爆丸が存在します。どちらも海外展開は
スピンマスター社が担当。新旧でルールやカードの種類などに差がありますが、転がして鉄板の上に反応させて変形させるという遊び方は同じ。今回、紹介をするのは旧シリーズの4期に該当する
「メクタニウムサージ」のモノになります。
「メクタニウムサージ」は2011年より展開した4期にしてアニメ最終シリーズ。国内ではアニメは3期で終了してしまったので国内未展開。ちなみに4期は本体にダイキャストを使用したり、別途取り付ける武器
「爆ナノ」やアクションフィギュア
「メクトガン」を推した前期と、ジャンプギミック
「爆スカイレイダーズ」や合体ギミックを推した後期に別れています。同じメクタニウムサージシリーズでもロゴが微妙に違うとか。
パッケージ縦長のパッケージ。商品名が爆トリニティなのですが、同じ名称のセットが過去にも出ている様で、区別し易くするためにパッケージにもある
「+1000G」を付けて呼ぶことにしました。4期後半の商品はパッケージの背景が赤いのが特徴(前期は青)。三種の迷彩塗装がされた爆丸が入っており、デジタル迷彩の
「爆カモサージ」、流れる溶岩の様な形の模様の
「爆ラヴァストーム」、縞模様の
「爆サイクロンストライク」仕様の爆丸が各1体ずつ入っています。さらにその内1体は必ずジャンプ機能を搭載した爆スカイレイダーズ仕様。他にもパッケージに記載されているように対戦時に使用するバトルポイントが3体とも1000G以上であるのも特徴の様です。中身は全て既存製品の色替えで、組み合わせには複数パターンがあるようです。しかし、パッケージにはどのキャラが入っているのかは記載されていない上に、球体状で収納されているので中身を見分けるのは事前に知識がいるかも・・・。ちなみに表のパッケージイラストに描かれている
「オービウム」がこの爆トリニティセットに含まれているアソートは無い模様。
ちなみにこれらの各種迷彩模様はアニメでも少しだけ登場し、透明になる能力を見せた模様。使用したキャラは今回紹介するモノとは違ったようですが。
付属品一覧。スターターパックに該当するということでか、ルールブックと爆丸を変形させるためのゲートカードが3枚、対戦に使うアビリティカードも3枚付属。変形用の説明書といった類のモノは付属しません。カードは他のモノと混ぜてしまったので正しい組み合わせかわからないので裏面にしておく。ランダムかもしれないし。ちなみに国内版のアビリティカードはゲートカードよりも一回り小さく、裏面も模様が違うのですが、海外版はサイズも裏面も違うようです。裏面が青いアビリティカードは恐らく特殊効果的なモノ。ちなみに国内版のルールでは、爆丸本体のみであれば海外版も公式試合で使えた模様。ただしパワーの数値に制限が設けられていたと記憶しています。数値の上限はレギュレーションの更新に伴って引き上げられていたような。
フュージョンドラゴノイド(爆カモサージ版)属性は風でカテゴリーはジャンプギミックを搭載した
「爆スカイレイダーズ」。黄緑に緑とグレーのデジタル迷彩模様
「爆カモサージ」が施されています。三種類の模様の中ではこれが一番好き。4期の爆丸は金属を意識してか、塗装は銀やガンメタによるモノが殆どだったので、他の色が複数色使われたこの迷彩シリーズは随分と鮮やかに見えます。
鉄板が入った専用のカード
「ゲートカード」の上を転がせて変形
(ポップアウト)!通常の爆丸であればそのままゲートカードの上でマグネットが反応して変形するのですが、爆スカイレイダーズはジャンプギミックが発動!マグネット横にある脚パーツが展開すると同時に、勢い良くゲートカードを叩いて上空にジャンプします。それなりに飛び、派手なギミックで面白いのですが、そのまままたカードの上に着地することは殆ど無く、あくまでも玩具面を優先したギミックの模様(ゲームのルール状、カードの上にマグネットが触れないと成功
(スタンド)扱いにならない)。ジャンプギミック自体は初期の頃から存在しましたが、転がす際のテクニックや少しだけ跳ねて奥のゲートカードに着地し易いなど、意外と実用的な面が強かったです。爆スカイレイダーズは玩具的な派手さや目新しさを目的に導入された印象です。新シリーズでもジャンプしますが、あちらは派手に変形もしつつ、ゲートカードの小型かもありちゃんとスタンドもする様になっていたりと進歩を感じますね。
フュージョンドラゴノイドの名の通り、ドラゴンを模して合体機能を備えた爆丸。角は手動で起す必要があります。合体相手である爆丸
「リプタック」と合体することで
「エアロブリッツ」になるのですが、生憎リプタックを所持していないので再現できず。翼にはハメ込み式のパネルパーツ
「爆スナップ」とやらが装備されていますが機能的な特徴は無く。通常カラー版だとユーザーが任意で付けるパーツの様です。
ラディゼン(爆ラヴァストーム版)属性は闇で合体機能を搭載した
「爆フュージョン」仕様。グレーの本体に黄緑色のドロッとした液体が流れたような模様が似合いますね。暗闇で光るネオンカラーの様。
ラディゼンはジャンプせずに普通に変形。ペンギン?型の爆丸。トサカに翼の内側、脚が手動で展開。手動展開自体は対戦時には関係なく、飾ったりフィギュアとして遊ぶ時に見栄えを良くする為の機能と思って良いかと。コイツも合体ギミック持ちで
「ロックスター」と合体して
「ベタコー」になります。ちなみに頭を前向きにして転がすと、結構な確立で変形した際、前に転んでしまうので頭が手前に来る様に置いてから、転がした方が成功しやすいかと。
ちなみに合体ジョイント自体はどの爆丸も殆ど同じで、武器などの取り付けジョイント兼用。ジョイントとその受けがある爆丸同士であれば、非公式でありながらだいたい合体自体は出来ちゃったりします。TFで言う5ミリジョイント的な。
別売りの
「ロックスター」を入手したのでオフィシャルでの
「ベタコー」への合体が可能に。種類、模様共にラディゼンと同じ爆フュージョンで爆ラヴァストーム版。2体で模様も合わせる事が出来ました。ロックスターは虫っぽい見た目?のクリーチャー型の様ですが目が未塗装な為、ただでさえ良くわからない見た目なのにもっとわからないことに。
ベタコーロックスターを手動で変形させて脚を作ったおかげで大きくシルエットが変わっているのが面白い。ラディゼンの脚が腕になり、よりペンギン型っぽくなりました。連結するだけとか、見た目に難アリなモノが多い4期合体系の中では結構凝っている方かと。色も揃えたおかげで良い感じ。
ミュータント クラケノイド(爆サイクロンストライク版)本体が茶色なので属性は土・・・と思いきや実は光。カテゴリーは上下に分離して組み換えが出来る
「爆ミュータント」。茶色のボディに緑色の縞模様が密林迷彩っぽくて素敵。元々は4期前半に登場した型だったので一部パーツがダイキャスト製でしたが、今回のモノはプラスチックに置き換わっています。
エリマキトカゲ?の様なクリーチャー型。ミュータントじゃないバージョンもあるのですが、そちらには別型でエリマキ?はありません。ギミックの都合上、胴体がやや丸っこいです。角と脚、尾の先端が手動で展開させる必要アリ。爆ミュータントは上半身、下半身共に対戦用の数値が書かれており、上半身の数値に下半身を足した数値が、その爆丸の数値になります。
爆ミュータント同士でと上半身を組み替えるギミックがありますが、今回のトリニティパックにはミュータント仕様のモノはクラケノイドしか付属しません。なので別売りの
「ミュータント テイリアン」を用意。ちなみにこちらのテイリアンは4期前半に発売したモノなのでダイキャストパーツが使われています。半分色が違いますが、コレは仕様。上半身が砂色で下半身が黒いバージョンもあるので、上下で色を揃えたければ2種買わないといけない仕様です。
売り方が汚ぇ・・・。 背中のボタンを押してスライドさせる事で、2つに分離します。
バラして2体の上半身を組み替えた所。シルエットに大きな変化はありませんが組み換えを行うことで、下半身の数値が一部隠れたり、逆に隠れていたものが出現するなどと言った変化があります。なので組み替え次第では数値の合計値が変化します。玩具面だけで無く、競技面でも変化があるのが面白い。
さらに面白いことに、組み替えた後も球体に戻すことが可能。個々の変形は違うのに、ここまで出来るのは凄い。国内で展開した競技向きの爆テクでも似たようなギミックがありましたね。
折角なので3種の変形動画も用意。ドラゴノイドはジャンプするのもあって、狙って成功させるのは難しいです。結構リトライした挙句、ゲートカードを多めに敷くことで妥協しました。
以上
「爆トリニティ +1000G」版「フュージョンドラゴノイド」「ラディゼン」「ミュータント クラケノイド」でした。3種とも異なるギミックを搭載したユニークな爆丸たち。どれも別売りの爆丸がいないと合体や組み換えと言った本領発揮が出来ないのは惜しいですが。中身が誰なのか記載されておらず、球体形態で判断するしかないと言うのも勿体無い。どちらかと言えば中身そのものよりも特殊な模様を楽しむ為のコレクションアイテム的なシリーズなのかも知れませんね。